Jul.31(Sat.) 
■どんな雑誌にも大抵、読者投稿ページがある。今日、会議室にあった『週刊ベースボール』誌にもあった。しかもネタ投稿の欄まである。
『ダジャレー夫人の恋人』
コーナータイトルからして脱力モノであるが、掲載されているネタもスゴい。
「土肥投手ったら、ヒドい」
いいんでしょうか、このレベルで。
さらに『なんとなく似ている』のコーナーに掲載されていたのが、
「大阪近鉄のバーン降板と、晩御飯」
・・・・・。
大丈夫なのか、『週刊ベースボール』。無理してネタなど募集せず、おとなしく野球について熱く語っていた方がよいのではないか。

■今日という日。11時から目黒で会議。14時、渋谷で打ち合わせ。15時、表参道で打ち合わせ。17時半、麹町で打ち合わせ。夜、高校時代の旧友たちと渋谷で暑気払い。ある者は3年に渡る裁判の末、ようやく勝訴し、ある者はメキシコまで山登りに行き、ある者は家電メーカーに勤めているにも関わらず、秋からヒラメ担当となるため研修で1年間、岩手に行くことになり、ある者は駒沢に家を建てた。高校を卒業してから約20年。色々な人生があるものである。24時半帰還。
                   
Jul.30(Fri.) 
■数日前、居酒屋で隣の席の女性が、
「私って中途半端な体型だから」
と言っているのが聞こえた。
中途半端な体型って?気になったが、さすがにジロジロ見ることはできない。
面白かったので、知り合いの舞台女優に、その話をメールすると、
「私がまさにその中途半端な体型です」
と返事が返ってきた。そうきっぱり言われてもなあ。そんな風に言われると、今度会った時に、「そうか、これが中途半端な体型かあ」
と観察したくなってしまうのではないか。

■今日という日。10時半、赤坂見附で会議。13時、汐留で会議&打ち合わせ&会議。時間が空いたので、仮眠がてらマッサージ。18時、赤坂で会議。20時半、表参道で打ち合わせ。22時、赤坂で会議。キャスティングが遅れていて、来週が収録だというのに不安点が山積み。会議終わりで作家の村上さんと恵比寿で深夜飯。今宵は愚痴まみれ。はなきんデータランドなのに。26時帰還。
                  
Jul.29(Thu.) 
■ 今日という日。昨夜OAの特番の視聴率がよく、朝から演出陣より電話やメールが。演出嬢の執念の賜物ではあるが、かなり時間を割いて参加した番組だっただけに素直に嬉しい。朝10時から、移住計画。ようやく第一次段階が終了。予想外に諸々時間がかかり、打ち合わせを1つ2つ延期してもらう。16時、赤プリで打ち合わせ。秋以降の飯の種について。19時、表参道で打ち合わせ。20時、渋谷で会議。23時、築地で会議。昨年も構成を担当した、某ドラマのドキュメンタリーを今年も担当することに。その作戦を練る。26時帰還。
                  
Jul.28(Wed.) 
■ある高校の先生に聞いた話によると、最近は番長もメールでケンカをするそうだ。「ざけんなよ!」「なめんなよ!」・・・迫力のかけらもない。

■今日という日。午前中、移住計画の雑用。13時、汐留で会議。15時、表参道で打ち合わせ。17時、赤坂見附で会議。20時、銀座で打ち合わせを兼ねた食事会。タクシーに乗車拒否されて怒る。25時半帰還。
                
Jul.27(Tue.) 
■ 今日という日。最近、朝起きると、いつも首が激しく凝っていた。そこで昨夜から枕を変えた。効果のほどは・・・快調。こんなことなら早く変えていればよかった。

11時、御茶ノ水で某専門学校のサイト用に、元祖動物占いを作った方に占ってもらう。
『ヤマナさん、ゴロゴロ組のひつじですね』
何ともダメな響きであるが、分析結果を聞くと実は悪くない。パワーという漠然とした言い方をしていたが、おそらくポテンシャルのようなものだと思うが、それが数値化されており、平均は180程度なのだが、僕は300以上もあり、占い師をはじめ、その場にいた全員に驚かれる。ただし、ガスはたっぷりあるが、その噴出し口が少ないガス台のようなものなので、ガスが溜まりすぎて鬱屈することもあると言われる。う〜む。その他、1時間に渡り、色々なことを言われるが、よく生年月日だけでそこまで分かるものである。

