Aug.31pm(Thu.)
■今日という日。早めの午後に帰還。雑用諸々。
19時、早稲田エクステンションカレッジで講師。120分だと思って準備していたら、90分で慌てる。ちなみに今回の講義内容はプールサイドで考えました。と書くと何とも嫌味な感じだが、事実なので仕方ない。家人(大)に話して、「あーだこーだ」と感想をもらい、それも反映している。その頃、家人(小)はビート板でバタ足中だった。プール監視員はさぞ不思議に思ったに違いない。
21時半、赤坂でPV。
23時半、同じく赤坂で打ち合わせ。
26時帰還。
 
Aug.28(Mon.)〜Aug.31am(Thu.)【夏休みin箱根】
■ 夏の休暇は、ここ数年、プールのある近場のホテルでのんびり過ごすことにしている。しかし、今年はギリギリまで日程が定まらず、目をつけていたホテルはどこも満員。「じゃあ、横浜プリンスでいいや」と思ったら6月で閉館していたし。伊豆・箱根界隈を探して、ようやく見つけたのが『富士屋ホテル』。料金を見ると、あれ、スタンダードタイプの部屋だと意外と高くない(実はこれが落とし穴だった)。ということで、3泊4日で箱根へ。しかも行きは普通に小田急線の急行。到着して屋外プールと室内プールで泳ぎまくり。いや、どちらのプールも風情があってよろしかった。ほとんどホテルの敷地内から出ず。思えば敬愛する作家の1人、小林信彦さんも毎年夏には家族と「富士屋ホテル」に泊まると書いていた。細かい感想は略。でも、元麻布界隈の某仕事には反映させる予定。チェックアウト時に会計を見ると・・・げ、宿泊費より飲食代の方が高い。毎回、夕食を館内のレストランでとると、そうなるのも仕方ない。かといって宮ノ下界隈に食事のできる店はなし。食って泳いでまた食って。ある意味、健全な夏休み。
 
Aug.27(Sun.)
■今日という日。
土日関係ない仕事とはいいながら、やはり日曜には疲れが溜まる。おかげで二度寝。
重い身体を引きずって、14時から渋谷で打ち合わせ。
16時から赤坂で打ち合わせ。
その最中、ついつい『24時間テレビ』を15分だけ見てしまう。難病の子供が映っていたが、生きるためのハンディを背負っているという意味では、今や身体的なハンディだけではなく、親による虐待のようなある種の環境的なハンディを背負った子供たちにも黄色いTシャツの愛は差し伸べられてもいいと思うのだが・・・その辺り、どうなっているんだろうか。
打ち合わせ後、原宿で家人たちと合流。買い物。渋谷の『清香苑』で夕食。神泉駅に向かう途中、我が母が若き日に住み込みで日舞を習っていた師匠の家の跡地へ。朧気な記憶を頼りに探す僕の姿を見て、家人(大)曰く、「まるで霊能力者が犯罪現場を探しているみたい」
帰還すると、朝日中学生新聞から昨日送った原稿の一部を修正してほしいというメール。問題となっているのはこんな一文。

『ある衝撃映像番組を見ていた時のことです。中に人が乗ったまま濁流の川に落ちてしまった車の救出劇でした。幸い腰のあたりまでしか水かさがなかったため、川岸にいた人々が流れに入り、車中の人を救出しようとしていました。手に汗握る映像です。しかし、その時、僕は見つけてしまったのです。必死になって救出するある男性のズボンが水の重みでずり落ち、おしりが半分見えていることを』

確かにあんな事件があった後にこれはマズいだろうなあ。ということで、今から別ネタを頭の中から検索せねばならない。
 
Aug.26(Sat.)
■今日という日。
12時から六本木で会議。ある作家がある番組でかつてやったある実験を今回の番組の参考になるだろうと得意げな披露、参考になるだろうと当時の担当Dにその場で電話をかける。しかし、話すうちに彼の表情が曇っていく。小さな声で「テ、テグス?」。武士の情け、それ以上は追求するまい。
14時、赤坂で会議。
16時半、目黒で打ち合わせ。驚きから怒りに変わり、やがて悲しい気持ちになる。
18時半、西麻布で打ち合わせ。野武士のような風貌の作家・一文無君の二の腕にボールペンで幼児が描いたようなイタズラ書きを発見。ん?イタズラ書きじゃない。タトゥーじゃないか。ハンマーヘッドシャークのタトゥー。しかし、あまりに稚拙なのでハンマーヘッドシャークというより、畸形のシシャモのようだ。
夜、夕食がてら久々の『大田尻家』。客が僕しかいなかったので、思わず長居。
  
