| Nov.30(Thu.) |
■今日という日。
おそらく今日は一生忘れない日になるだろう。
そんな思いで家を出る。
13時、ある仕事の打ち合わせで筒井康隆氏とお会いする。
しかも、原宿のご自宅で。
今の「僕」の原点となった方とこうしてお会いする日が来るとは・・・。
もし中学生1年生のあの時、クラスメイトの大城君が、1冊の本を貸してくれなかったら、僕の価値観は大きく変わっていたに違いない。それが『将軍が目醒めた時/筒井康隆』だ。そして、そこから変化した価値観の果てに、僕は今の仕事をしている。もし、あの時、大城君が「筒井康隆」を貸してくれなかったら、僕の人生は大きく変わっていただろう。大げさではなく、正直、そう思う。
緊張のあまり喋ると声が震える。頭の中が真っ白だ。
今の仕事をしていて本当によかったなあ。
至福の1時間が終った。
さあ、どうしよう。次の打ち合わせまで2時間もある。
気持ちのいい秋の日だ。歩こう!
そして、青山通りを赤坂方面へと歩き出した。
いつも僕は青山通りを歩く時は、表参道を背に通りの左側を歩く。深い意味はない。ただ、そちら側を歩いていった方が次の目的地に行くのに便利なことが多い。ただそれだけである。しかし、今日に限って、たまには通りを渡って歩いて行こう、そんな気分になった。
そして、外苑前まで歩いて、行く手に現れた竹林を見て、急に思い出した。
「あ、腰山さんのお墓だ」
これも何かの縁だ。
秋晴れの空の下、墓前に手を合わせると、色々と心過ぎる思いはあるが、あくまで個人的な感慨なので省くが、ひと言だけ書くとすれば、
「繋がっている」
16時、赤坂で会議。
次の会議が急遽休止につき、適当な場所で読書。
20時半、六本木で打ち合わせ。あまりにも胡散臭い感じがするので、僕にしては珍しく逃げ腰。慎重に行く末を見ていかないと火傷をする。
21時半、虎ノ門で台本打ち。
帰り道、『bar−closed』に寄ると、久々に松尾さんに会う。そして、飲んでいる途中、遠方の友人から電話が入る。
繋がっている。
そんな繋がりの中にいるのだ。
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| Nov.29(Wed.) |
■電車の中で隣に立っていた女性がもの凄いため息をついた。こちらに風圧を感じるほどのため息だ。僕の視線に気づいた彼女は「すいません」と謝る。赤の他人に謝らなければいけないほどのため息。何があったんだ?
■今日という日。
11時半から六本木で会議。年末に1本正月に1本という狂気のスケジュール。そろそろ追い込みということもあって長引く。それを予想して、予め次の会議を休むと言っておいてよかった。いや、よくないのだが。
16時半、渋谷で会議。これまた長引く。
19時半、外苑前で会議。
20時半、新宿御苑で打ち合わせ。某少年マンガ誌に連載中の某人気マンガを深夜ドラマにするというプロジェクトに誘われたのだ。しかし、よく聞けばオンエアは来秋。いくら何でも早すぎるのではないかと思っていたら、そこには早く準備しなければいけない大人の思惑があった。誘ってくれた監督君以外は初対面。普段、どんな仕事をしている方々かもわからない。明らかに僕の発言は浮いている。構うものか。とりあえずアイデアを垂れ流す。その結果、僕がアウトラインを書くことになる。おかげで女子中学生の裸が連発するマンガを10冊以上もらう。途中で事故であって死んだら、とんだ赤恥である。
新宿南口で監督君ともつ鍋。
24時帰還。
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| Nov.28(Tue.) |
■婦人科に行った家人(大)が目撃した光景。
待合室には20代前半の男女。男はホスト風だ。
男が言う。
「なあ、金、くれよ。俺、電車賃しかないんだ」
女は封筒を出し、中の紙幣を確認して答える。
「でも、手術には13万かかるから」
それでもなお男がしつこく食い下がると、女は受付に行き、
「手術、いくらですか」
「・・・13万円です」
そして、男の元に戻って、
「やっぱり13万だからダメ」
婦人科の待合室は劇的である。
■今日という日。
緩やかな立ち上がり。しかも込み入った打ち合わせもない。
14時、恵比寿で打ち合わせ。種蒔き。
15時半、表参道で打ち合わせ。ロケの確認。
16時半、赤坂で打ち合わせ。ロケの確認。
時間が空いたので、高校生が群れる赤坂見附のマクドナルドで、100円コーヒーを飲みながら、今週末の講師業のレジメ作り。
18時半、九段会館で開かれる『「小松左京全集完全版」刊行とイオ25周年、その他諸々を祝う会』に行く。