13時から赤坂で会議。16時から汐留で打ち合わせ&会議。

20時から三宿のデニーズで鮫肌さん・林と秋に出す本の打ち合わせ。遅れて到着するなり、開口一番鮫肌さんが、
「らもさん、死んじゃったよ」
報道されていたより重篤だという話は聞いていたが・・・。
僕は故人に対してはごく一般的な読者でしかない。それでも仕事の環境柄、何度か遭遇したことはある。主に芝居の打ち上げで。面と向かってお会いしたことは一度だけか。『超老伝』を舞台化する際、渋谷の喫茶店で松尾さんやG2氏ともども会い、脚本を担当すると紹介された。
打ち合わせ終わりで食事に行こうとすると、
「松尾さん、店に来るかな」と鮫肌さん。
そこで仕事中の松尾さんに連絡をとり、『bar−closed』で落ち合うことに。
そして松尾さんが来た所で、先に失礼する。故人を忍ぶには、2人とは距離感が違いすぎる。いるだけ邪魔だ。空気を壊す。そしてその濃密な空気に耐える自信もない。
25時帰還。
大学生の頃、よく一緒にらもさんの芝居を見に行った古い友人たちから、続々メールが届く。
                  
Jul.26(Mon.) 
■今日という日。11時、赤坂で緊急会議。13時、表参道で会議。そして20時から中野で本日のメインイベント『パラダイスTV』の打ち合わせ。エロ専門のCS。ある人の紹介で、ちょっと知恵を貸すことになったのである。実は僕はアダルトビデオやDVDの類を資料以外で見たことがない。別にエロが嫌いなわけでも興味がないわけでもない。そこは人並み。ただ何かその種のビデオやDVDを見る気がしないのだ。なのにパラダイスTV。最初にされた相談事が、「アナル調教生中継のいいアイデアはありませんか」。そんなお願いを真顔でされる。くだらないなあ、この状況。果たしてどこまで役にたてるか分からないが、未知なる世界は面白い。しばらくお付き合いすることにしよう。その後、下北沢の『風神』で事務所の面々と飯。24時帰還。
                  
Jul.25(Sun.) 
■今日という日。確か明るくなってから寝た。そして悪夢を伴う短い眠りの後、起きて長い長いナレ書き。午後、東京タワーの麓にあるスタジオで、特番の収録立会い。昨日、打ち合わせた松尾さん司会の特番。ここでも呆れる事態が次々と起こる。この21世紀に、まだこんな仕事ぶりで生き残っている人間がいるのか。魔窟である。3時間の収録予定が伸びて4時間半。収録終わりで、松尾さんと上馬の手羽先屋へ。2人でプチ打ち上げ。さらに『bar−closed』へ流れる。久々に春風亭昇太師匠に会う。25時帰還。
                  
Jul.24(Sat.) 
■今日という日。朝からひたすら明日収録の特番台本書き。資料がぞんざいなので、書くのに時間がかかって仕方ない。夕方、三茶でタレント打ち。松尾さんだったので、顔を出す。18時半、中目黒で打ち合わせ。駅前のカフェで打ち合わせをしたのだが、店内には週末の雰囲気を漂わせる男女がいっぱい。うらやましい限りである。今日、打ち合わせた台本のある一行を読んだある出演者が爆笑していたと聞いて満足。たったヒトコトのセリフ。だから余計に悩んだのだが・・・そういう話を聞くと報われる。急いで帰還。慌てて台本の続き。途中で、その台本の特番に関する怒りを越え、思わず脱力笑いをしたくなるような電話が入る。その顛末を書こうと思ったが、ニュアンスが伝わりにくい話なので略。まあ、もう仕事することはないだろう人間だから諦めることにしよう。疲弊する週末である。
                     
Jul.23(Fri.) 
■キャバクラ嬢が客からのしつこい誘いを断る時、どんな言い訳をするか?というアンケートを読む。多いのは「ミーティングがあるから」「体調が悪い」などだが、中にはこんな言い訳も。
『今、子宮筋腫なの』と言う。
実は店に出られるぐらいなら、子宮筋腫といえども、それで誘いを断る理由にはならないと思うが、子宮筋腫という言葉のインパクトに押され、大抵の男は引くそうだ。

