Apr.30(Fri.) 
■今クールのドラマは「身体的機能の欠損」が物語のポイントとなっている物が目立つ。「愛し君へ」の藤木直人は次第に視力を失う病にかかっており、柴咲コウは詳しくしらないが、後天的に耳が聞こえないらしい。そんなドラマの傾向をどう思うかはさておき、視力・聴力の欠損という2つが使われてしまった今、もしこの傾向に便乗する者はどんな物語が残されているか考えてみた。
「次第に嗅覚が失われていく」
キャッチコピーはこうだ。
「最後の日、あなたは何を嗅ぎますか?」
この話をすると皆、コメディにしかならないという。そうか?もし嗅覚が失われたら、それがそれで辛いはずだ。でも悲劇にはならない。それこそが鼻の悲劇である。

■今日という日。14時から溜池で会議。15時半から渋谷で打ち合わせ。18時から赤坂で会議が2つ。本日は以上。夜、渋谷で開かれているかわら長介さん主催の飲み会へ。作家とスタッフの交流を深めるということで。確かにこんな機会でもないと話す機会のないスタッフは多い。もう数年一緒に仕事をしているにも関わらず、仕事以外の話をしたのは今日が初めてというスタッフも多数いた。27時を過ぎても宴は盛り上がっていたが、明日が早いのでこっそり中座。28時帰還。
                         
Apr.29(Thu.) 
■今日という日。世間は休日。しかし会議はある。13時半、汐留で会議。時間が空いたので一度三茶に戻る。17時半、赤坂で打ち合わせ。特番。18時、同じく赤坂で会議。夜、親しいDと打ち合わせを兼ねて西麻布で飲む。【鳥よし】という焼き鳥の店。お任せで頼んだすべてが美味くてよかったが、最後に焼き茄子が出てきたのには困った。茄子は苦手なのだ。さらに中目黒に場所を移して飲む。話すうちに企画の種が見つかる。後はどう育てるか。前にも彼とある企画を思いついたことがあったのだが、忙しさにかまけてモタモタしているうちに他でやられてしまった。同じ轍を踏まぬよう、今回は促成栽培しなくては。24時帰還。
                        
Apr.28(Wed.) 
■今日という日。昨夜の肉のお陰で胃が苦しく、早朝に目覚めてしまい、それから断続的な浅い眠り。こういう時は色々と夢を見る。夢の中でも「焼肉食べたでしょ」と指摘される。13時、汐留で会議。15時、渋谷で会議。18時半、恵比寿で会議。深夜ドラマの企画。話すうちに大きく路線が変更。今回提出した案はお蔵入り。新たなにプロットを書くことに。まあ、それは別にいいんだけど、どう見ても深夜ドラマの予算には嵌らないように思えるのだが、平気なのだろうか。夜、知人と中目黒の【炙屋】で飯。しばらく来ないうちに店の造りが変わり、店員の段取りが悪くなっていました。
                        
Apr.27(Tue.) 
■アメリカのテレビドラマを見ていると、女が男に「Hi」と話しかけて、男も「Hi」と返すシーンがよくある。あるいは女「Hey」と呼びかけて、男が「Hey」と返す。このようなやりとりを日本語で書くとしたらどう書けばよいのか。女が「ねえ」と話しかける。ここまでいい。だからといって男の返事が「ねえ」じゃおかしい。じゃあ、これならどうだ。
女「あのね」
男「あのね」
バカの会話である。だからといってアメリカ人のように、
女「ハーイ」
男「ハーイ」
ではふざけるなといった感じである。日本人にはあのようなやりとりは無理なのだろうか。

■今日という日。本日は、会議は一切なし。早起きしてロケ台本を1つ書いて送信。昼食は三茶で野菜カレーとナン。帰りにティッシュペーパーとキッチンタオルと排水溝用のネットを買う。こういう生活感溢れるものをまとめて買うと不思議な気分になる。普段「生活」とは程遠い毎日を送っている反動かもしれない。そしてその不思議な気分は滅多にないことなので新鮮で悪い気分ではない。帰還して、ドラマ企画書のためのプロットを書き、さらにもう1つ台本を書いて送信。18時、赤坂見附で打ち合わせ。演出からの要望に担当Dと二人、頭を抱える。19時半、四ツ谷で某特番の打ち上げ。焼肉。この特番、局の若手が出したもので、成績も思いのほかよく、すぐに第二弾、そしてレギュラー化と企画者本人が盛り上がるのは当然として、回りの人間もそれを焚きつける。しかし、こういう時、その勢いにすぐ乗れないのは、性格か年齢かそれとも立場。おそらくそのすべてだろう。冷静に考えれば、問題点は山のようにあり、その幾つかは指摘できるが、改善となると非常に難しい。もう1軒、へぎ蕎麦の店に流れて、少しだけ飲んで中座。24時半帰還。
                        