この夏に取材したご縁で案内を頂いたのだが、どう考えても知り合いはゼロで、行っても呆然とすることはわかっているにも関わらず出席したのは、こんな貴重な機会は二度とないと思ったため。実際、会場に行けば、こちらには松本零士、こちらには民族学者の石毛直道と子供の頃、あるいは学生時代に本を読んで影響を受けた方々が多数。あ、あちらにいるのは筒井康隆。同じ視界に筒井・小松と見るのは、僕としては感涙もの。中学生の俺に見せてやりたいよ。立食パーティだったので、腰が痛い痛いと思いながら、適当にむさぼり食って帰る。嗚呼、強靭な足腰がほしい。
21時帰還。
男気を出して引き受けた『フジ銀行Part4』の台本が意外と長くて、4時間コース。しまった。
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| Nov.27(Mon.) |
■今日という日。
11時から飯倉で会議。
今度、芸能人に短い小説を書かせる、まあ、ブームの便乗企画をやるのだが、その初稿があがってきたので、チェックする。ここからプロの編集者のアドバイスで決定稿に仕上げてもらうのだが・・・こんな言い方は失礼だが、みんな、予想以上に面白い。内容の面白さについてはネタバレになってしまうので、本筋とは違うところで見つけた点について書くと、例えばさとう珠緒さんの原稿。手書きの原稿なので、推敲の後が残っており、大して重要だとは思えない登場人物の名前を何度も書きなおしている。そんな個人的なこだわりが面白い。さあ、どんな作品が出来上がるのか。
15時半、汐留で会議。
昨夜書いた脚本をもとにして。確かにそれはプロットの時点でわかっていた欠点だからなあ。個人的には一度脚本にしてしまうと、色々な意味で大手術がしにくくなるので、プロットで追い込んでおきたかったんだけど・・・。どうしたものか。
17時、麻布十番で会議。眠い。
時間が空いたので、六本木界隈でマッサージ。揉まれ始めた途端、意識を失う。
20時半、同じく六本木の『スーパーデラックス』でやっている『TV COMEDY
CLUBKING』の完成披露パーティを覗く。しまった、クラブだったか。この体調でずっと立っているのはツラい。場内も真っ暗で知り合いが来ていても見つけられないし。それでも1時間ほど映像を見たり、音楽を聞いたり、何人かの知人に挨拶した後、逃げ出す。
22時半、麻布十番で最近、お子さんの生まれた親しいDと食事をしながら打ち合わせ。話の流れで彼がかつてつきあっていた女性の話をした途端、携帯が鳴る。見ると、出産後、まだ実家にいる奥さんからだった。まったく女は鼻が効く。
25時帰還。
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| Nov.26(Sun.) |
■今日という日。
久々に猛烈な二日酔い。昼まで倒れている。
午後、起き出して台本書き。最悪の体調で書くのはくも膜下出血の台本。
気分転換に夕方、家人たちと夕食の買出しに。鮫肌さんから「ほんこん鍋」の作り方を教わったので、それを作ってもらうことにする。
帰還して、ナレ書き。
夕食を挟んで、ようやく動き出したオムニバスドラマの脚本書き。
途中、家人(小)が来て「寝かせて下さい」
波に乗ったところだが、ここで断ると、ややこしいことになるので、寝かしつける。今夜のお話は『卵の話』。野鳥の卵たちが集まって、親鳥が留守の間に森の外に冒険に行こうと企む話である。オリジナル。
何とか寝かしつけ、その後、5時間かけて書きあげる。といっても、いかにも叩き台的な初稿。でも、そう何度も直している時間はない。
さらに短いラジオスケッチを書いて、おっと、28時だ。
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| Nov.25(Sat.) |
■今日という日。
12時から表参道で打ち合わせ。
13時半から恵比寿で特番打ち合わせ。
『くさり/筒井康隆』を購入。今回もボーナストラック的な1篇を読むためのみ買う。
17時、麻布十番でナレーション打ち。困ったことになっていた。
18時半、事務所で打ち合わせ。買っておいてもらった『新潮12月号』を受け取る。『怪力の文芸編集者/中原昌也』を読むためである。
21時半、渋谷で打ち合わせ。困ったことになっていた。
その後、同じく渋谷で食事をしながら打ち合わせ。
それほど飲んだわけじゃないのに、帰りのタクシーで気分が悪くなる。疲れか体調不良か。
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| Nov.24(Fri.) |