■今日という日。朝9時から赤坂の編集所にカンヅメ。来週OAの特番のオフラインチェックをする。非常事態につき申し訳ないが、幾つか会議を休んで夕方まで。しかし、半分しか終わらない。時間切れとなり、中座する。17時から久々の麹町で会議。その間に旧知のDから嬉しい悲鳴をあげたくなる仕事のお誘い。詳しくは来週以降に資料を送ってもらうが。コントかあ・・・久々だなあ・・・書き方、覚えてるかなあ・・・。19時、表参道で打ち合わせ。21時、赤坂で打ち合わせ。企画書を叩く。着地するかなあ。帰り道にどこかで夕食をと思っていると、知人から歌舞伎町で飲んでいると電話。これ幸いと向かうと何と元怪物ランドの赤星さんがいた。有栖川公園ライブ。夢見るぞ。26時半帰還。飲んでいる場合ではないのだが。
                    
Jul.22(Thu.) 
■パルコ劇場で【MIDSUMMER CAROL〜ガマ王子vsザリガニ魔人】を観劇。感想は略。一級のエンターティメント。しかし、なんでこの仕事を受けてしまったか長谷川京子。損じゃないのか。
今どき珍しく、開演アナウンスギャグがあったのには驚いた。一時期、よくやっていたが、最近は滅多に見かけない遊び。しかもパルコ劇場の場合、その後、係員が通路に立ち肉声で注意を呼びかけるので、そもそもアナウンスの必要がほとんどない。まるでギャグをやりたいがためにアナウンスをやったかのよう。そのグダグダ感が逆に面白かったが、これは裏笑い。だが、大王のことだから、そこまで計算していたのかもしれないが。

■今日という日。初めて移住計画に土をつける。台本が終わらなかったのだ。午後、↑のごとく観劇。18時、渋谷で会議。ようやく形が見えてきた。21時半、目黒で会議。こちらはなるようにしかならない状態。正直、ツライ。26時半帰還。台本の残りを書き継ぐ。
                 
Jul.21(Wed.) 
■「東京ドーム〇個分」「霞ヶ関ビル〇杯分」
この手の「換算」を気になった人は多いだろう。
そんな「換算」の集大成ともいえる本を見つけた。
【表現のモノサシ】という本である。
この本には500種ものモノサシ(東京ドームに当たる部分)と、その使用例が引用されている。
例えば、「東京ドーム」の項を見てみると、東京ドームの諸データの後に、実際に新聞や雑誌で使われた例が続く。
「この13年間に、渡り鳥のすみかである干潟が4076ヘクタール、東京ドーム約900個分も埋め立てられた」
モノサシは「缶ビール」「ゴルフボール」「扇風機」「広島に落とされた原爆」「骨」「リンゴ箱」「60年安保闘争」「レンガ」・・・と多岐に渡る。
レンガの例文を見てみると、
「100ドル札を両替すると、小さなレンガ2個分ほどの札束を渡される」
イラクでの現地通貨への両替に関する記事である。
こんなモノサシが500個と、それを使った例文がその3倍以上。
いい本を見つけた。これは読む本ではない。暇な時にめくる本であり、眺める本である。
■今日という日。11時半から表参道でPV。13時半から汐留で会議が2つ。16時から神保町で会議。あの吉本興業の本社が神保町に移転したのだ。正直、遠い。でも回りには気になる本屋が沢山あるので、時間に余裕がある時は散策しがいがある。まあ、今は酷暑なので無理だが。19時、溜池で作業。21時、汐留で会議。会議中に猛烈な腹痛。水分をとり過ぎたようだ。24時帰還。台本仕事があるのだが、暑気負けでやる気ゼロ。すべては明日回し。
 
Jul.20(Tue.) 
■ 今日という日。油断していたら台本が溜まってしまった。夕方までパソコンに向かい、台本の類をいくつか仕上げて送信。16時、渋谷で打ち合わせ。NHK。再来年に着地すればいいという話。民放が日本なら、この局は中国かと思うほどタイムスケールが違う。もう1つ、同じ局内で別の打ち合わせがあったのだが、先方の都合で急遽中止。時間が空いたので、久々にゆっくり本を選ぶ。【歌舞伎町のミッドナイト・フットボール/菊池成孔】【イン・ザ・プール/奥田英朗】を購入。19時半、赤坂のマンションの一室でPV。まだまだ先は長い。23時半帰還。再び台本書き。その最中、胸の辺りが痛くなる。おそらく胃に潰瘍が出来ている瞬間。胃壁が溶ける痛み。とりあえず牛乳を飲む。一応、正しい対処法。
         
Jul.19(Mon.) 
■今日という日。
■午前中はプール。黒いTシャツを着たままプールに浸かる男性の一群がいる。おそらく背中に彫り物があるに違いない。だから透けないように黒いTシャツ。ヤクザっぽい感じではなかったので、もしかするとタトゥーかもしれない。そして子連れだった。
■午後、一時帰還。16時から汐留で打ち合わせ。脳が日焼けしてしまったようで、とても回転が悪い。19時から築地で打ち合わせ。20時半、目黒で会議。絶体絶命。出来ることならば逃げ出したのだが、そうもいかない。26時帰還。
         