Aug.25(Fri.)
■今日という日。
11時から虎ノ門で会議。
13時から汐留で会議。
移動中、遅まきながら『トンスラ/都築浩』を購入。あと珍しく『キネマ旬報』も買う。今度こそ劇場で見ないとなあ、『マッチポイント』
時間が空いたので、天王洲アイル内で読書。劇場改装中とはいえ、あまりの寂れぶりに愕然。でも、こんな所に人来ないよなあ。
16時、天王洲で会議。
その後、久々にTMCへ。ウチの事務所が制作協力している特番の収録に途中から立ち会う。
無事、収録を終え、今宵も鮫肌さんと一献。経堂の『らかん亭』
24時帰還。
 
Aug.24(Thu.)
■現在、発売中の『Quick Japan』で「日本をよくするための33の法律」というアンケートに答えている。それはどうでもよいのだが、問題はそこに書かれた僕のプロフィールだ。
「放送作家、作詞家、演出家、舞台脚本家」
確かに舞台のホンはいくつか書いたことがある。だけど演出は口出し程度しかしたことがない。しかし、一番の問題は「作詞家」だ。作詞なんてしたことないぞ。何故、そんな肩書きが記されているのだ。
よし、もうこうなったら作詞家になってやる。『QJ』に書かれた以上、なるしかないではないか。だから誰か依頼してくれ。

■今日という日。
午前中、台本書き。届いた資料が不正確で難渋。
14時、九段下のスタジオで打ち合わせ。道中、武道館の裏を通ったが、江戸城の名残の石段に夏草が生茂っているのが、夏の終わりに染み入る風情。打ち合わせ自体は難渋。ある劇団を丸抱えする番組をやるのだが、その座長が書いた脚本をもう少しバラエティっぽくしてくれという注文。色々言いたいことはあるが、大人なので粛々とアイデアを出す。でも、書き直すのはその座長なんだよなあ。どこまでこちらの意図が正確に伝わったか。
その後、事務所で台本書き。
移動中、『如菩薩団/筒井康隆』を購入。またしても『傍観者』なる発掘作品が収録されている。この3ページのために買ったようなもの。角川文庫のこの再編集シリーズ、ボーナストラックで買わせるCDの再発盤と同じ商法だなあ。まあ、ツツイストにとってはありがたい話ではあるが。
19時、表参道で会議。会議室に某グラビアタレントが普段寝る時に使っている毛布が普通に持ち込まれていた。よく、貸してくれたなあ。
21時、赤坂で会議。そろそろ大詰め。
23時半帰還。2泊3日の東北の旅に出ていた家人(小)が帰宅しており、異常な興奮状態。仕方なく、寝物語。今日は「こけし屋」というタイトルをリクエストされたので、適当に話を作る。オチの前に眠ってくれてよかった。
  
Aug.23(Wed.)
■「俺、若い頃、金を腐らせたことがあるんだ」
あるPが言った。
金を腐らせる?
別に何かのたとえではない。
本当に腐らせたのだ。
ある時、彼のもとに実家からみかんが箱で送られてきた。
その箱の中に、当時まだ現金でもらっていた給料袋がどういうわけか入り込んでしまったのだ。
そして、しばらくして、ふと思い出したのだ。
「あ、もらったはずの給料がない」
血相を変えて探すと、給料袋はみかんの箱の中にあった。
しかし、多忙のためほとんど手付かずのまま放っておかれたみかんは、腐っていた。そして、腐ったみかんに囲まれていた紙幣もまた腐っていたのである。
結局、日銀に持っていって、新しい紙幣と交換してもらったそうだ。

■今日という日。
午前中は地道に自宅で仕事。
14時から渋谷で会議。
17時、六本木で会議。決してテレビでは放送できない話を色々と聞く。
19時、外苑前で会議。
その後、下北沢で家人(大)と合流。家人(小)が旅に出ているので、飲み歩くことになっていたのだ。
そして、かなり飲んで、酩酊しながら帰還。
  
Aug.22(Tue.)
■国際線のCAさんから聞いた話。トイレのチェックをしようとドアを開けると、何やら中から悪臭。床を見ると、なぜか大便が便器の外に。しかもその大便には足あとが。どうやら大便の主が踏みつけていったらしい。ということは・・・と慌てて通路を確認すると、やはり靴底に大便をつけたまま歩いたと思しき跡が。とりあえずトイレは使用中にし、通路には新聞を敷いて対処したそうだ。

■国際線の場合、毛布や椅子のヘッドカバーは毎便換えるが、国内線の場合、使いまわすそうだ。つまり、今、あなたが頭をつけているヘッドカバーは、その数時間前、脂ぎったおじさんが頭を押し付けていたのかもしれない。朝イチならばその恐れはないかといえば、そうでもない。ヘッドカバーは下手すると1週間以上、使い続けられるそうだ。気になった時は「交換して下さい」と申し出たら換えてくれるので、遠慮せず言った方がいいですぜ。