Apr.26(Mon.) 
■あるテイクアウトのサンドイッチ屋のメニューを見ていたら『カステラサンド』なるものがあった。食パンの間にカステラが挟まっている。炒飯ライスのようの食べ物である。

■今日という日。早起きして台本書き。細かい台本が山積みで面倒。13時から芝公園で会議。16時、赤坂で打ち合わせ。諸々の事情で、その場で台本書き。しかも短いコントのような内容。こんなのは久々。思いつくまま自動書記的に書く。19時、西麻布で打ち合わせ。20時半、元々、遅れると予告していた会議に、予告通り遅れて行ったら、ほぼ終了していた。30分ほど話をして、22時には帰還。朝、積み残した台本を1つ送り、あとは録り溜めた担当番組のビデオなどを見て過ごす夜更け。
                
Apr.25(Sun.) 
■今日という日。朝10時から、赤坂でPV。微妙。本当はすぐさま帰還して仕事するつもりが、あまりの天気のよさに、街中をうろつく。夕方、帰還。少しだけ台本仕事をして、夜は久々に実家に戻って飯。
        
Apr.24(Sat.) 
■前々から「サントリーファインブリュー」というビールテイスト飲料の車内広告が気になっていたのだ。浅草の商店街の方の顔写真が使われているのだが、真ん中の女性がとてもパンチのある顔だった。低カロリーというのが売りなのだが、それにしてはパンチがありすぎる。彼女もこの写真でOKしたものだと思っていた。そして久々にその広告をよく見たら、真ん中の彼女だけが別の女性に変わっていた。一体どういう経緯で、写真が変えられたのか。気になるところである。

■今日という日。14時から渋谷で事務所処理に関する雑用。16時から赤坂で特番会議。タレントから変更希望点を出されたので、それを受けて。18時半から、同じく赤坂で月例の社長との食事会。25時半帰還。
 
Apr.23(Fri.) 
■今日という日。ストレスと乱れた食生活のせいか、口内炎が多数発生。ビタミン剤を飲む。13時から汐留で会議&打ち合わせ。15時から虎ノ門で打ち合わせ。週明けに向けて、細かい台本仕事が山積みとなる。18時から赤坂で会議。早めに終わったので、夜の渋谷を徘徊。仕事用の資料として【熱海殺人事件/つかこうへい】を購入。資料とはいえ、まさかつか戯曲を読む日がくるとは思わなかった。まあ、舞台では見ているのだが。本日はもう仕事はしないと決め、たまにはまともな飯をと思い、松陰神社前にある【大吉】という上海家庭料理の店で夕飯。メニューを見ると食べてみたい料理がズラリと並ぶが、一人ではそう色々は頼めないのが悔しい。黄ニラと海老の炒め物を肴に紹興酒を飲みながら、「熱海殺人事件」を読む。23時半帰還。
                
Apr.22(Thu.) 
■打ち合わせで、自分が大人になったと実感したのはどんな時かという話になった。あるDは、風邪をひいて病院に行った時、自ら「注射して下さい」と頼んだ時、自分も大人になったもんだと実感したそうだ。わからないでもない。

■今日という日。12時から15時まで汐留で会議2連発。その後、事務所に寄って粛々と台本書き。17時半から芝公園で中尾彬さんの取材。同じ事務所に所属はしているものの、忘年会ぐらいしかお会いする機会がないので、緊張。東京を大横断。砧スタジオに収録を覗きに行く。色々思うことあり。再び赤坂に戻って会議。迷走。本日、移動の連続であまりにも疲れたので、久々に渋谷の『ディーマルゴ』に寄って、軽く飲む。店主の渡辺君が患った病状が、最近、『ほんとは怖い家庭の医学』で僕が担当した病気とほぼ同じだったので、得意顔で語って、不安を煽ってしまう。25時半帰還。
  