Jul.18(Sun.) 
■今日という日。
■この所、やけに忙しく酸欠気味だったので、思い切って休みを取ることにした。かといって家にいても、今ひとつ休んだ気にはなれない。そういえば、春先に仕事で都内のホテルに宿泊した際、仕事であったにも関わらず、妙に心身ともに休まったことを思い出し、1泊2日の都内ホテル泊を敢行。
■宿泊先は羽田東急ホテルである。
■羽田空港へ向かうモノレールから見える、このホテル、前々から気になる存在だった。都内のホテルにしては珍しい広いプールと、その隣に広がるデッキチェアが並んだ緑の庭。そこだけ見るとまるでリゾートホテルのよう。羽田でリゾート。悪くない。
■実はこのホテルに泊まるのは初めてではない。4歳か5歳の頃に行ったことがある。当時、親の仕事の都合で、家族旅行をすることが難しかった。そこでせめて旅行代りにと、都内のホテルに宿泊することがあったのだ。その時以来、約30年ぶりのである。
■今でこそ陸の孤島のように聳える羽田東急ホテルだが、しばらく前まではそのすぐ前に旅客ターミナルがあった。オープンは昭和39年。東京オリンピックに合わせて作られたのだろう。当時、羽田は国際空港。開業当時のパンフレットを見ると『日本最初のエアポートホテル』と記されている。日本の玄関口にある広い庭とプールのあるホテル。しかも庭に面した多摩川の河口はマリーナになっていた。開業当時は、都内でも指折りのモダンなホテルだったに違いない。
■ホテルに到着するなり、すぐさまプールに浮かぶ。目の前には多摩川河口。周りに建物がないので空が広い。その空を飛行機が横切る。悪くない。
■しばらくプールに浮かんだ後、部屋でウトウトしていると、曽我ひとみさん帰国の中継が始まった。アナウンサーが曽我さんを乗せたチャーター機の到着の様子を実況している。ん?ザッピングして状況を確かめる。もしかして。慌てて窓の外を見ると、空の向こうから近づいてくる日航機。まさかあの飛行機か。目の前を通過した飛行機が着陸する。ニュースを見ると、同じタイミングで飛行機が着陸していた。やはりあれが曽我ひとみさんを乗せた飛行機だったのか。偶然にもニュースの瞬間をライブで目撃。ちょっと嬉しい。
■到着してから知ったのだが、この羽田東急ホテルは8月いっぱいで閉館する。確かに旅客ターミナルが移動した今、交通の便も悪く、建物の老朽化も進んでいる。12月には現在の新旅客ターミナル横に新しい東急ホテルがオープンする。だがそこにはプールも庭もない。もちろん便利なことにこしたことはないが、60年代の古きよきモダンが失われてしまうのもちょっと残念。こんなことなら、もっと早く来ておけばよかった。
意外と穴場だったのに。
  
Jul.17(Sat.) 
■資料である葬儀屋のパンフレットを見る。その中には棺桶のカタログがあり、棺桶1つ1つにキャッチコピーがついている。例えば、
『棺職人のなせる技、彫刻入りです・総桐印籠二面彫刻』
『蓋に重厚感があり気密性が高い棺です・翠蓮』
と、こんな具合なのだが、中には気になるコピーもある。
『蓋の扉を開けると全身に対面できます・ゆり』
どうやら中が透明のカプセルになっていて全身が見えるらしい。
これなどまだ棺桶の機能に関する説明であるが、じゃあ、これはいかがなものか。
『名前がいいね「白菊」のような人に・白菊』
意味がよくわからない。
『蓋の作りが職人技』
ここまではいい。だが、それに続くのが、
『スゴイなあ』
つまり全文は、
『蓋の作りが職人技、スゴイなあ』
感心しているのは誰だ?