■今日という日。
11時から渋谷で会議。まあ、NHKなんだけど。この局は不思議な局で、4月からスタートした番組なのに、現時点で立ち上げ当初のスタッフが誰も残っていない。お陰で本来必要のない手間が多数発生。
13時、赤坂で会議。
16時半、汐留で会議。
移動中、『MUSIC/CORNELIUS』を購入。そういえばフリッパーズ・ギターも紙ジャケで再発する。なんでこのタイミングなんだろう?
18時、西麻布で会議。
19時半、銀座で取材。まあ、食事をしながらだけど。上記の話はその席で聞いたもの。今回は某代理店の仕切りだったのだが、若手社員が女性たちのエビの殻まで剥いてやっているのに笑った。
もう1軒、今後のスケジュール確認をするため、スタッフだけで他の店に。
25時期間。
 
Aug.21(Mon.)
■親しい某スタッフにお子さんが生まれることになった。出産予定日は12月。もう娘であることはわかっているらしい。

「じゃあ、もう名前とか決めたの?」
「まだ考え中なんだけど、“かのん”とかどうかなと思って。“音”って字を使いたいから」
「花の音って書いて“花音(かのん)”とか?」
「そうだね」

仕事柄、音楽と密接な関係のある彼は、自分の娘の名に「音」の字を入れたいのだそうだ。
実は僕も「花音」という名前が好きで、以前『アフリカのツメ』という番組をやっていた時、加藤ローサ演ずる役にこの名前をつけた。ただ何度注意しても「かおん」と読むPがおり、結局、スタッフ間では「かおん」と呼ばれることになってしまったのだが。あれ?番組内ではなんて呼ばれてたんだっけ?

閑話休題。

もうすぐ父親となるその某氏は、家人(大)とも顔見知りだったので、朝の食卓で、子供のネーミングに関する緊急会議が開かれた。「琴音」「初音」など常識的な名前が出た後、家人(大)が、
「そんなに“音”って字が好きなら“音々”って書いて“ねね”ちゃんは?」
「だったら“音音”って書いて“ねおん”はどうだ?」と僕。
さらにこんな案も。
「観る音って書く」
「それじゃあ、“かんのん”って読まれちゃうじゃん」
「“観音”と書いて“きゃのん”と読ませる。世界に通じる名前だよ」

次第に「音」という字がついていなくても、音楽関係の言葉ならよいのではないかということになり、「フォルティシモ」「スタッカート」「マリンバ」など適当な案が続出した後、今まで黙って話を聞いていた家人(小)がおもむろに口を開いて言った。
「“ンチャ”は?」
「“ンチャ”?」
「やるでしょ。“♪ンチャ♪ンチャ”」
確かに言われてみれば音楽の時間などによく聞く。ちなみに“ン”は休符ですね。
“堀井ンチャ”
斬新でなおかつ音楽を感じさせる名前である。ぜひこれにして頂きたい。問題は「ん」から始まる名前を役所が認めてくれるかだ。

■近所のコンビニでこの暑い最中、もう中華まんが売られていた。そこに貼られた手書きのハリガミには、
「中華まん、はじまっちゃいました」

■今日という日。
早朝から特番のナレ書き。このために昨日から今日にかけてVTRが7本も届いた。1つ1つは3分程度なのだが、色々なDが手分けしているので、バラバラにやって来るのだ。
16時、表参道で打ち合わせ。
17時、麻布十番で会議。昨日までの祭りの名残はゼロ。
20時、渋谷で会議。時間がない。それこそアングルを変えないと乗り切れない。
23時帰還。
 
Aug.20(Sun.)
■今日という日。
以前、体調不良。でも、よく眠ったせいで、昨日よりはいい。
朝から台本書き。下ネタ連発の恋愛番組、そして『風俗刑事』。爽やかな夏の朝とは裏腹の仕事2連発。
ここで力尽き、仮眠。
起きて、『サイゾー』の原稿。今回、ネタが弱いので苦戦。
夕方、決死の思いで家人たちを連れて麻布十番祭りへ。『アバンティ』の出店に顔を出し、そのまま控え室に居座る。その後、半径15メートル前後の徘徊は行ったが、あまりの人出に辟易、すぐさま控え室に戻る。ビールとペンネ。しかし、今日も薬のせいか酔い方がヘン。頭痛。
帰還するなり、倒れるように眠る。
真夜中、バイク便の到着で何度か起される。真夜中に送る時はポスト投函にするぐらいの配慮はしてほしいなあ。家人たちも目を覚ましてしまって文句言われるから。
 