■ある演出氏が会議での発言中に、声の調子を変えて、
「素材に対するこだわりがあれば、それはすでに料理人ですよ」
と言った。
そんな風にわざわざ声の調子を変えて、まるでセリフのように言う場合、誰かの真似をしているというのが、会話のセオリーである。
だから、ある作家が尋ねた。
「それ、誰が言ったの?」
「僕ですよ」
何と演出氏は、自分のモノマネをしていたのだ。
セルフカバーである。
■今日という日。
11時から虎ノ門で会議。
13時から汐留で会議が2つ。
18時半、電通で来年2月公開の『バブルへGO!』の試写を見る。感想は略。よく考えたら、僕もバブルの時代に大学生だったのだが、当時はまだうらぶれていた品川・港南口の居酒屋で飲んだくれていたので、まったくその空気を体感していない。それはさておき、意外と広末涼子がいい感じ。とても一児の母とは思えない。
21時、赤坂で特番会議。
首と背中の張りが限界。マッサージに飛び込む。
24時半から事務所で会議。
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| Nov.23(Thu.) |
■今日という日。
早起きして台本書き。
11時半、表参道で会議。
同じ会議に出ていた作家の中野さんの車に乗せてもらって、新宿御苑のシアターサンモールへ。『ピンク/ハラホロシャングリラ』を楽日マチネで観劇。そう、主催者の車で劇場入りするという贅沢をしたのだ。
16時半、赤坂で会議。
次の会議が休止となったので、六本木まで歩き、「スタバ」で読書。
20時半、飯倉片町で特番会議。妙な番組になってきた。
22時半、虎ノ門で打ち合わせ。
24時半帰還。
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| Nov.22(Wed.) |
■今日という日。
起きるなり、昨日、激怒してしまった台本を書き直す。何ともそこには大人の思惑が絡み合っている。よほど手の込んだ嫌がらせを台本に組み込んでみようかと思ったが、面倒なのでやめる。
12時半、六本木で特番会議。年末年始に2本連続って。かなり無茶な話。
15時、渋谷で会議。会議中に、どうしても行けない夜の別会議のネタを書いておくる。
そして、クリスマス仕様の渋谷を横断して、同じく渋谷で会議。17時から。ここでも会議をしながら、別番組の作業を行う。
20時半、赤坂で会議。しかし、到着するなり、今日は取材先が固まっていないからと、すぐに解散。じゃあ、最初から休止にしろよ!
22時、汐留で大人の事情で二転三転しているオムニバスドラマ緊急打ち合わせ。脳の嫌な汗をかきながら、何とか捻り出す。さすがにもう着地してくれ。
25時半帰還。
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| Non.21(Tue.) |
■今日という日。
11時、某代理店で打ち合わせ。ここまで作ってきた内容を細かくシミュレーションしていったら、問題があることがわかる。流れが止まる。で、思いつきを口にしてみると、意外と好評。さらにもう1つ、他の流れも生まれ、その2つを伸ばしてみることに。
移動中、ある仕事に関して、久々に会心の怒りを覚える連絡が。別に電話をくれたPが悪いわけではないのだが、ツラく当たってしまい、後で大人げなかったと反省する。
16時、汐留の茶房で、事務所関連事項の打ち合わせ。
17時半、同じく汐留で会議。
18時半、天王洲で特番会議。
20時半、表参道で打ち合わせ。女性Dと子宮の話を真剣にするのも妙な気分だよなあ。まあ、慣れたけど。
22時、虎ノ門で打ち合わせ。長引く。
28時帰還。明日締め切りの台本を慌てて書く。
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| Non.20(Mon.) |
■今日という日。
午前中から昼にかけて・・・あれ?何してたんだろ。
14時半、大人の事情で二転三転しているオムニバスドラマの打ち合わせ。
煮詰まる。
16時半、麻布十番で会議。
20時、六本木で特番会議。
22時、恵比寿で特番会議。
25時帰還。
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| Nov.19(Sun.) |
■仕事の資料でサントリーの「伊右衛門」のCM集を見ていたら、家人(大)が呟いた。
「このCMって時代考証がヘンだよね」
ん?どこがヘンなんだ?本木雅弘の髪型か?