■ 今日という日。12時から表参道で打ち合わせ。また台本の宿題が増える。15時から目黒で会議。収録まであと一週間の特番。諸般の事情でもはや空中分解寸前。この仕事初めて最大の危機。僕のせいではないが。18時、麹町で打ち合わせ。20時過ぎ、渋谷・ルノワールで鮫肌さんと本のための打ち合わせ。まだまだネタは足りないし、気がつけば書かねばいけない原稿量が増えている。背筋に寒気が。その後、『吾照里』で飯。連休の週末とあって店内は半裸族だらけ。24時帰還。
        
Jul.16(Fri.) 
■あるDが家を建てた。すると新築の家のどこかから猫の声が聞こえてきた。猫なんて飼っていないのに。よく聞いてみると、その声は壁の中から聞こえてくる。不気味に思い、家を建てた業者に調べてもらったら、壁の間に猫が閉じ込められていたそうである。どうやら壁を作っている時に野良猫が迷い込み、そのまま閉じ込められてしまったらしい。この手の話、新築の家ではしばしばあるそうだ。今回の場合、猫の声が聞こえたからよかったが。もしかするとあなたの家の壁の中にも猫がいるかもしれない。

■今日という日。10時半から赤坂見附で会議。13時から18時にかけて汐留で会議&打ち合わせが4つ。19時から赤坂で会議。21時から西麻布で打ち合わせ。本日、「浜ちゃんと」の野中広務回のロケがあった。浅草・花やしきで遊ぶ野中広務。本人も「この歳になってこんなことをするとは思わなかった」という衝撃映像の連続。ぜひご覧あれ。そんな打ち合わせの最中に、青山ブックセンター閉店の報を知る。テレビ業界の本好きなら、誰でも一度はお世話になったことのある青山ブックセンター。深夜の六本木店、そして広々とした青山店の空気感が特に好きだった。一斉閉店とは。嗚呼。打ち合わせ終わりで、親しいDと【六根】で飲む。現在の仕事、先々の仕事、とにかく仕事の話ばかりする我々。途中、しばらく連絡の途絶えていたDから、別場所で飲んでいるので来ないかとメール。どうやら最近、僕が仕事をしているスタッフと飲んでいるらしい。狭い業界。残念ながら身体は1つ。行くことはできない。25時半帰還。
              
Jul.15(Thu.) 
■今日という日。数日前より、自分にカツを入れるため『モンティパイソンスピークス』を再読。午前中、移住計画を地道に進行。14時半から汐留で会議が2つ。16時から渋谷で会議。勝手が違うので難渋。19時から、この2週間ほどかかりきりだった特番の収録。どうなんだろう、この出来は。面白いが、編集でかなり工夫しないとこの面白さは伝わらないかもしれない。23時半には帰還。体力消耗で何もやる気が起きず。「オペラは踊る」の本編を見る。モンティ・パイソンに始まり、マルクス兄弟に終わる1日。原点回帰している。
  
Jul.14(Wed.) 
■今日という日。13時から汐留で会議。16時半、溜池で会議。18時半、恵比寿で会議。20時、渋谷のルノワールで鮫肌さんと本の打ち合わせ。タイトル案を考える。企画書に書いたタイトルを気に入っていただけに新しいタイトルを考えるのに苦労。何十と案を出し、「まあ、これでいいか」と妥協しかけたその瞬間、いいタイトルを思いつく。我ながらよいタイトルではないか。まだ内緒だけど。そういえばかつて『日本のよふけ』というタイトルを思いついたのもこのルノワールだった。さらに1時間ほどネタ出し。24時帰還。今日購入した【三つ編みヒロイン/KAYO】を聞く。久々の松本―細野コンビ。チリチリ感がスケッチショウ風。
 
Jul.13(Tue.) 
■近所のバス停でバスを待っていると、数人の女性の集団が時刻表を確認しに来た。
「12時43分か54分に乗れば平気」
帰りのバスの時間を気にしているらしい。
「大丈夫。どうせ1時間半しかいられないんだから。今入れば、12時半には出ないといけないでしょ」
どうやら彼女たちは、そのバス停からほど近い有名なチーズケーキの店に行くようだった。午前中からケーキバイキング。しかもすべてチーズケーキ。考えただけで胃が重くなる。
「210円用意しとこ」
早くもバスにすんなり乗れるよう、小銭を用意する奴まで現れた。
なんだ、この必死な感じは?たかがチーズケーキじゃないか。

■ 今日という日。11時から赤坂でPV。13時から同じく赤坂で会議。会議終わりで作家仲間と局内で昼食。その後、郵便物を受け取りに事務所へ。18時から赤坂で台本打ち。最後のご奉公。19時から同じく赤坂で会議。特番に向けての最後の詰め。疲れたので、帰りに『bar−closed』。久々に松尾さんと会う。25時帰還。
 