Aug.19(Sat.)
■今日という日。
寝不足、夏風邪、舌炎。体調不良である。
13時、六本木で打ち合わせ。
背中が張ってたまらないので、マッサージに飛び込む。
17時半から事務所で会議。頭朦朧。
21時、麻布十番で打ち合わせ。祭りで込み合う麻布十番に行くとは狂気の沙汰だが、そこに制作会社があるのだから仕方ない。
打ち合わせを終え、祭りの片付けが続く商店街を歩いていると、出店の仕事を終えた『アバンティ』の面々と遭遇。今から反省会ということなので、合流させてもらう。恵比寿のラーメン屋でビール、餃子、腸詰などの夕食。しかし、薬のせいか酒の周りが早い。またしても朦朧して来たので、タクシーにて緊急帰還。
 
Aug.18(Fri.)
■少し前の話である。さる飲み会の席で先についていたある人がワイングラスで白濁した液体を飲んでいた。
「なんですか、それ?」
「マッコリ」
違和感。そして美味そうにも見えない。なぜ、そんなグラスに入れてしまったのか。

■今日という日。
6時起きで台本書き。
並行して家人(小)の発熱でバタバタ。病院に連れて行くとプール熱との診断。流行ってるらしいからなあ。僕は自宅療養のあれこれをコンビニや薬局に買い出しに行く。
そんなこともあって午前〜昼過ぎの会議に影響が。申し訳ない。
15時から汐留で会議。
17時半、赤坂で会議。
19時、「混乱特番」の編集所へ。2時間のナレーション尽くしの特番なのだが、複数の作家が書いているので、そのタッチや言葉遣いが異なる。それを整理しなさいとの仰せ。普通は演出氏がやる作業ではあるが、映像を作るだけで精一杯の状態。なので緊急出動。各作家の書いた原稿があるので、さすがにイチから書くほど時間はかからないが、それでも予想以上に手間取る。しかし、こうして改めて見ると、ナレーションってその人の癖ってあるんだなあ。皆さんも聞き覚えのあるような有名な声のナレーターさんが読むので、その人の声を頭の中でリフレインしながら、整えていく。
結局、終ったのは26時。げ、7時間もかかってるんじゃん。
27時帰還。
 
Aug.17(Thu.)
■今日という日。
あれ、体がダルい。頭が朦朧している。疲労かと思いながら、幸い会議が夏休みなので夕方まで自宅。
16時から表参道で会議。
どうにもこうにもダルいので、無理やり時間をこじ開けてマッサージ。
19時半から赤坂で打ち合わせ&会議。
ここで舌炎が出来ていることを自覚。あ、風邪か。熱が籠もっていると、舌に口内炎が出来る。
急ぎの仕事があるが、この朦朧とした頭では無理。風邪薬とビタミン剤を飲んで寝る。仕事は早朝に回す。
・・・と、真夜中、家人(小)が発熱。寝ぼけ眼で即席氷嚢を作って、頚動脈を冷やす。

あ、そうそう。
「混乱特番」に新たな展開が。
昼過ぎに魔女Pから電話。
「ホント、申し訳ないんだけど、ヤマナさん、明日の夜中に来れない?」
え?
僕が無理やり時間を作ると言ったのは、金曜夕方と土曜の午前中。それなのに、なぜ金曜夜中なんて言い出すんだ?
「金曜のその時間は○○(演出氏)の都合がつかなくて、土曜の昼からはナレ録りしないとまずいので、土曜の午前中じゃ間に合わないの」
とても「SOSが来ても断って下さい」と言った人の言葉とは思えない。
う〜ん、さすが魔女。きっと体のどこかに黒猫の痣があるに違いない。
とりあえずしばらく返事を待ってもらう。
しかし、この時点で腹は決まっていた。魔女に魅入られた以上、逃れる術はないのだ。
2時間後、電話をかけると、開口一番、
「今、○○さん(同じ番組に参加している作家)に偶然会っちゃった〜!」
だから?
魔女には勝てない。
とりあえずPCという名の十字架を携えて、今宵、編集所に参る。