Apr.21(Wed.) 
■先日、立ち食い蕎麦屋に入ったら、仕事のできないある同僚について話す店員どうしの会話が聞こえてきた。その仕事の出来なさ加減についてひと通り話した後、店員@が言った。
「思わず血液型、何型って訊いちゃったよ」
なぜそこで血液型を訊く?店員@は血液型占いとは無縁なような顔をしていた。
そして、問題の店員がA型だったと告げると、
店員A「俺と同じだ」
この答えに店員@はうろたえたらしく、
店員@「Aっていっても色々あるよな、AOとかAAとか」
慌てて細かいことを言い出し、さらに、
店員@「まあ、結局、A型が一番多いわけだしさ」
お前がそれを言っちゃマズいだろ。

■今日という日。11時から赤坂で会議。特番の企画打ち。着地するかどうかは分からないが、色々な意味で着地すると嬉しい企画。その後、赤坂の編集所へ。某特番のテロップ&音付けの相談に乗る。これが自分で立ち上げた企画ならばやる気も漲るが、前にも書いた演出氏への助け舟的な仕事。虚しさは募るばかり。昨夜のパソコントラブルで消えた原稿を書き直すべく、会議を1つ休んで、一時帰還。少しだけ横になったら、気を失うように眠ってしまい、会議中に倒れる夢を見て、目が覚める。慌てて台本を書いて送信。18時半、恵比寿で会議。20時半、お台場で会議。23時、溜池で会議。25時半帰還。急いでナレ書き。そろそろ日本の夜明け。
 
Apr.20(Tue.) 
■今日という日。午前中、自宅で台本書き。14時からお台場で企画打ち。漠然とした話を進めるうちに、種のような物は見つかる。育つか。16時半、汐留で会議。18時、赤坂で会議。会議終わりでそのまま部屋を借り、1日遅れの台本を書く。22時から同じく赤坂で会議。予想外に長引き終了は25時。26時に帰還して、先ほど書いた台本を送信しようとしたら・・・送れません。ファイルを見てみると、何故か文章が上書きされておらず全部消えている。え〜〜〜。3時間分の作業が水の泡。しかも締め切りを大幅に遅れているし。だが今から書き直す気力はない。仕方なく前倒しで明朝書くはずのナレーションを書くうちに日本の夜明け。徒労感。
      
Apr.19(Mon.) 
■通りかかった薬局の店先にこんな広告が。
【小便の道が元気よく太くなります】
気持ちいいまでに、野面な言い様である。

■今日という日。13時から表参道で会議。予想外に長引く。17時から赤羽橋の編集所で打ち合わせ。19時から西麻布で打ち合わせ。21時から赤坂で打ち合わせ。突然の特番。面白そうだけど、意外と難しいぞ、これ。体調が悪いので、タクシーで帰還。家に帰ると寝てしまいそうなので、途中、デニーズに寄って宿題。25時帰還。微熱。
  
Apr.18(Sun.) 
■朝、ある情報番組で下北沢の特集をしていた。自分がよく知っている街が、テレビで取り上げられているのを見るのは、色々な意味で面白い。今日の番組は、ちょっとどうかと思う点満載。今どき下北沢を「夢を追う若者たちが集う街」という目線で紹介するのはどうなんでしょう。ライブハウスからギターを抱えてきた若者たちに、
「将来の夢は?」
と尋ねたその答えは、全員揃いも揃って、
「ミュージシャンです」
そりゃそうだろう。もし全員が「公認会計士です」と答えたら、例えそれが事実であっても撮り直すに違いない。
長年、夢追い人たちを見て来たバーのマスターなんていうのも出てきた。なんだ、夢追い人って。そしてまた出た、「優作の残したボトル」 一体、下北沢に何本のボトルを残してるんだ、松田優作。
冒頭で下北沢までのアクセスを丁寧に説明していたところを見ると、今回の特集は、この春に上京して来た者たちを対象にしたものかもしれない。ならば是非、教えてあげて欲しいことがあった。それは下北沢駅での切符の買い方。井の頭線が実は京王線であることを知らず、小田急線専用の券売機に並んでしまい、どう買っていいのか分からず困っている人をよく見かける。井の頭線の切符を迷わず買えるようになって、はじめて下北沢通の第一歩だと思うのだ。

