| Apr.30(Sun.) |
■ある番組の資料でSMの女王様が飼っている奴隷に関する取材メモがあった。山中さんという女王様なのだが、資料の中にミスタイプでこんな一文が。
「山名さんがおならをすると(奴隷が)勃起したりし始めてきた」
おいおい、変換する時に間違いに気づけよ!
そして、世界のどこかにいる僕のおならで勃起する男の存在を考え、虚ろな気分になったのだった。
■今日という日。久々に10時近くまで眠り、2階にあがると、家人(小)に「来ちゃダメ!」。こっそり盗み見すると、お医者さんごっこをしているご様子。しかも我が家には風呂場の残り湯を洗濯機に移す先端部が妙な形をしたホースがあるのだが、そのホースが患者の人形に繋がれている。どうやらかなり高度な治療をされているらしい。医学も進歩とともに、お医者さんごっこも進歩しているようだ。
2階は救命救急中なので、仕方なく、仕事部屋に籠もって、ナレ書き。そのうち1つは新番の初回。僕が書いたナレーションで今後のナレーションのタッチを決めるとプレッシャーをかけられ、いつより時間がかかる。
夕方、息抜きで、近所を散歩。「フレッシュネスバーガー」で読書。
帰還して台本書き。夕飯は家人たちと農大生御用達のお好み焼き屋。いつも日曜はがら空きなのだが、今日は満員。これもGW効果か。
帰って、再び仕事。GWかあ・・・。
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| Apr.29(Sat.) |
■某番組で霊能力者に芸能人の自宅を霊視してもらった。
「ほら、ここに子供の顔が」
しかし、ディレクターには何も見えない。怪訝そうな顔をしていると、
「こっちから見ると、よくわかりますよ」
おいおい、見る角度で見えたり見えなかったりって、霊ってそんな物か。
この霊能力者、いい感じにデタラメで、ある女性タレントの守護霊から彼女の将来を見てもらったら、こんな風にコメントした。
「早く結婚した方が幸せになるけど、離婚しやすいですね」
■今日という日。13時から表参道で会議。と思って行ったら連絡ミスで実は赤坂。18時半、赤坂デニーズで怪しい集会。20時、目黒で打ち合わせ。たまには自宅でゆっくり過ごそうとすぐさま帰還。仕事部屋にいると、家人(小)がやって来て、「寝かせて下さい」。というわけで、寝物語を朗読。今、読んでいるのは【きまぐれロボット/星新一】。その後、歌人(大)が我が実家で伯母の都都逸や小唄の本を見て、その歌詞の内容に驚いたという話をアテに飲む。
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| Apr.28(Fri.) |
■この3月まで某番組のデスクだった女性が、4月から他局の通販番組でディレクターをやっているという話を聞いて驚いた。もちろん、ディレクターなんて未経験。よく採用されたものである。
「面接の時、○○のD、やってました、とか言ったんじゃない」
「でも、彼女、ディレクターじゃなかっただろ」
「だから、デスクのDだよ」
■今日という日。午前中、資料の到着が遅れ、会議1つ休んで書き仕事。13時から汐留で会議が2つ。渋谷に移動して打ち合わせ。19時に再び汐留に戻って会議。日テレのロビーで会議したのだが、番組自体はフジテレビの特番。演出氏の都合とはいえ妙な話である。21時から目黒で会議。会議終わり、鮫肌さんと下北沢で飲む。やはり酒には与太話が似合う。25時帰還。
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| Apr.27(Thu.) |
■今日という日。11時から表参道で会議。13時、汐留で食事をしながら打ち合わせ。この春は発展的解体の春。まあ、春でよかったよ。その後、代理店で映画の打ち合わせ。根本的なところで煮詰まる。今回、この話はある事情があって僕の元に来たのだが、そのある事情のおかげで撥ねられるアイデアもある。針の穴を通すような作業。今回もいくつかの断片をもらって、GW明けまでに僕がまとめることに。不思議なもので、歩いていると急に会議で挙がった断片が連結を始める。他のアイデアが浮かんでくる。沈黙は多かったが、いい感じに頭を使った会議の証。慌てて道端でメモ帳を広げ、頭の中に浮かんだあれこれを記録する。移動中、待望の『壊れ方指南/筒井康隆』を購入。スゲー!もうなにがなにやらわからない。スゲー!17時半、西麻布で会議。20時、赤坂で会議。22時半帰還。今夜は台本山脈。
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| Apr.26(Wed.) |
■今日という日。昼間の会議が2つ休みになった。そこで朝昼兼用の食事を兼ねて家人(大)とともに馬事公苑まで散歩。温かいせいか馬臭い。農大の博物館に併設されたカフェで食事。クリオネと50種近いニワトリの剥製を見る。いざ見ると宮崎地鶏はでかい。無料配布していたトマトの苗をもらう。実は朝から熱っぽかったのだが、帰還したら本格的に体調悪化。いつもなら制作会社に赴いて行う作業をFAXとメールで済まし、残る会議も病欠させてもらう。仮眠を繰り返しながら、なめくじのごとく仕事。某番組の担当回のゲストに中川翔子がゲストに決まったとメール。色々な番組の担当回のメインゲストに彼女が入ったのは今月で3回目。いくら売れているとはいえ、これは異例。何かの縁。俺も明日から堂々と「しょこたん」と彼女のことを呼ぶか。呼びません。
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| Apr.25(Tue.) |
■最近、「スポーツ忍術」なるものがあるそうだ。
忍びが、そんなスポーツマンシップに則ってどうする?