 
Aug.16(Wed.)
■今日という日。

朝早く昨日も書いた「混乱特番」の女性Pから電話があった。
話を聞くと、さらに現場は混乱を極めているらしい。
「SOSの電話かもしれない」
そう思って身構えていると、女性Pは予想外のことを言い出した。
「演出の○○から助けてくれって電話が行くかもしれないけど、断ってほしいの」
あまりに混乱が続いたので、頭のネジがどうかなってしまったのか。
理由を聞くと・・・
「今までかなり僕に迷惑をかけたので、これ以上、迷惑はかけたくない」
「演出氏を甘やかせたくない」
そんな話を徹夜明けのハイテンションでされた。確かに今後のスケジュールを聞いていると、僕が時間を作るためにはかなり無理をしないといけない。やらなくていいと言われれば、こんな助かることはない。しかし、30分後、僕はこう言っていた。
「金曜日の・・・と土曜日の・・・なら何とか編集所に行けないこともありません」
なぜ、言う俺?
「ありがとうー!ホント、ごめんなさいねー」
女性Pの罠に落ちた気がした。さすが「現代の魔女」である。

朝からそんなことがあったので、脱力して予定が大きく狂う。
夕方までかかってなんとか台本を1つ書き上げて送信。

17時から表参道で打ち合わせ。
その後、溜池で作業。
20時半、東麻布の編集所で会議。
帰りがけ、鮫肌さんと2人、下北沢の『和楽互尊』
偶然、ナイロン100℃の女優・峯村さんと遭遇。
「少し太りました?」と言われる。

帰還途中、「混乱特番」(もちろん、そんなタイトルじゃないが)のAPから電話。
「ヤマナさん、金曜日の・・・と土曜日の・・・のお時間を頂けるそうで」
この時点ですでに時間が間違っていた。さらに僕が「無理すれば行ける」というニュアンスがまったく伝わっていない。さらに、
「では、金曜日に打ち合わせに来てもらって、土曜日までにナレーションを
あげてもらうという形で」
またしても間違っている。僕はその時間なら編集所で打ち合わせ&作業は出来るが、それ以外の時間は予定が入っているのだ。つまり家で書いている時間はない。
「○○さん(女性P)と直接、話しました?」
「いえ、僕も伝え聞いただけなので」
すべてこの伝言ゲームがいけない。
しかし、ここまで混乱も極めてくると逆に面白くなってきた。
あと数日、この混乱に巻き込まれることにしよう。
 
Aug.15(Tue.)
■この前、芝居を見に行った時のこと。以前、仕事をしたDとADと劇場で再会した。声をかけられた時、僕が座っていたのは通路に置かれたパイプ椅子。ギリギリにお願いしたので補助席しかなかったのだ。そして彼らが座っているのは、僕の席より一段高い普通席。振り返った僕が見上げるかたちとなる。しかし年齢的・キャリア的にも、彼らの方が腰は低くなる。高い位置から見下ろす腰の低い人。お互い何とも居心地の悪い時間だった。

■編集所が混乱しているかどうかはかかってくる電話でわかる。
昨夜、帰還途中に、AD君から電話があった。電車の中だったので、出られずにいると何度もかかってくる。緊急事態か。駅について折り返しかける。
「なに?」
「すいません!テープを1つ渡すの、忘れていました」
「え、でも、そのナレーションは他に人にお願いしてほしいって昨日、頼んだ
んだけど、聞いてない?」
「あ・・・そういえば、僕、それ隣で聞いていました。すいません!」

帰宅後、珍しく長電話をしていると、再びAD君から何度か電話が入った。
キャッチを取りづらい電話だったので、切ってから折り返しかけると、
「すいません!こちらのミスでした。もう解決しました」
僕の知らないところで何かが起き、そして知らぬ間に解決したらしい。

さらに30分後、打ち合わせに向かうべく歩いていると、またしても電話。
「明日は11時に来て頂けるんですよね」
「いや、それはさっきの打ち合わせで来なくていいって話になったけど」
「すいません!確認して、折り返しかけます」
もちろん、折り返しかかって来なかった。

翌朝。
「すいません!原稿の送り先にアドレス、お伝えするの、忘れてました」
「いや、聞いてるよ。それに原稿も、もうとっくに送ったし」
「すいません!確認します」

もう数日、この混乱に巻き込まれそうな予感(続く)。

■今日という日。
13時から赤坂で会議。
15時、某代理店で打ち合わせ。ラフな格好で行ったため、会社の雰囲気に浮きまくり。
17時、汐留で会議。
18時、銀座で会議。
21時、赤坂で打ち合わせ。
22時半、目黒で打ち合わせ。
25時帰還。
   