「江戸時代の話なのに、いきなりペットボトルが出てくるなんて」
おいおいおい、そこをヘンって言っちゃまずいだろ。CMなんだから。
「でも、だって、あそこでペットボトルが出てくるから、江戸時代の話だと思っていたのに、ひょっとしてこれは今の話?今までも京都の老舗の人はこんな風なのって思っちゃうじゃない」
多分、誰も思わないと思う。
「伊右衛門」のCMは数々の広告賞を受賞した優秀なCMだが、この感想、その制作チームに聞かせてあげたいものである。
■今日という日。
雨。冬の雨。
終日、家に籠もって仕事。色々、予定が狂って、戸惑いながら、牛のごとく作業を続ける。
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| Nov.18(Sat.) |
■数日前の話である。目薬が欲しかったのだが、適当なドラッグストアが見当たらず、仕方なく漢方薬をウリにしている薬局に入った。目薬を買い、お勘定をすると、店主が、
「お疲れですか」
「ええ、まあ」
「いい薬があるんですよ。飲んでいきませんか。あ、お代はいりませんから」
「はあ」
ということで、いい薬を飲むことになった。
店主は奥の調剤室で何やらごそごそやっていたかと思うと、戻ってきて、空のカプセルに何やら液体を注入し始めた。手作りのカプセル薬なんて見るのは初めてだと思っていると、大ぶりのカプセル5粒とともに紙コップに入った青汁風の液体を渡された。一応、説明してくれたが、何がなんだかわからない。緑色の液体だけは青汁ではなく、大麦の何とかというところまではわかったが、それ以上は不明だった。
まあ、毒ではないと思い、頂くことにする。
それから数時間、体に異変はない。あのカプセルの中身はなんだったのか。
■今日という日。
朝9時半から家人(小)の学芸会を見に行く。
この手の学校行事を見に行くとイラつくことが2つある。1つは我が子をビデオに収めることに夢中で無茶苦茶な行動をとる親。今回、ビデオ撮影は2階の回廊のみということだったが、1階席で平気な顔をして撮影している親が多数いた。自分の親が堂々とルール違反をしているのを壇上から見た子供たちは何を思うのか。そして、もう1つイラつくのが出し物の構成・演出。もう少し観客たちのことを考えてもよいのではないか。あまりにもお粗末。
11時から西麻布で特番会議。
13時、表参道で打ち合わせ。
すぐさま帰還。今夜の戦争に向けて仮眠。
1時間ほど眠って、さあ、仕事と思った矢先に電話が。今夜、明け方までかかることを覚悟していたある仕事が、諸事情で大幅変更になるため、一旦作業を止めてほしいという連絡だった。詳しいことは書けないが、まあ、仕方ないと納得できる事情。どう対応するかは演出氏が考えるということなので、ひとまずそれを待つことにする。おかげで予定が大きく変わり、他の書き物諸々。脚本も直して、送信。これが準備稿となるはずである。
夜中、友人の松永玲子からぜひ見てくれと言われた『弁護士・灰島秀樹』をようやく見る。松永怪演。まるで白石加代子のようだった。ってその路線を狙うのか。かつてはナイロン100℃の小悪魔的女優だったのに。
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| Nov.17(Fri.) |
■今日という日。
13時から汐留で会議が2つ。
会議室の隣でインフルエンザの予防接種を行っていた。出入り業者の我々も無料でやってもらえるということなので、会議終了後、演出氏と一緒に打たれに行く。これで冬支度の手間がひとつ省けた。
時間が空いてしまった。
ふと思い立ち、前々から気になっていた虎ノ門のシャンプー専門店に行ってみることに。毎年、ストレスが溜まるこの時期に散髪した際、シャンプーしてもらうと癒され、ならば今度疲れが溜った時にシャンプーだけしてもらいに行こうと思っていたのだが、何となく気後れしてかなわなかった。しかし、専門店であれば遠慮はいらない。所要時間30分、髪を洗い、首や肩を揉んでもらう。髪だけでなく、脳みそもスッキリ。クセになりそうだ。
19時、神谷町でスタジオ台本打ち。
20時半、赤坂で特番会議。
23時、恵比寿で特番会議。
会議終わり、空腹だったので、鮫肌さんと2人、何か軽く食べて帰ろうという話に。とはいえ、もう25時過ぎ、軽い物がいいだろうと店を探す。
30分後・・・なぜかホルモンを焼いていました。真夜中のホルモン焼きは絶対に翌朝後悔するぞ。