■行き着けの飲み屋の店主に聞いたお話し。
泥酔した常連客の女性、店を出るなり、突然、店頭の花壇に自宅の鍵を埋め始めたそうである。
まったく意味がわからなくて、素敵な行動である。
■今日という日。12時から六本木で会議。15時、表参道で打ち合わせ。17時からお台場で種蒔き的打ち合わせを2つ。ジャストアイデアでちょっといい企画を思いつくが、果たしてちゃんと育つかどうか。種も大事だが、土壌も大事。車で送ってもらったこともあって予想外に早く経堂着。駅前のカフェで宿題を片付けて、久々に『大田尻家』。気がつくと「子供向けの蓑を売り出したら売れるか?」という話をしていた。23時半帰還。
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| Apr.24(Mon.) |
■テレビを見ていたら、生理用品のCMで、こんな光景が流れていた。
「ナプキンに寝そべる美女」
肌触りのよさをアピールしているのだろうが、何も寝そべることはないだろう。
男にとって生理用品の世界は、冥王星ぐらい未知の世界である。
■今日という日。13時から汐留で会議。移動中、須田さんが監修を務めた『モンティ・パイソン研究入門』を購入。パラパラと読むうちに、今の芸人ブームとパイソンを融合したような企画を思いつくが、持ち込む宛がない。15時から虎ノ門で会議。意外と長引く。間が空くので、一時帰還。自宅で台本書き。と、22時からの打ち合わせを別日にしてほしいと電話。ラッキー。あと、ちょっと大人げない対応のメールを返信してしまう。窓の外も己の中も春の嵐。今夜はおとなしく仕事にいそしむことになる。かつて友人の女性脚本家がこんな風に言っていた。「私たちの仕事ってさ、どんなに辛いことがあっても、仕事に熱中している間は、そのことを忘れるよね」。なるほど。
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| Apr.23(Sun.) |
■今日という日。午前中、家で仕事。何か体が重い。午後、家人たちと無目的のまま下北沢へ。サラダボウルが欲しかったのだが、気がつけば写真を入れる額を買っていた。お目当ての店がなくなっている。下北沢は変化の速度が速すぎる。数年前まで下北沢に住んでいたが、あの頃より確実に速くなっている。経堂に戻って、マッサージ。背中がかなり軽くなるが、腰はこの程度では快癒しない。先日、棋士の方に教えてもらった整体に行きたいが、場所が遠いのでなかなか時間がとれない。帰還して台本書きを少し。夕飯は、昨夜の集いで知り合ったご夫婦がやっているイタリアンへ。地元漬けの週末だった。
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| Apr.22(Sat.) |
■今日という日。午前中は『サイゾー』の原稿書き。家人たちと『からから亭』で昼食。昼間のビールは休日の特権。戻って仮眠して、台本書きの嵐。夜は駅前の『鳥へい』へ。須田さん主催の経堂系の人々が集う飲み会。相変わらず多彩な面々。普段は耳にしないような話を多数聞く。
興味深かったのは、八丈島の復興の話。知らないうちに八丈島はかなりだめなことになっているらしい。3軒あったホテルのうち、2軒がつぶれてしまったそうだ。それじゃあ、島の経済が大変なのではと思うのだが、島民たちは自己完結しており、積極的に観光客を呼ぶつもりがないらしい。それでは八丈島に未来はない。そこで島起こしのプロジェクトが始まったのだそうだ。初期には某放送作家氏も参加していたらしいが、あまり金の匂いがしないと察したのか、途中で消えた話など裏話も教えてもらう。
裏話といえば、棋士の方から聞いた、将棋の名人戦の移籍をめぐるトラブルの話がかなり面白かった。残念ながら、どれもあくまで酒の席でのみの話なのでここには書けないが、話を聞いていて思ったのは、子供の頃から将棋しかやって来なかったプロ棋士たちが、いっぱしの大人のように政治的な動きをするのには、無理があるのではないかということだ。名人戦問題は、まだまだ紛糾するらしい。
23時半帰還。
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| Apr.21(Fri.) |