Aug.14(Mon.)
■今日という日。
帰省する家人たちを送り出して、13時から神谷町で会議。
15時半、西麻布で会議。
17時半、汐留で打ち合わせ。
時間が空いたので、次の打ち合わせ先、神谷町の編集所まで歩く。
たまには普段と違った道を歩こうと、愛宕山界隈を横切って。昭和の香りのする古い家々が散在している。別に風情があるわけではないが。ゆっくり探険すると面白いかもしれない。
19時、編集所に。修羅場となっていた。あるDが僕の顔を見るなり「これ、絶対に間に合いません」。そんなこと言われても、どうしようもできない。パニックの坩堝の中、ナレ打ち。途中、ある仕事に関する嬉しい電話を頂く。詳しくは書けないし、そもそもビジネスとして成立するかどうかは別問題なのだが、とりあえずすれは嬉しい電話だったのだ。
急いで帰還。打ち合わせを元にナレ書き。その途中、また別件で珍しい電話があり、話しこむ。20分。昔はよく長電話したものだが、最近は仕事の電話を除くと、ほとんど3分以下。
真夜中、打ち合わせをしに新宿へ。この時間なので、飲みながら。
27時半帰還。
  
Aug.13(Sun.)
■あるチャリティライブのチケットが、定価の数倍の値段でネットオークションにて取引されているという話を聞いた。売る奴も売る奴だが、買う奴も買う奴だと思うのだが、それ以前にこの現象が面白くてならないのだ。

■今日という日。
起きると猛烈な二日酔い。そんな体調でグルメ番組のナレーションを書くのは、本当にしんどい。
14時、表参道で会議。
16時、同じく表参道で打ち合わせ。
眠くてたまらず、目に付いた英国式リフレクソロジーへ。足を揉まれながら、30分ほど熟睡。

夜、本多劇場で『宇宙戦争/男子はだまってなさいよ!』を観劇。
感想は略。相変わらずの「バカ力」が全開。頭がクラクラした。
客席で『宝島の地図』のDだった上田君や美人ADと再会。美人AD、ちょっと太ったなと思ったら、何と妊娠7ケ月という話。ビックリ。
ビックリといえば、日替わりでゲストにキッチュさんが登場したのにも驚いた。何でも数日前に見に来た際、出演依頼されたのだとか。
終演後、珍しく楽屋挨拶に。作・演出の細川君、五月女さんなどとも会い、ちょっとした『宝島の地図』同窓会。そういえば、この番組でADをやっていた深田君も、何故か舞台に出ていた。細川君曰く「顔が面白いから」。そんな理由で起用されたそうだ。他にも出演者の大堀さん、観客として来ていた大人計画関係の何人かにもご挨拶。久しぶりに小劇場の空気に触れた。
打ち上げにも誘ってもらったが、さすがに今夜は酒を控えようと思い、失礼する。23時帰還。
 
Aug.12(Sat.)
■今日という日。
14時から築地の朝日中学生新聞社で、中学生相手にセミナー。
タイミング悪く集合時間に雷雨となり、開始が30分ほど遅れる。
その間、窓から雷を眺める。聖路加タワーの避雷針に雷が落ちる瞬間を目撃。いい物を見た。
セミナー自体は、日頃、社会人向けに話している内容は多少アレンジしたもの。課題をやらせると、中学生目線の答えが出てきて面白い。体が弱く入退院を繰り返している子供の親から「この子はテレビが友達なんです」と言われ、「いい番組を作らねば」と思う。
その直後、西麻布で極悪特番の企画会議。まあ、そんなものである。
夜は中学時代の友人たちと渋谷で暑気払い。その中の1人が設計士で、現在、渋谷公会堂の改築を手がけており、本当はその見学から行く予定だったが、仕事が入ってしまい、僕だけ酒席からの合流。2軒目は、センター街つきあたりの『門』へ。しばらく来ないうちに雰囲気変わったなあ。さらに珍しく3軒目へ。この歳になると、みんな色々ある。
久しぶりに記憶なく帰還。目が覚めると仕事部屋の床に倒れていました。
 
Aug.11(c)
■マグロは釣り上げられた後、上になった半身と下になった半身では同じ部位でも値段が違うという話を聞いた。ありえない話ではない。自重で身がつぶれてしまうのだろう。だが、ある漁師がこれを防ぐ方法を思いついた。マグロを立てて保管するのである。接地面が小さければ、その分、つぶれる部分は減る。「なんだ」と思う方法であるが、これが今まで思いつかなかった。マグロはこう置く物という先入観が発想を邪魔してきたのだ。なぜなら、この方法を思いついたのは、最近、マグロ漁を始めた港の漁師だったからである。

■今日という日。
朝から自宅で仕事各種。実家の用事などが割り込んできて、遅々として進まず。
13時から汐留で会議が2つ。
会議途中から体調が悪くなり、夜の会議をすべて休ませてもらって帰還。
寝たり、起きたり。
真夜中に目が冴えてしまい『何がおかしい/中島らも』を熟読。内容は興味深く面白いが、ここまで故人の写真を多用するのはどうか。正直、いやらしい演出だと思う。
 