Jul.12(Mon.) 
■電車の中をとてもスタイルがよく、いい塩梅に露出した服装の女性が歩いてきた。その姿はかなり絵になっていた。目の前を通過する時、誰もがつい見てしまう。しかし、気になったのはその女性、隣の車両から歩いてきて、さらに次の車両まで歩いていったこと。まるでモデルのウォーキングのように、堂々と歩いていったのである。それを見て思った。あれは自分の姿を乗客に見せびらかしているに違いない。電車内のナルシズム。視線浴。というような憶測を知人に話したら、
「実は、降りる駅の丁度階段の位置にあたるドアを目指していたとか」
あ、こっちの憶測の方が断然面白い。次からこの話をする時の締めは、こっちにしよう。

■ある外科医は、1000人の脳腫瘍を手術、その全員を生かすことが出来た記念にパーティを開いたそうである。それだけ脳腫瘍の手術は難しいということだが、医者仲間たちの間では「あいつは確実に助かる腫瘍だけを選んで手術している」と囁かれている。

■今日という日。午前中から実家がらみの所用。会議を1つ休む。夕方、恵比寿でラジオの収録。久々に覗く。本日の出演者はナイロン100℃・松永&廣川さんコンビ。17時から目黒で会議。20時から西麻布で会議。23時から赤坂で会議。帰り道、玄関で作家の高橋洋二さんと会う。高橋さん、以前よりもひと回り小さくなっており、一瞬、分からなかった。強い意志で無駄な物を食べるのを止めてみたら、夏バテになってしまって痩せてしまったとか。25時半帰還。DVD鑑賞。『オペラは踊る』の特典映像から見始める。
 
Jul.11(Sun.) 
■今日という日。12時から表参道で打ち合わせ。一時帰還。仮眠。17時から、三宿デニーズで鮫肌さんと林と、秋に出す予定の本の打ち合わせ。朝10時まで歌舞伎町で飲み、その後、下北沢のホームで2時間ほど眠ったという鮫肌さんの体からは、しょんべん横丁の香りが漂い、家族連れで賑わうデニーズに不穏な空気を漂わせる。集中力が続かず、1時間半ほどで打ち合わせは終了。一時帰還。台本書き。20時、麹町で打ち合わせ。21時、赤坂で打ち合わせ。帰ろうとしていると、ご近所のDから飯でも食わないかとの誘い。丁度いいタイミング。ということで三宿の韓国料理屋へ。そのDが所属する某局の秋の改編に関する話を色々聞く。へえ〜あの番組があの枠に移動して、あの枠にはそんな新番組が・・・。25時半帰還。
 
Jul.10(Sat.) 
■今朝の読売新聞朝刊の社会面を開いて驚いた。
キスをする男女の写真が大写しで載っていた。
曽我ひとみさんと夫・ジェンキンスさんの再会シーンである。
社会面にこんなキスシーンの写真が載ったのは、読売新聞の歴史の中でも初めてではないか。
見出しは『キス、もう離さない』
洋画のキャッチコピーかと思った。慣れない写真に、記者も浮ついてしまったに違いない。
それにしても曽我ひとみさん、こんなキャラだったとは。
北朝鮮かぶれにはならなかった彼女だが、その代りアメリカかぶれになってしまったらしい。そう思った。

■今日という日。起きて急ぎの台本を1つ書き上げて、二度寝。夕方、移住計画のため某所へ。19時から赤坂で会議。予定外に長引いたため、途中抜けて、西麻布で別の打ち合わせを1つ。22時過ぎに戻って、結局27時まで会議。
 
Jul.9(Fri.) 
■DVDで【マルクス・ブラザーズ・コレクターズ・ボックス】を購入。これでマルクス兄弟の後期作品はすべてDVD化。前回のBOXと合わせると、未DVD化は『ココナッツ』と『いんちき商売』のみ。しかし、この2作品もLD化はされていたはずである。どうして中途半端に2作品だけ残ってしまったのか。この2作品は大学生の頃、上映会で一度だけ見たことがある。画像も悪く、字幕もなかったため、かなり苦労して見た。と、ここまで書いて思い出した。見たのは渋谷のかつてタワーレコードのあったビルの4階だか5階だか。本当はその日、彼女と大学生らしいささやかな旅行に行く予定だったのだが、直前になってこの上映会のことを知り、当時、非常に貴重だったマルクス兄弟初期作を見たさのあまり、旅行をキャンセルしたのだった。「私とマルクス兄弟、どっちが大切なの?」。そう責められてもおかしなく事態。随分と思い切ったことをしたものである。