■今日という日。7時起きで台本書き。11時、虎ノ門で会議。13時、汐留で会議。14時半、某代理店で映画企画の打ち合わせ。監督も登場。以前、ちょっとだけ仕事したことのある方だったので、ほっとする。17時、表参道で打ち合わせ。19時、恵比寿で会議。21時、目黒で会議。23時、虎ノ門で打ち合わせ。24時半、市ヶ谷のデニーズで事務所の面々で集まる。帰還中の車の中で寂しい知らせを聞く。まあ、それもまた春。
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| Apr.20(Thu.) |
■今日という日。14時から渋谷で会議。終わり間際に偉い人が乱入して来て、いつもより長引く。16時半、虎ノ門で打ち合わせ。これまた長引く。20時、赤坂で会議。22時、表参道で会議。帰還して原稿を書くうちに明け方。
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| Apr.19(Wed.) |
■知人が沖縄行きの飛行機の中で財布を盗まれた。財布の中には現金15万円と免許やカード類。多忙な彼にとって、結婚後、妻と初めて行く旅行だった。
「今回は高い授業料でした」
こういう時、よく「授業料」という言葉を使うが、今回の事件から彼は何を学んだというのか。そう尋ねると、彼はしばらく考えた後、こう答えた。
「日本も結構、危ないってことですかね」
15万円も払わなければ、そのことに気づけなかったのか。
■今日という日。14時、渋谷で会議。17時、西麻布で打ち合わせ。18時半、外苑前で会議。その後、大学時代の友人と軽く飲む。もしかすると仕事の接点が出来そう。23時半帰還。
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| Apr.18(Tue.) |
■知人がマンションの頭金を払っておきながら、急遽、キャンセルをした。
決して安くないその頭金は当然、無駄となった。どうして知人はそんなことをしたのか。それはある日、こう言われたからである。
「あなたが書斎にしようとしている部屋に悪い女性の霊がいて、もしそこに住んだら3年以内に取り殺される」
なんでも、マンションを建設中のその土地には、江戸時代、遊女の無縁仏を葬る寺があり、今でも彼女たちの念が残っているのだという。
僕は霊という物を信じていない。しかし、最近は信じる人を否定する気もない。要は価値観の違いだからだ。だけど、今回の話を聞いて、いくつかその霊能力者に尋ねてみたい疑問はあった。
「どうして、この手の悪い霊はほとんど江戸時代のものなのか?」
江戸時代よりもっと昔にも無惨な死に方をした例は多々あると思うし、その後も関東大震災や東京大空襲で無念の死を遂げた方々は多数いるはずである。だが、この手の因縁話に登場するのは圧倒的に江戸時代。しかも「遊女の無縁仏」というわかりやすい設定は、あまりに安易に聞こえるのだが。
「どうして、彼の部屋に憑いたのか?」
今回、知人が買おうとしたのは高層マンションである。数百戸は入っている。その中で、なぜ、彼の書斎に憑こうと霊は思ったのか。しかも彼の部屋は7階。土地に憑いた霊はそんな高さまで上ってくるのか。
こういう疑問を抱くと、「部屋ではなく人に憑くんだ」と言う人がいる。じゃあ、どこで憑いたのだろうか。マンションはまだ建設中であり、知人は敷地内に足を踏み入れたことはない。それともモデルルームで待っているのか。誰かに取り憑こうとモデルルームで待つ悪霊。まさか。
純粋な好奇心として上記のような質問をしてみたいのだが、ちゃんと答えてくれる霊能力者にまだ会ったことはない。
■今日という日。12時から六本木で会議。16時、汐留で打ち合わせ。17時、赤坂で打ち合わせ。その後、事務所に。21時半、表参道で食事をしながら打ち合わせ。23時半帰還。
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| Apr.17(Mon.) |