そして、実際、激しく後悔したのだった。
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| Nov.16(Thu.) |
■居酒屋でとりあえず飲み物を注文したが、なかなかやって来ない。何とも手持ち無沙汰ではあるが、ここで新しい話題を立ち上げてしまって、万が一飲み物が来ると料理の注文もせねばならず、話が途切れてしまうので、それもしづらい。仕方なく、みんな、言葉少なくメニューを見つめるばかり。この妙な間がとても面白かったのだ。
■今日という日。
案の定、二日酔い。
昼からの会議が休止につき、新宿に出て買い物。
16時半、赤坂で会議。
18時半、西麻布で会議。
21時、某代理店で脚本打ち合わせ。数箇所の修整でようやく準備稿として印刷に回されることに。よかった。でも、5分の1ぐらいカットするという難事業が残っているが。後はキャスティング案についてもろもろ。
流れでスタッフと飲みに行き、26時帰還。それにしても映画業界にはテレビとはまったく違った人種が生息している。
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| Nov.15(Wed.) |
■某作家氏、会議である芸人の知識の薄さをたとえて曰く、
「初雪ぐらい薄いよね」
キレイなたとえです。
■今日という日。
12時、六本木で会議。
16時、渋谷で会議。
渋谷を横断して、今度はNHKで会議。
夜、表参道で某特番の打ち上げ。みんなハイペースで飲むのにつられ、ちょっと飲みすぎる。明日後悔することは確実、ってこれを書いているのが翌日なので、確かに後悔しています。頭痛。
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| Nov.14(Tue.) |
■ある打ち合わせの席での会話。
「なんで、ふぐの鍋のこと“てっちり”っていうか知ってる?」とD。
「知りません」
「ふぐは“てっぽう”って言うんだよね、食べると当たるから。だから“てっちり”」
「で、“ちり”はなんですか?」
・・・スゴい台無し力だぜ、一文無隼人。
■今日という日。
11時から表参道で会議。
時間が空いたので、表参道ヒルズ内の『MIST』で塩ラーメン。何とも残念な気分になる。出来ればラーメン中毒の鮫肌文殊さんにも食べてもらいたい。果たして、鮫肌はどんな言葉を残すのか・・・?
16時、汐留で会議。
18時、天王洲で企画書打ち合わせ。移動時間のわずか3分の1の時間で終わる。
20時半、渋谷で分科会。悩む
22時半、虎ノ門で分科会。悩む。
27時帰還。
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| Nov.13(Mon.) |
■今日という日。
土曜日打ち合わせしたナレーションを書こうとして気がついた。
VTR、貰うの忘れてた・・・。
僕もうっかりしていたが、DもADもうっかりちゃん&うっかり君だ。慌てて送ってくれるよう連絡して、到着までの間、他の原稿を書く。
15時、汐留でオムニバスドラマのプロット会議。とりあえず来週までに初稿を書くことになる。書いていて辛くなる話だが、まあ、仕方ない。
17時、麻布十番で定例会議。
時間が空いたので、渋谷をウロウロ。資料本を探すが、急に面倒になり、買うのを止める。替わりに靴下を買う。そして、神座ラーメンを食す。
20時半、六本木で特番会議。
今日も乃木坂経由で23時には帰還。
粛々と脚本直し。
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| Nov.12(Sun.) |
■今日という日。
本当は休日だったのだが、連絡の行き違いがあり、早朝からバタバタ。
何とか片付け、家人たちを連れて『多摩動物公園』に行く。
20年ぶりぐらいではないか。ほとんど覚えていない。前回行った時は、リスザルの檻の中に入れた気がするが、今回行くと、そんな檻もなければ、リスザルもいない。夢か、あれは。
もちろん、人気はコアラだが、意外と人気だったのがモグラ。
世界最小の哺乳類である「トウキョウトガリネズミ」が、なんで北海道に生息しているにも関わらずトウキョウと付くのか不思議だったのだが、命名者が「エゾ」を「エド」と誤記したことによるとあって、長年の疑問が解消する。
あと、虎の親子が駆け回っていたのが、カッコよかったですね。