■今日という日。終日、自宅に籠もって台本仕事。夕方、中目黒まで散歩。それ以外はひたすらパソコンの前に向かう。

 
Apr.17(Sat.) 
■今日という日。14時から赤坂の素敵なオフィスで打ち合わせ。実現すれば面白そうな妙な企画の打ち合わせ。しかし実現するかどうかのかなりの比重が、本日依頼されたプロットにかかっているらしい。そんな大役を・・・。大丈夫か。16時から虎ノ門で打ち合わせ。こちらは緩い感じで。夜、所用あって溜池山王のビルの上で中華料理を食う。いい値段の割には記憶に残らない味。店の選択を誤った。
 
Apr.16(Fri.) 
■今日という日。11時から赤坂で会議。13時から汐留で会議。15時から表参道で打ち合わせ。予想外に濃厚な打ち合わせとなりうろたえる。その後、時間が空いたのでどうしようと思っていたら、知人から電話。同じく時間が空いているという。素晴らしいタイミング。表参道で落ち合い、その人の身に降りかかった本人にとっては悲劇、端から見れば喜劇な事件の途中経過を聞く。18時から赤坂で会議および分科会。会議終わりで、作家の村上さん、一文無君と赤坂のリーズナブルな寿司屋・『すし幸』で夕飯。それにしても金曜日は、週明けの打ち合わせに関する電話がよく入る。お陰でスケジュール帳の来週前半はもはや真っ黒。眩暈。26時帰還。
 
Apr.15(Thu.) 
■無事、解放された3邦人に関しては、あらゆるレベルでネタにされているので、今さらここに書くようなことではないと思うが、先週の金曜日、「ニュース23」に家族たちが出演した際に、どうにもこうにも気になったことを記録のために、ここに記しておこう。

今井君がイラク入国前夜に送ってきたメールの中の一文。
「あとは運次第です」

同じく今井君の父親が筑紫哲也に「どうしてイラク行きを止めなかったのか」と尋ねられて、
「止めることは止めたが、最終的に息子の行きたいという意志を尊重した」
(というような内容)

■今日という日。13時から汐留で会議。会議後、慌てて帰還。締め切りを過ぎた台本を急いで書く。19時半から渋谷で打ち合わせ。某代理店の方と某制作会社の方をお見合いさせる。僕としては非常に珍しい行い。その他、夏の特番の話などもチラホラ。打ち合わせ中に3邦人解放の知らせが知人よりメールで入る。急いで帰還。ニュースで確かめる。安堵からだとは思うが、あの笑顔は確かに反感を買うに違いない。と思って、yahooの掲示板を見たら批判の嵐。これだけ解放されて批判を受ける人質もいないのではないか。あの3人、日本国内の自分たちに対する風当たりをまったく知らない。帰国後、とんでもない発言をするのではないかと楽しみ、もとい心配である。と書いた矢先に、早くも郡山さんが不用意な発言を母親への電話の中でしたという情報がネット内に蔓延。果たして帰国後、どんな騒ぎが起るのか。などと思いながら、粛々と台本仕事に勤しむ。
 
Apr.14(Wed.) 
■タクシーに乗ると、ラジオで吉田照美の番組をやっていた。特集は「AVに見るオッパイの素敵な呼び方ランキング」 吉田照美がアホのコに扮して「オッパイオッパイ」と連呼している。昼間からなんともスゴい特集だが、それはさておき、客を乗せている時に、いきなりそんな内容がラジオから流れて来た時、運転手はどう思うのだろうか。乗っているのが女性客なら、かなり気まずい空気が流れるのではないか。やはりすぐさま番組を変えるのか。しかし、あまり露骨に変えるのも、それはそれで微妙な空気が流れるに違いない。どうしよう。悩むうちにもタクシーは進む。照美はオッパイと叫ぶがタクシーは進む。ちなみに僕が乗ったタクシーでは、運転手は微動だにしなかった。それは僕が男だったから、あるいは彼がものスゴくオッパイ話を聞きたかったからに違いない。

■今日という日。午前中、パソコンの不具合で思うように台本が書き進めず、やむなく会議を1つ休む。14時半から虎ノ門で会議。その後の会議が1つなくなったので、一時帰還。20時半からお台場で会議。22時半から溜池で会議。25時半帰還。雨のせいでとても疲れた1日。
                        