■今日という日。早起きして自宅仕事。14時半、神谷町で会議。16時、目黒で会議。18時、表参道で打ち合わせ。夜、樋口さん・鮫肌さんと中目黒の『元旦』へ。旬の筍、初鰹などを貪り食いながら、諸々ディープな話。さらに『bar−closed』へ。この店のオーナーの一人、ナポレオンズの方にマジックを教えてもらう。教えてもらってもなおも出来ない。マジックは難しいよ。
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| Apr.16(Sun.) |
■今日という日。朝から書き物の嵐。午前から長めのナレ書きが3連発。
間に「甘えさせてください」という気持ち悪いメールとともに、明日収録の新番組のVTRが送りつけられてくる。よりによってこんな日に!ヒゲ面の山男みたいな奴に甘えさせる余裕はないが、まあ、仕方あるまい。今日の予定に割り込ませる。お陰で散歩に行く余裕もない。まあ、1つ片付けてはお茶を飲み、1つ片付けては家人(小)のピアノをいじり、1つ片付けてはパレードとかしてるんだけど。鉄道マニア、病気、工場見学と内容もバラバラのナレーションを書き終えたら、もう18時。大急ぎで3日遅れの短い台本を書いて送信。さあ、夕飯だ。家人たちと『ルナ・ピエナ』へ。家人(大)がウチの伯母から聞いたという伯母の若き日の話を聞いて驚嘆。すごいよ、昭和初期の話は。家人(大)曰く「まるで福田和子みたい」。あ、別に人を殺めたわけじゃないですからね。流転の人生の感じが。波乱万丈。
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| Apr.15(Sat.) |
■街角で見つけた黒い笑い。
三井住友銀行の住宅ローンの広告である。
「ネットなら繰上げ返済の手数料がゼロ」
「ATMの時間外手数料がゼロ」
ローン返済者の負担を軽くするためのサービスが並ぶ中、こんな項目が。
「ガンと診断されたら住宅ローン残高ゼロ」
確かにガン治療には金がかかる。死亡率も高い。とはいえ、こう堂々とうたうのもなあ。このサービスを利用した人はもういるのだろうか。
■今日という日。14時から下北沢・本多劇場で【カラフリメリィでオハヨ/ナイロン100℃】を観劇。初演から見ているから、もう4回目。かつてあれだけ見た芝居も最近はとんとご無沙汰。久々に見たら、新鮮かつ刺激だった。今年はもう少し劇場に足を運ばなければ。感想は略。ラストシーンは前回の方がもっと派手だった気もするが、記憶違いか。『花泥棒』で観劇後の火照りを醒まして、事務所で打ち合わせ。劇場のテンションを引きずりつつ。おかげで頭の中に多数の???が浮かんでしまう。打ち合わせ終わりで、すぐさまゴールデン街へ。須田さんが臨時店主を務める『マチュカバー』へ。CMなどを作ってる藤本君や、遅くなって松尾さんも登場。24時半帰還。
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| Apr.14(Fri.) |
■今日という日。午前中、家の事情でバタバタ。13時から汐留で会議が2つ。17時半、表参道で会議。1時間で終わると言われたのに長引き、中抜けして別打ち合わせをしてまた戻るという離れ業。しかも中抜けしてやった打ち合わせはその場で企画書を見せられ、その場でアイデアを出せという無理難題。脳から嫌な汁が出る。戻るとタイトル案に煮詰まり中。そこで先日読んだ本のタイトルをもじった案を出したらすんなりOKに。つまらぬ本だったが、こんなことに役に立つとは。22時、目黒で会議。これも1時間遅刻しての参戦。いかんなあ。24時半、事務所で打ち合わせ。久々に作家が顔を突き合わせ真剣に話しこむ。28時帰還。
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| Apr.13(Thu.) |
■ある番組にとても恰幅のいい女性スタッフがいる。以前、彼女は出演者にどれだけ飯を食べるんだと尋ねられて、こう答えたそうである。
「8合です」
お前の家は合宿所か!どんなお釜で飯を炊いているんだ。
ちなみに彼女の好きなおかずはカラアゲである。
■今日という日。14時から渋谷で会議。16時、電通で打ち合わせ。何か映画の企画に参加して欲しいという依頼。依頼のわりには断ることができない事態になっている。とりあえず資料をもらって読むことにする。17時半、西麻布で会議。これが難渋。でも、月曜収録なので、と途中で抜けるわけにも行かず、次の会議を止む無く欠席。23時帰還。