帰りは多摩センター経由で。多摩センターに来るのも15年ぶりぐらい。変わったなあ。なんだ、この巨大なビルは?あ、ベネッセ!稼いでるなあ、しまじろう。
数日前から魚が食べたかったので、経堂の魚が食べられる店で夕餉。もう今夜は仕事をしない宣言の代わりに日本酒。八海山。
帰還して、嗽して、すぐ眠る。
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| Nov.11(Sat.) |
■今日という日。
おっと、昨日の記述で忘れ物。
須田泰成さんのご厚意で『モンティ・パイソン&ザ・シークレット・ポリスマンズ』のDVDBOX(なんと7枚組!)を贈って頂いたのだった。
かつて6枚組で出ていたものだが、権利関係ですぐさま廃盤。ファンの間では、話題となっていたBOXである。たまたま幸運にも前回のBOXを入手していたのだが、今回はそこにさらに1枚プラスされており、その1枚のために大枚をはたくべきかどうか悩んでいたので、今回の贈呈は喜びもひとしお。ありがとう、須田さん。
あ、これはPRの一環と今気付き、では、ちょっとPR。
『シークレット・ポリスマンズ』とはアムネスティのチャリティイベント。笑いと音楽の融合したイベントで、パイソンズの他、ローワン・ワトキンソン、あるいは音楽ではクラプトンやスティングなども参加している。
実はテレビや映画以外にライブもかなりこなしていたパイソンズのステージングが見られる貴重なDVD(思えば、彼らの大半は学生時代、舞台でコメディを演じていたわけだから、客前は本領発揮)。
それにしても、日本でもこんなイベントやればいいのに。音楽のイベントはあるから、そこにコントを融合・・・って誰が出るのがいいんだろう?
13時半から恵比寿で特番会議。煮詰まる。
16時、同じく恵比寿でオムニバスドラマのプロット打ち。
18時半、東麻布の編集所でナレ打ち。
21時帰還。
仮眠の後、真夜中に起き出して、ナレ書き。
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| Nov.10(Fri.) |
■ある会議で都内の小中学校の給食の献立表を見る。僕が子供の頃とは違うのは当然だが、他にも「おや?」と思うメニューがいくつかあった。
「メルルーサのかわりづけ」
やはりスーパーの表記のようにちゃんと書かなければいけないのか。しかし、いきなり小学生もメルルーサと言われて戸惑わないのか。少なくとも家庭の食卓で聞く名前ではない。メルルーサが嫌だから学校に行かないと言い出す子供がいないか心配だ。
だが、一番気になったのはこのメニューだ。
「おかしな目玉焼ゼリー」
給食ひと口メモにはこうある。
「ゼリーはカルピスゼリーとモモの缶詰から作ります」
どんな料理なのかが気になるわけではない。このメニューがあったのが、
「足立区○○中学校」
中学生にしては幼稚ではないか。
「わ〜い!おかしな目玉焼きゼリーだ〜!」
そう大喜びしている足立区の中学生を想像して、虚ろな気分になったのだった。
■今日という日。
11時から虎ノ門で会議。
13時から汐留で会議&打ち合わせ&会議&打ち合わせ。
18時、天王洲で会議。
20時半、赤坂で会議。
24時半、事務所で会議。
樋口さんに途中まで車で送ってもらう。落としてもらったのが、あ、『bar−closed』の近くじゃないですか。寝酒を飲んで、27時半帰還。
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| Nov.9(Thu.) |
■ある会議で配られた資料は、出版社から送られてきたFAXの裏紙にコピーされていた。そこには新作DVD情報の案内が。
「矢部美希(タイトル未定)・日本一のセクシー姉妹・矢部家の三女 やっぱりエロエロです!!」
矢部美穂のすぐ下の妹がグラビアをやっていたとは知っていたが、さらにその下の妹までやっているとは知らなかった。さらに、
「今回の作品にはサプライズゲストとして、姉である矢部美穂が出演」
それにしても矢部家のご両親は、娘たちのこの活躍を、どのようにご覧になっているのだろうか。
■今日という日。午前中の会議がなくなったので、緩やかな立ち上がり。そこで時間をかけて脚本の直し。そろそろ準備稿に確定しないかなあ。
14時半、赤坂で打ち合わせ。煮詰まった時は、大抵トイレに行くと解決する。自己暗示かもしれないが。