Aug.10(Thu.)
■今日、入った居酒屋にこんなメニューが。
「農家さんに作ってもらった梅ジュース」
そんなこと言われてもなあ。だいたい「農家さん」って言葉、おかしくないか。かといって「農民さん」というのもヘンだし、「お百姓さん」とは言いづらかったのだろう。ならば、そんな名前にしなければいいのに。

■今日という日。
お、会議が軒並み夏休み。でも、やることはある。
午前中から部屋に籠もって台本書き。経済、日本語、法律。
気分転換に散歩して、アイスを食べて、今度はグルメ。
なんとバラエティに富んだ台本の数々。
18時から溜池で打ち合わせ。
夜、鮫肌さん、西新宿で『サイゾー』の編集者、そして今まで何かとお世話になっている編集者の藤野さんと謎の飲み会。
23時半帰還。
 
Aug.9(Wed.)
■今日という日。
14時から渋谷で会議。蒸し暑い会議室に閉口。局内はいい室温だが、小さな会議室は明らかにそれより温度が高くなっている。
16時半、虎ノ門で打ち合わせ。
18時、外苑前で会議。ハワイ帰りのスタッフが危険なほど黒くなっていた。白眼まで焼けている。
その後、打ち合わせが1つ流れたので、事務所のスタッフと打ち合わせを兼ねて軽く飲む。
23時帰還。
 
Aug.8(Tue.)
■ある会議で飲み物を持ってきてくれた女性ADにこう尋ねられた。
「紅茶とカプチーノ、どちらがよろしいですか」
どこなんだ、ここは?

■雨の影響で小田急線はノロノロ運転。
代々木上原と代々木八幡の間でついに停まってしまった。
停まること2、3分。ようやく、
「停止信号が出ています。しばらくお待ち下さい」
とアナウンス。
その直後、電車が動き出す。
得てしてそういうものである。

■今日という日。
11時から渋谷で会議。
しかし、雨の影響で小田急線が大幅に遅れていて遅刻。11時半に着き、12時には終る。会議といえども、出席する作家は僕のみ。これなら電話とメールだけでもよかったんじゃないのかなあ。
時間が空いたので一時帰還。
自宅で地道にロケ台本を書く。
17時から汐留で会議。19時から銀座で会議。
夜、前々からの約束で家人(大)と下北沢の寿司屋へ。作家の村上さんご推薦の隠れ家的寿司屋。美味かったが、あまりに隠れ家的すぎて、客が我々しかおらず。大丈夫なのか。その後、『bar−closed』に寄って、25時帰還。
 
Aug.7(Mon.)
■今日という日。
12時から神谷町で会議。20分遅れて到着したら、15分で終わった。
13時半から西麻布で打ち合わせ。取材が足りず、ほぼ無駄足。
移動中、青山ブックセンターで『板尾日記/板尾創路』を購入。他人の日記を読むのが好きなのだ。ただし、いい所だけ抜粋した日記は魅力に欠ける。そういう意味では365日、ちゃんと書かれているこの本を良書。ちなみに昨日まで読んでいたのは『いしいしんじのごはん日記』。なにも2冊続けて日記本を読まなくても。
16時、汐留で会議。定刻に行ったら、なぜかすでに始まっており、波に乗れぬまま終了。
17時、麻布十番で会議。外様参入なので、空気読みに徹する。そして、読みにくい空気であった。
続いての19時からの会議を1時間遅刻して行ったら、15分で終る。
すべて中途半端なダメな1日。
経堂帰還後、近所で沖縄そばを食べて、粛々と在宅仕事。

Aug.6(Sun.)
■今日という日。在宅お仕事日。
朝から長尺のナレーション。『本当は怖い家庭の医学』
続いて、VTR台本書き。某特番の第2弾。
炎天下の中、気分転換に散歩して、シャワー浴びて、仮眠して、
今度は企画書書き。
ちょっと早めに家人たちと夕食。残念なことになる。
21時帰還。あれ、気がついたら眠っていた。
 
Aug.5(Sat.)
■CAさんの取材中に聞いた小ネタ。
「国際線のCAが仮眠を取るスペースは秘密の階段をあがった2階にある。そこに2段ベッドがいくつか置かれている。新人は上に寝るというのが不文律。最新の機種ではもう少し個室っぽくなっているらしい。寝る時の格好は上着やスカーフを脱いだだけの状態。つまりブラウスとスカート、スッキングも穿いたままの状態で仮眠するそうだ」
「『お医者様はいらっしゃいませんか』と言われても、ブラック・ジャックじゃあるまいし、医者だってそうそう薬や治療器具などは持ち歩いていないだろうから、たいしたことはできないのではないかと思っていたのだが、実は機内には『ドクターズキット』なる備品があるそうだ。中には点滴やメスなどが入っている。これはCAには扱えないキット。また看護士が使えるのはここまでという決まりもある。ちなみに薬も色々積んでいるが、CAから薦めることはできない。リストを見せて、乗客に選ばせる」