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| Apr.12(Wed.) |
■今日という日。12時から事務所で緊急幕僚会議。14時半、渋谷で会議。次の会議がなくなったので、時間に余裕。『BOOK1st』で『演劇は道具だ/宮沢章夫』『文藝夏号』を購入。HMVで『メリンダとメリンダ』『銀河ヒッチハイクガイド』を購入。17時半、溜池で事務所スタッフと打ち合わせ&作業。その後、某局のPに「たまには食事でも」と誘われて、目黒川沿いのジンギスカン『ふじや』へ。美味。さらにもう1軒と隣のバーに入ったら、作家の田中伊知郎君がPと同じ会社の重役秘書と逢引き中。邪魔するわけではないが、隣の席しか空いていなかったので、そこに陣取りみんなで飲むことに。まあ、僕はいいけど田中君には悪いことをした。24時半帰還。
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| Apr.11(Tue.) |
■駅のトイレの入ると、目の前の壁に造花が飾られていた。景観をよくするための心遣いだろう。だが、どうにも気になることがあった。その花はガムテープで壁に貼り付けられているのだ。花を飾る心と無骨なガムテープを許す心。そのギャップが僕にはわからない。
■今日という日。たまたま2日続けて、家人(小)が集団下校してくる時間に家にいたので、家の前で待ち構えていた。すると、今日、僕のいないところで、家人(大)に、僕が「引き籠もりじゃないか」と尋ねたそうだ。家にいる=引き籠もり。微妙に言葉遣いを間違ってますね。13時半、目黒で打ち合わせ。16時、西麻布で打ち合わせが2連発。19時半、銀座で打ち合わせ。速攻で帰還。粛々と台本書き。
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| Apr.10(Mon.) |
■今日という日。昨夜、オンエアチェックしながら、珍しく自宅で飲みすぎ。家人(大)の田舎から美味い日本酒が山のように届いており、叩いた梅干と蕎麦の実を揚げた物を和えた肴を舐めながら飲んでいたら、ついつい過ごしてしまった。14時、汐留で会議。17時、天王洲で会議。夜、関西から上京した知人と渋谷で飲む。久々の再会。関西の演劇人の動向を教えてもらう。数年前は足繁く大阪に通ったものだが、ここ1、2年はとんとご無沙汰。観劇自体ご無沙汰。23時半帰還。
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| Apr.9(Sun.) |
■納豆が駄目である。別に関西人というわけではない。家族はむしろ納豆好き。でも、何故か僕だけ納豆が食べられない。
そんな僕もかつて一度だけ納豆を口にしたことがある。それはだまし討ちみたいな形だった。あれはコロンビアのスタジオだったと思うから、確か『ブルーフィルム』というCDを作っていた時か。差し入れでおにぎりを持ってきてくれた人がいた。丁度、空腹だったので、早速ひとつもらった。まわりにゆかりをまぶしたおにぎりだった。かぶりついた途端、鼻の奥に不快な臭気を感じた。こ、この臭いは、まさか。齧りとったおにぎりを口の中に残し、断面を見ると、糸をひいている。豆が見える。納豆だった。なんで、ゆかりのおにぎりの中に納豆が入ってるんだ?どんな罠だ。ひどい不意打ちである。でも、吐き出すわけにはいかなかった。目の前におにぎりを差し入れてくれた当人がいたからである。仕方なくジュースで流し込みながら、何とか食べたが、しばらくの間、口の中に臭いが残っている気がしてたまらなく嫌だった。
それが僕の納豆童貞喪失の瞬間である。幸い、それから10年近く、納豆を口にすることはなかった。このまま一生食べずに済むとさえ思っていた。しかし、再び悪夢はやってきた。