16時、赤坂で会議。大物タレントに振り回されて疲弊。
夜、飯を食べながら打ち合わせ。韓国料理。ケジャンを食べる。美味いが、帰宅する頃、全身から蟹とニンニクの臭いが合いまったスゴい臭気。
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| Nov.8(Wed.) |
■自律神経失調症といえば、医者が病名を特定できないが、患者が病名を付けてくれないと納得しない場合、仕方なくつける病名と言われている。そんな自律神経失調症を、医者たちは陰で「ゴミ箱病」と呼んでいるそうである。気持ちはわからなくもないが、あまりにもあまりな呼び方である。
■今日という日。
11時から飯倉で会議。下馬の住んでいた頃の癖で、今まで六本木界隈に行く時は、渋谷からタクシーに乗っていたが、実は乃木坂から行く方が早いことを最近、発見。もちろん、タクシー代もかからない。そこで今日も無事遅刻せず到着。空中分解したと思っていた特番がいきなり復活。しかも収録まで1ケ月しかないって。どういうことなんでしょうか。しかし、深夜特番にしては豪華メンバー。
14時、渋谷で会議。先週とほぼ同じ話。デジャビュかと思う。お陰で本来僕が必要とされている話が始まる前に時間切れ。
次の会議への移動中、
『小松左京マガジン24号』
『ユリイカ・宮沢章夫特集号』
『グレート・ギャツビー(愛蔵版)/村上春樹訳』
『ひとつ、村上さんでやってみるか』
を購入。大量に本を買うと幸せな気分。
17時、渋谷別場所で会議。面倒な台本がさらに面倒なことになることに。
19時、溜池で作業。
20時半、虎ノ門で打ち合わせ。
急ぎの仕事もないので、久々に『bar−closed』。気持ちよく数杯飲んで、帰りがけ『屋台屋』で鶏そばという黄金コース。
23時半帰還。
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| Nov.7(Tue.) |
■今日という日。
11時から表参道で『家庭の医学』SPの会議。長引く。
15時から汐留で打ち合わせ&会議。
『マニアの受難/ムーンライダース』(同タイトルのサントラ盤にしてライブ盤)
を購入。
さらに時間に余裕がある時に読もうと思っていた『わが悲しき娼婦たちの思い出/G・ガルシア=マルケス』を購入。お、これは意外と読みやすい。
何と18時に帰還。すぐさま台本書き。
21時過ぎ、弟が来て、獣医開業にあたっての諸々。その後、兄弟2人で食事に。
22時半に帰還して、また仕事。
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| Nov.6(Mon.) |
■特番のスタジオで流れた海老の踊り食いの映像のBGMが「僕らみんな生きている」だった。どういう意図なんだ?黒い笑いを狙ったのか。それとも何も考えていないのか。旅とグルメの平和な番組なんだから、そういうややこしい選曲はやめてほしいなあ。
■今日という日。
昼からの会議が休止になったので、比較的ゆっくり。自宅で諸々作業をしてから、役所に書類を取りに行く。こういうことをすると、自分がとてもまともな人間である気がする。
15時半、汐留で会議。総合演出氏と現場との行き違いがあり、建て直しをはかる必要が出てきた。まあ、仕方ない。
その後、予定より遅れて天王洲のスタジオで特番の収録立会い。
さあ、次はテレビ朝日で会議だ。どう行く?もちろん、タクシーを使えば簡単だが、時間がある以上、電車で行く。結局、天王洲アイルまで歩き、そこからモノレールで浜松町へ、徒歩1分で大門駅があるので、そこから大江戸線で麻布十番へ。そこからテレ朝まで徒歩5分。意外とこういう乗り継ぎプランは得意なのだ。
21時、六本木で会議。
23時半、帰還。
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| Nov.5(Sun.) |
■数日前に見かけた光景だ。平日の午前10時。スーツ姿、でも鞄を肩から斜めがけした男性が幼女と手を繋いで珈琲館の前に立っている。多分、親子だろう。彼らの視線の先には「パン・卵食べ放題」の文字。それだけの光景だ。でも、妄想が動き出す。なんとも雄弁の光景だったのだ。
■今日という日。
7時起きで仕事。
まずは『浜ちゃんと』のナレ書き。来週のゲストはバラエティのロケは貴重な田中麗奈。
さらに企画書を1つ書き、コラムを1つ書いて送信。