■今日という日。早起きして猛ダッシュで台本書き。午前中は、移住計画のため新宿へ。13時から汐留で会議。16時からお台場で会議。不安。18時半から赤坂で会議。遅刻のために乗り切れず。20時半、溜池で会議。中座して赤坂でPV。2時間ほどで舞い戻って、再び打ち合わせ。打ち合わせ終わりで、ようやく実現することとなった飲み会。麻布十番の【川上庵】 早起きが祟って、すぐに眠くなる。しまった。24時半帰還。
 
Jul.8(Thu.) 
■今日という日。早起きして経理関係の雑用。面倒。11時から赤坂で会議。「感謝祭」の会議だったのだが、担当の作家のうち2人が長期入院することが判明。呪われた番組か。12時半から汐留で会議。14時、赤坂に舞い戻って会議。特番。かなり面白そうな感じになって来た。猛暑の中、急いで帰還。本日は書き日である。と思いきや、ライターの須田さんから誘いの電話。実は彼の奥さんが来月出産でしばらく実家に戻るため、その前に一度食事でもというお誘い。こんな素晴らしい誘いを断るわけにはいかない。帰還してすぐ窒息する勢いで台本&ナレ書き。当然、積み残したままいざ経堂へ。楽しい会話。主に出産の話題ばかり。僕にはついていけない。でも、楽しい時間。いい気分に酔って24時半帰還。すべては明日回しにして寝る。
 
Jul.7(Wed.) 
■今日という日。早起きしてナレ書き。終わって二度寝。珍しい。仕事へ向かう途中、文学界八月号を購入。【秋人の不在/宮沢章夫】を読むため。長編作品。楽しみである。13時から汐留で会議。16時から溜池で会議。19時半から渋谷で会議。会議室が暑くて窒息寸前。夏バテ防止のため早々帰還。台本仕事を片付け、久々にゆっくりオンエアチェック。そういえば、桑原茂一さんから、秋スタートの新プロジェクトに関する立派な企画書が届いていた。新たなコメディ胎動の予感。
 
Jul.6(Tue.) 
■今日という日。早起きして台本書き各種。それを終えたら夕方まで休日と決めていた。本日も引越し改め移住計画のため、炎天下の中、千駄ヶ谷界隈をウロウロ。なんだ、この蒸し暑さは。17時半、渋谷、東武ホテルで打ち合わせ。夜、某プロダクションの親しいマネージャー氏と飯。久々に連絡があり、何か急ぎの用かと思っていたのだが、いざ会ってみると、特に用事があったわけでもなかった。なんだったんだ、今日の集いは。別にいいんだけど。23時半帰還。バテた。すべては明日回しにして就寝。
 
Jul.5(Mon.) 
■アテネ五輪のマスコットキャラクター『アテナ』『フィボス』をご覧になったことがあるだろうか。古代ギリシャで作られた呼び鈴型のテラコッタ人形を題材にしているというのだが、ひと目見れば、誰もがイメージしてしまう物がある。それは小児男子の性器。つまりおちんちんだ。色も肌色。その先端には、くしゅくしゅとした包皮のたるみまである。どうしてこんなデザインにしたのか。サブリミナル効果?まさか。

■今日という日。朝から混乱の中のナレ書き。13時から表参道で会議。16時から新宿で打ち合わせ×2。そのうちに1つは『談話室・滝沢』にて。初めて地下に入ったが、店の中に水路があり、鯉が泳いでいた。独特な空間。蛍光灯の明かりが落ち着かない。19時半から目黒で会議。まったくもって調子出ず。夜、下北沢で飲んでいる鮫肌さんたちに合流。『都夏』〜『トラブルピーチ』の黄金コース。24時半帰還。
 
Jul.4(Sun.) 
■今日という日。早くも軽い夏バテ。午後、東京タワーの麓まで収録見学。でも、ロビーでモニターを見ながら居眠り。夜、歌舞伎町のシアターアプルで【キネマ作戦/空飛ぶ雲の上の団子郎一座】を観劇。座席があまりに暑くて朦朧とする。終演後、たまたま一緒になった、ナイロン100℃の皆さんと飲みに行く。ある意味、新鮮な話にさらされる。25時半帰還。
 