舞台となったのは、いつも行く飲み屋。カウンターで飲んでいると、顔見知りの女性客が「一人じゃ食べきれないので」と料理のお裾分けをしてくれた。小皿の上には彼女が頼んだサラダと黒い板状の揚げ物が乗っている。どうやら海苔を揚げたものらしい。ありがたく頂いて、揚げ物を口に入れた。その瞬間、口の中に嫌な臭気が広がった。齧った断面を見ると、そこには糸引く豆の姿。慌ててメニューを見て、めまいがした。「納豆はさみ揚げ」。どう見てもこれである。いや、別に彼女に悪意があったわけではない。僕が納豆嫌いだということも知らないはずだ。あくまで彼女は善意で僕にそれをくれたのである。ここで残すわけにはいかない。ビールで流し込む。何とか納豆はさみ揚げを平らげ、今度はサラダをよく見て、目を疑った。アボガドのサラダだった。僕はアボガドも苦手なのである。
善意は時として暴力となることもあるのだ。
■今日という日。14時から表参道で深夜特番のシミュレーション。18時、六本木で打ち合わせ。速攻で帰還。家人たちと夕食を食べに出る予定だったが、家人(小)が半眼状態。急遽、デリバリーのピザの変更。まあ、仕事が詰まっているので、その方がよかったが。
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| Apr.8(Sat.) |
■今日という日。13時から渋谷で『アングル』担当回。1勝1敗な感じ。16時、お台場でPV。20時、虎ノ門で会議。22時、帰還。
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| Apr.7(Fri.) |
■久々にCMを見て恋をした。アオハタのCMである。早速、出ている女の子についてネットで検索。お、市場紗蓮っていうのか。なるほど。年齢は・・・中学生。い、いかん!このことはここだけの秘密にしておこう。
■今日という日。11時から虎ノ門で会議。諸事情あって長引き、次の会議を休ませてもらう。15時、汐留で会議&打ち合わせ。18時半、恵比寿で会議。21時、東麻布の編集所で会議。会議で一緒だった鮫肌さんと下北沢へ。今夜も『鳥海亭』。26時半帰還。
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| Apr.6(Thu.) |
■今日という日。
午前中、家人(小)の入学式に行く。我が家から小学校まで徒歩5分。途中、通行人など眼中になく歩道で記念撮影をしている親子多数。そういう非常識な連中には気を使うことなく、カメラを構えていようが気にせず歩いていく。
世田谷区のモデル校ともなっている、その小学校の校内は僕が子供時分とはかなり違う。1年生の教室には廊下側の壁がない。廊下があるべき場所はフリースペースとなっている。そしてその片隅に職員室とは別に先生たちの「たまり」がある。最近の小学校にはそういうスタイルが増えているとは知っていたが、いざその場に立つと不思議な感じがする。隣の授業の声が聞こえてきてうるさくないのだろうか。今度、授業を見に行った時に確認してみよう。
名簿を見ると、外国人あるいはハーフの子供も目立つ。体育館で待っていると、家人(小)が手を繋いでやってきたのは、白人とのハーフの男の子だった。
入学式の内容そのものを昔とさほど変わらない。気になったのは、むしろ親だ。小さい子供を連れてくるのは構わない。しかし、そいつらが「ギャーギャー」と叫びながら走り回っているのを放っておく神経が信じられない。しかも夫婦で来ていてだ。今後、そういう常識のコードが違う連中と必ず何かの摩擦が起きるに違いない。面倒な話である。
家人(小)の担任は、入学式だというのに紫色のアオザイ風の服におかっぱ頭。舌足らずな喋り方。ちょっと不安になるが、すべては初めての体験、この事態を楽しもうと思う。
14時から渋谷で会議。
15時半、同じく渋谷で会議。例の外国人に日本語を教える番組、面白いけど手間のかかる要求をされ悩む。当初は留学生が登場する1分半の基本スキットで、毎回、オチがあり、しかも全23回でストーリーが進行してほしいという話だった。それは何とかクリアした。実はこの他にもう1つ、同じく1分半の応用スキットがあるのだが、最初の予定では、その部分は日本人の高校生を使った擬似ドキュメンタリーのはずだった。しかし、その部分もドラマにして欲しいといわれた。しかも基本スキットとゆるやかにリンクしたドラマに。凝れば面白いと思う。例えば#5の基本スキットのエピソードが#7の応用スキットのフリになっていたと後でわかるとか。でも、それをやるためには、緻密に設計図を描かなければ無理。かなり手間がかかる。でも、どうせ乗りかかった船。やるならばちゃんとやりたい。悩ましい。