■今日という日。
11時から赤坂PV。
13時半から同じく赤坂で会議。ある番組で、子供にビデオカメラを渡して親の映像を撮ってきてもらったのだが、これが上手すぎて頭を抱える。これじゃあ、スタッフが「こう撮れ」と指示したようじゃないか。でも、実際はこういう光景は撮ってほしいとはリクエストしたものの、サイズや画角などまで細かく指示はしていない。最近の子供はビデオカメラを扱いなれているのか。しかし、上手すぎて困るなんてことは初めて。結局、あえて上手すぎるカットを外して、わざといまいちのカットを入れて、バランスを取ることにする。
15時、表参道で打ち合わせ。また癌の話である。
16時半、市ヶ谷で打ち合わせ。今度は格差社会の話である。
18時、事務所で会議。『アングル』の話である。
19時半、西麻布で取材を兼ねての食事会。いくつかの貴重な話を聞く。
23時半帰還。
 
Aug.4(Fri.)
■今日という日。
11時から虎ノ門で会議。
13時から汐留で会議&2つ、打ち合わせ1つ。
17時半から赤坂で会議。半年に一度の『オールスター感謝祭』。見知ったメンバーが毎回一定期間をおいて集うので、終始なごやかムード。
19時半から築地で会議。
と、この頃、週末&週明けの打ち合わせ依頼の電話が多数。お陰で明日の予定が一気に詰まり、しかもスケジュール帳を忘れて出たため、来週の話はすべて明日以降に再度電話をもらうことに。
21時半、目黒で会議。この番組には「Uガール」という一般人女性が登場する。Uは「ユルイ」の略である。最初、「ゆるこりん」という名前を提案して、会議では受けたが、露骨すぎるので却下となった。だから、ここに残しておく次第。
23時半帰還。
 
Aug.3(Thu.)
■今日という日。11時から表参道で会議。13時半、溜池で打ち合わせ。16時、六本木で会議。18時半、下北沢で打ち合わせ。その流れで鮫肌さん、事務所のホープ・山口と『都夏』へ。座持ちしないので、同じく包装紙が派手なホープ佐藤(♀)を呼び出し『ピーチボーイ』へ。24時帰還。
 
Aug.2(Wed.)
■ちょっと古い話になるが、ランダエタが亀田に幼児用の紙おむつとおしゃぶりを渡したという記事を読んだ時、笑ったのは、渡したという事実よりも、それを渡す準備をしている姿を想像したからだった。詳しくは知らないが、今まで亀田は挑発的なパフォーマンスをしており、そのお株を奪うという企みだったのだろう。ならば、当然、事前にどんなパフォーマンスを行ったら効果的かの打ち合わせも行われたに違いない。亀田を赤ちゃん扱いするというコンセプトを決め、贈り物を決める。
「よだれかけはどうだろう」
「いや、だったら、おしゃぶりはどうだ」
「哺乳瓶という手もあるな」
「赤ちゃんをあやすガラガラもいいんじゃないか。目の前で鳴らしてやればかなり挑発的だ」
「いっそのことおむつにするか」
「おむつの場合、一瞬でそれがおむつかどうか分かるかが心配だ」
「とりあえず全部買ってきて、検討しよう」

■今日という日。14時、渋谷で会議。16時半、表参道で会議。19時、麻布十番で打ち合わせ。21時半、恵比寿で打ち合わせ。この打ち合わせ中、亀田戦を見る。ボクシングには興味ないが、社会現象としては興味がある。色々な意味で見てよかった。23時半帰還。
 
Aug.1(Tue.)
■留守電のこんなメッセージが入っていた。
「後ほどこちらから折り返しまたおかけします」
まだこちらからかけていないのにもう折り返すのか。それとも早くかけろという意味合いなのか。いずれにしろこのメッセージを聞いた時、しばし呆然となったのだ。

■今日という日。
早起きして、二度寝。お陰で体調不良。
昨日、脚本を送ったPから、微調整するよう電話。別にこれが決定稿ではない。あくまで各所に送る検討稿。ここから長い道のりが待っている。
14時、赤坂で打ち合わせ。
15時半、汐留で会議。
渋谷に移動して『「80年代地下文化論」講義/宮沢章夫』を購入、ルノワールで読み耽る。ルノワールは渋谷のオアシスである。
19時、六本木で会議。
22時、渋谷で打ち合わせ。
経堂に帰還後、久々に『太田尻家』