Jul.3(Sat.) 
■選挙の際、有権者が投票用紙に記入しやすいよう、候補者がその名前の一部をあえてひらがなにして登録することがある。彼らはどんな基準で、自分の名前の一部をひらがなにするのだろうか。今、手元の新聞に民主党の比例代表名簿登載者の一覧がある。それを見てみると・・・『喜納昌吉』氏は、さすが有名人だけあって、オール漢字。一方、『なかじまあきお』氏は、どんな漢字を当てるのかわからないが、すべてひらがなである。彼らに関しては大して気になることもないが、問題はひらがなと漢字が混在している方々である。例えば、『家西さとる』氏の場合、どうして『さとる』のみを漢字にしたのか。普通、『さとる』と聞いて思い出す漢字は『悟』『哲』ぐらいか。ならばあえてひらがなにするほどでもないと思うのだが。実はもっと複雑な漢字なのだろうか。『下田あつこ』氏にしても『たかしま良充』氏にしても同様のことがいえる。どうして『あつこ』だけがひらがななのか。あるいは『良充』だけが漢字なのか。選挙にまったく関心はないが、名簿を見るだけでも、こんなにも気にかかることがあるのだ。

■今日という日。久しぶりに目覚まし時計をセットせずに眠る。何度か寝て起きてを繰り返し、完全に起きたのは11時。よく寝た。しかし、食事を終えると、また眠くなり昼寝。夕方、外出すると適度に湿度を孕んだ梅雨の空気。オープンエアの店でビールを飲みたい気分になる。しかし、仕事だ。18時から汐留で会議。19時半、赤坂で会議。帰還途中、三茶の初めて入る店で夕食。週末の夜、燻製料理を食べながら、一人ビールを飲んでいると、寂しくも優雅な気分。悪くない。23時半帰還。
 
Jul.2(Fri.) 
■先日、ある事情で銀行関係の書類を作ることになった。担当してくれたのは、若い女性銀行員。紺のスーツに身を包んだ、いかにも「働く女性」といった面持ちの方だった。
「じゃあ、まずここにお名前と住所を記入して下さい」
複雑な書類を前に、呆然としていると、親切に記入欄を指差してくれた。
その時、妙な違和感があった。
指先に花が咲いていた。ネイルアート。薄いピンクに塗られた爪に、白い小さな花が、ビーズのような物で作られている。そしてよく見ればその花は、左右、すべての指に咲いていた。
「次にこちらに印鑑、お願いします」
別にネイルアートが悪いというわけではない。ただ、銀行員という職種は、もっと服装規定が厳しいと思っていたので、違和感を感じただけなのだが・・・。でも、まあ、正直、ちょっとどうかとも思う。

■今日という日。午前中は、引越し関連の雑用諸々。道のりは遠い。15時、渋谷で会議。こちらも道のりは遠い。18時からの会議に1時間遅れて到着。赤坂。長引くと思ったが、予想外に早く終わる。お陰で時間が空いてしまったので、渋谷を徘徊。HMVでCD・DVDを眺めるが、触手が動かず。鮫肌さんから教えられた『ゲルニカ』のDVDもあったが、何故か心を動かず。こういう時に、無理して買った物は大抵、死蔵盤となるので、買わないに越したことはない。続いて『Book 1st』。『ららら科学の子』が面白かったので、引き続き矢作俊作の【スズキさんの休息と遍歴 またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行】を読んでいたのだが、100ページほどで読書意欲を失ってしまい、読む本がなくなっていたのだ。しかし、ここでもなかなか触手が動かず。結局【スペインの宇宙食/菊池成孔】を購入。21時半から溜池で会議。本当は、この後、番組スタッフと飲みに行くことになっており、予定を空けておいてくれとまで言われていたのだが、編集の都合で、急遽、延期に。困った。朝から飲みに行く気満々だったのに。突然、梯子を外された。24時。今から誰かを誘う時間ではない。仕方なく『bar−closed』。27時帰還。
 
Jul.1(Thu.) 
■潮を噴くクジラというのは、何とも素敵なイメージがあるが、実際、噴き上げるあの潮はかなりの悪臭だそうだ。確かに、よく考えたら、潮を噴出すのはクジラの鼻。あの潮の中には、大量の鼻水も含まれているに違いない。

■今日という日。12時から汐留で会議。その後、事務所に行って雑用色々。18時から目黒で打ち合わせ。20時から赤坂で会議。某番組が9月いっぱいでお亡くなりになることが決定。かなり先行して収録しているので、会議も本日で終了。う〜む。何となく真っ直ぐ帰る気分でもなかったので、鮫肌さんを誘って、下北沢へ。『新台北』。ほどよく酔って、タクシーを探していたら、「ヤマナ!」と声。見ると、大学時代の友人で、現在はホリプロの敏腕マネージャーの大健。これ幸いと、彼の車で家まで送ってもらう。車中、深田恭子の話になったが、さすが自社のタレントだけあって「恭子はさ」と呼び捨てにするのが面白い。24時半帰還。