17時半、西麻布で会議&打ち合わせ。
21時、赤坂で会議。
23時帰還。
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| Apr.5(Wed.) |
■今日という日。13時半、渋谷で会議。16時、西麻布で会議。18時半、外苑前で会議。20時、表参道で打ち合わせ。本日は以上。その後、新宿で知人と会い、飲む。積もる話をするうちに夜更け。京王線事故の影響で、悪質な乗車拒否にあい怒髪天を突く。
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| Apr.4(Tue.) |
■会議中、どの昆虫に噛まれると痛いかという話になった。「カミキリムシだ」「いや、意外とバッタ系も痛い」と盛り上がる中、女性Pが割り込んできた。
「ゴキブリも噛むわよ」
「え、ゴキブリに噛まれたことあるんですか」
「うん。部屋でゴキブリを捕まえた時」
なんでもその女性P、部屋に現れたゴキブリを捕まえようとしたが、手元に適当な物がなく、仕方なく素手でゴキブリを捕まえたというのである。
「よく平気ですね、ゴキブリを素手でなんて」
「だって、ゴキブリもただの虫じゃない」
いやいやいや、普通、女性は虫というだけで触れない人も多い。ましてやそれがゴキブリだったら・・・。
「で、捕まえた後、どうしたんです?」
「噛まれたんで、ギュっと握ったら、中から何か出てきて。その後、大変だったわよ。何度も何度も手を洗って。香水つけて」
■今日という日。12時から六本木で会議。15時半、渋谷で会議。18時、汐留で会議。本日は以上。新宿で家人(大)と落ち合って軽く食事をして、ゴールデン街・『マチュカバー』へ。フリーのマーケッター、落語家など相変わらず個性豊かな客層。女主人が「私は男の人の顔を見ただけで、その人のはいているパンツの形が当てられる」と自慢していた。どんな自慢だ?
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| Apr.3(Mon.) |
■ある知人はボーイスカウト時代に「過呼吸遊び」なるものをしたそうだ。過剰に呼吸をすることで、一種のトリップ状態になるらしい。なんとも不健全なボーイスカウトである。
■今日という日。10時半から虎ノ門で会議。13時から神谷町で会議。16時半、渋谷で打ち合わせ。時間が空いたので、公園通りのマッサージ屋で鉄板のごとき背中を揉み解してもらう。夜、南青山で『世界遺産』の演出氏の独立祝いに。彼とは、10年ほど前、僕が小僧時代にTBSの深夜でやっていた『シ・ン・ク』という10分の帯番組で知り合った。今回の集いは何と会費タダという太っ腹。タダほど高いものはない。いずれ何かの形でお返ししなければ。途中、『世界遺産』のテーマ曲を作曲した鳥山雄司さんのギター生演奏もあり、眼福ならぬ耳福のひと時。帰りがけ、記念品として方位磁石を頂く。演出氏がイタリアの羅針盤発祥の地で見つけた、羽根の生えた羅針盤がプリントされたオリジナルの方位磁石である。いいセンスしてるなあ。本とCD以外ない我が仕事部屋に貴重なインテリアとなった。22時半帰還。
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| Apr.2(Sun.) |
■今日という日。
昼過ぎから家人たちと梅が丘の羽根木公園に行く。
花見客の端に陣取り、遠めに桜を見ながらお弁当。ただしちょっと寒い。
帰還して昼寝。
1時間ほど仮眠して、台本書き。
大雨の中、何を思ったのか家人たちはスーパー銭湯に行ってしまった。
夜は粛々と台本書き。
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| Apr.1(Sat.) |
■今日という日。色々あった1日だった。
■朝からシミュレーション。仕事ではない。家人(小)の登校シミュレーション。家人(小)は来週から小学校に通う。しかし、朝7時に起きる予定が、いきなり寝過ごす。仕方なく40分押しでスタート。着替える、朝ごはんを食べる、顔を洗う。そして学校まで歩いていく。玄関から校門まで、徒歩5分。無事終了。