10時から虎ノ門で会議。某先輩作家、明け方まで会議で帰ると来られないと思い、近くに車を停めてその中で眠っていたとのこと。
昼過ぎに帰還して、農大の収穫祭に。留学生の作った水餃子や珍しいバナナで作ったお菓子、さらに上州名物・おきりこみうどんや人気の鶏団子汁など食いまくり。
帰還して、昼寝。寝違えているので、寝返りを打つと痛む。
1時間ほど眠って、台本書き。深夜番組とはいえ、4本撮りなので書いても書いても終らない。22時過ぎに書き終えて、さらに他の台本。
真夜中、『さよなら、さよならハリウッド』を見ながら夕餉。
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| Nov.4(Sat.) |
■今日という日。
13時から恵比寿で会議。
15時半、天王洲で会議。遅々として進まぬ特番。障壁はMCのキャスティング。どうしてもMCを張れるタレントは限られる。そこでオファーが殺到し、待たされる。本当は新しいMCを発掘しないといけないのだが、ゴールデンの特番となるとなかなか冒険もできない。もどかしい限りである。
18時、事務所で打ち合わせ。平たい顔になる。
帰りがけ、鮫肌さんと下北沢の『和楽互尊』へ。土曜だけど空いていたが、大丈夫か。
23時半帰還。
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| Nov.3(Fri.) |
■「ボリューム」という名の洋食屋があった。なんて名前だ。さぞや量の多い店に違いない。そう最初思ったが、よく考えると、ボリュームは「ある」とは限らない。「ない」ことだってある。しかし、この店に入って、料理が少なかったら釈然としないのではないか。「ボリュームはボリュームでも、ウチはボリュームが少ない方のボリュームですから」。そんなこと言われてもなあ。まあ、実際はどんな量のどんな料理を出す店なのかは知らないのだけれど。
■今日という日。
11時から虎ノ門で会議。
14時、恵比寿で打ち合わせ。来春やるオムニバスドラマの1本にブレーンとして参加。脚本家が書いたプロットにちょっと何か言えばいいだけかと気軽に思ったら、検討するうちに大きな問題点を発見。それを直すとなると、プロット自体を大きくいじらねばならない。う〜ん、困った。俺の作業になるのか。
17時、天王洲で会議。企画会議。
19時半、赤坂で会議。年末特番。そろそろロケだ。
21時半、虎ノ門で会議。長引く。
27時帰還。
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| Nov.2(Thu.) |
■伊豆に「ズガニ汁」という料理がある。ズガニというのは、川に住む10センチぐらいの蟹だ。その作り方は・・・。生きたズガニをミキサーに入れる。スイッチオン。ワサワサと動くズガニ、生きながらミキサーに葬られ、液体と化していく。ロケハンのVTRで見たのだが、とてもこんな残酷映像、テレビでは流せない。そして、何故かB級香港映画を思い出したのだった。
■今日という日。
11時から某代理店で会議。新しい枠組みを作る会議。
13時半、赤坂で打ち合わせ&打ち合わせ。1つは無理難題。
16時、赤坂別場所で会議。グラビア研究会のような有様となる。
18時、西麻布で会議。
夜、時間が空いたので、事務所の林と昨日入ったばかりの新人君と渋谷で飯。新人君、弁当箱のような男だが、酒アレルギーだという。これは食欲でカバーするしかないな。
さらに、林のみを伴って久々に下北沢。『510‘s BAR』
23時半帰還。
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| Nov.1(Wed.) |
■渋谷109の前で何かのPRイベントをやっていた。時間帯のせいか、人影はチラホラ。チラシを配る女性たちに混じって、こんな看板を持つ男がいた。
「缶バッジ配布最後尾」
しかし、その前に人の姿はない。最後尾というわりには、胴も頭もないのだ。
それはちょっと奇妙な光景だった。
■今日という日。
11時から表参道で臨時会議。
中座して12時半から六本木で会議。
14時半、渋谷で会議。
17時、同じく渋谷で会議。
19時、外苑前で会議。
夜、渋谷で食事をしながら打ち合わせ。
24時帰還。
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