■午後から、永田町の編集所へ。来週オンエアの深夜ドラマ『カプセル』のラッシュを見に行く。いわゆるオフラインチェックなので、会議室か何かでやるのかとおもって行ったら、試写室だったのでビックリ。問題のラストは紆余曲折あって、元の形に。セリフは、細々と監督の手が入っていた。別にそれは構わない。僕の書く脚本はセリフの量が多すぎるのだ。ついつい「現実の自然な会話」を意識して書くので、ドラマとしては冗漫であり、何より映像がもたない。刈り込んでもらって、かなりすっきりしていた。ただ、これは僕にしか気にならないと思うけど、僕の書いたセリフと監督が書いたセリフの微妙な差異が気になる。語尾とか単語とか。別に僕もこだわって書いたわけではないが、やはりセリフを書く上での癖のようなものがあるのだろう。まあ、見ている人には気にならないような些細なことだけど。見終えて「8分長いんで切らないといけないんですけど」と言われて困る。バラエティならば尺調は慣れているが、ドラマの場合、どうすればよいのか。内容的にシーンを丸ごと落すことはできないし。結局、シーンの冒頭や終わりの部分をシェイプアップしていく。すべてが新鮮な経験だった。
■夜、事務所で会議。なんだろう、この「感じ」は。あまりいい「感じ」ではない。この「感じ」を端的に説明することはできない。ただこの「感じ」に似た物は知っている。ある種の共同体にはつきものの「感じ」である。この「感じ」から逃れるため、色々な人たちが苦労してきた。僕たちもまた何とかこの「感じ」から抜け出す術を模索しなければいけない。
■経堂帰還後、『大田尻家』に寄る。顔見知りの客たちとカウンターで飲んでいると、後ろのテーブル席の団体客が、にわかに騒然となった。見ると、女性客の一人が目を閉じ、苦しそうにしている。急性アルコール中毒か、と思ったが、その女性はホットワインを一杯飲んだだけというから、そうではなさそう。意識はあるが、かなり苦しげ。やがて「寒い」と言い出したので、慌てて救急車を呼ぶ。同時に楽な体勢をとらせるべく、床に寝かせ、コートを被せて保温する。と、ここまで僕はカウンターに座りながら、事態を見ていただけだったが、ようやく出番を見つけた。
「頭を横にして、気道を確保した方がいいですよ」
本当は頭の下に手を置いた方がさらに楽なのだが、そこまでは出来ず、頭を横にしただけ。でも、これで呼吸は楽になるし、嘔吐しても平気である。
しばらくすると、ちょっと楽になったらしく、女性は起き上がると、トイレに駆け込んだ。そして、それと入れ替わるように、救急隊員が店に入ってきた。しかし、女性はトイレに閉じこもり、中から鍵をかけてしまった。救急隊員の呼びかけにも答えない。意識を失ったのかと心配になったが、一緒にいた友人や旦那さんの声には答えている。
とにかく待つしかない。こういうケースはよくあるのか、店の入り口にストレッシャーを用意し、救急隊員は気長に待ってくれる。こちらも一時の緊張感がなくなり、滅多にないこの出来事を観察する余裕が出来てくる。救急隊員は手術用の薄いゴム手袋をしているが、それにペンで何かを書いている。まるで新人ADのようだ。店主が携帯で写真を撮っている。常連の女性客は心配そうな顔をしながらも、その手には箸をもったままだ。そして僕はもう一杯、酒を頼んだ。この緊張がダメな感じに緩んでいく時間が、何とも面白かった。
「ヤマナさんってボーイスカウトに入ってたんですか?」
店主の奥さんに尋ねられる。
「なんでそう思うんです?」
「さっき気道をどうとか言っていたから」
救急隊員のいる前で『本当は怖い家庭の医学』で学んだ知識とは言いにくい。実際は担当回の「応急処置SP」で学んだのだけれど。
20分近いトイレ籠城の後、ようやくトイレから出てきた彼女は、救急車で運ばれていった。
入れ違いで別の常連客がやってきた。
「今、大変なことがあったんだよ」
笑顔で店主はそう言うと、今、撮ったばかりの写真を常連客に見せた。そこには救急隊員の背中と、箸を握る常連客の姿が映っていた。
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