Apr.13(Tue.) 
■罰ゲームの定番として「マズい物」がある。今までにも数々のマズい物を作ってきたが、「ユンケルのお酢割り」などはなかなか効果絶大だった。何度か提案して実現していないのは、「蟻入りのオムレツ」 表面はあくまでフワフワの美味しそうなオムレツ。だが、切ると黄色い卵の中に真っ黒い蟻がビッシリ・・・という視覚的に気持ち悪さを狙ったものである。オムレツは茶碗蒸しでもよい。
おおよそ考えられるあらゆるパターンのマズい物を試してきたと思ったが、今日、新たなるマズい物に出会った。それは・・・カプセルの載ったピザ。一度に何錠飲んでも害のないサプリメントのカプセルを載せ焼いたピザである。出演者が食べた残りを、話のタネにと食べてみた。マズい。ものスゴくマズい。未体験のマズさである。カプセルは普通、噛むものではない。それを噛み砕く。その食感がマズい。喉ごしがマズい。そしてそもそもカプセルというのは、中の薬のマズさを包み隠すためのものであり、それをわざわざ噛み砕いて食べるわけだから、いよいよマズい。激辛・激苦など色々なマズさがあるが所詮は食品のマズさである。しかし、これは違う。もっとケミカルなマズさである。まだこんなマズさがあったとは。マズさの世界は奥が深い。

■今日という日。11時から赤坂で会議2連発。そして午後から砧スタジオへ。【アフリカのツメ】2回目の収録。元々、あまりスタジオに顔を出す方ではないが、この番組に関しては出演者の按配を脚本に反映したいため、しばらく行くようにしているのだ。そして案の定、現場作業も発生。その場で台本を書く。24時過ぎても撮影が終わる気配なし。さすがに他の仕事があるので、無念の中座。その後、三宿のデニーズでSOSを発信してきたDと緊急の打ち合わせ。27時帰還。
                        
Apr.12(Mon.) 
■今日はじめて知ったスゴい言葉。
【筋腫分娩】
子宮壁の粘膜に出来た筋腫が子宮内腔に突出する。この時、筋腫と子宮壁が茎で結ばれている場合があり、これを「有茎性」と呼ぶ。さらにこの茎が伸びて筋腫が膣内に脱出してしまうのが「筋腫分娩」である。想像するだに恐ろしい光景である。詳細を確認するため、ネットでみたら、筋腫分娩の写真があり、やはり恐ろしかった。焼肉を食べに行く前には、見るのは避けた方がいいだろう。
(とここまで書いた後に、↓のごとく焼肉を食べに行くことになった。しかも焼肉と言い出したのは、一緒に行った相手だ。僕から言い出したわけではない。なんという偶然!そして何の躊躇いもなく上ミノにかぶりついたのだった。上ミノと筋腫はよく似ているのだが)

■今日という日。13時から表参道で会議&分科会。夕方からの会議が流れたので本日は以上。まだ日のあるうちに帰還。イラク人質関連のニュースを求めて、珍しく長時間ネット内を徘徊。家族の発言や周囲の動きを知れば知るほど、筒井康隆の初期作品を地でいくような事件だと思う。さすがに今の筒井康隆がこの手のドタバタを書きはしないだろうが、もし「噂の真相」がまだあったら「狂犬楼の逆襲」に今回のネタを書いていたのではないかと思うと、非常に残念。ネット徘徊の後は地道に台本書き。夜中、打ち合わせがてら、親しいDと我が家の近所で焼肉。焼肉屋に行ってもなるべく野菜を沢山摂るようにしているのが、ささやかな抵抗である。
                       
Apr.11(Sun.) 
■騒ぐ犬に対して「ストップ!ストップ!」と声をかける飼い主がいる。それで犬が鳴き止めばよいが、そのまま吠え続ければ、これほどマヌケな姿もない。主人は叫ぶ「ストップ!ストップ!」 しかし、犬は吠え続ける。その姿を見ていると「そりゃあ、犬に人間の言葉は通じないだろう」という気になってくる。そう思って見ると、そこにいるのは犬に向かって必死になって話しかけるが、まったく相手にされていない村のバカである。

■今日という日。完全な休日。新聞に【イラクを愛した3人救って】の見出し。また出たか、この論調。愛すれば必ず報われるとは限らない。往々にして思いを通じず、時には疎まれたり、嫌悪されたりすることもある。そんなことは現実の恋愛を見ても明らかではないか。夜、二子玉川の高島屋内に入っている『文琳』で中華料理を食べる。
   
Apr.10(Sat.) 
■今日という日。

13時から渋谷でウチに事務所が主催している「月刊放送作家の会」という、放送作家に興味のある学生を対象とした、なんというんですか、無料セミナーで30名の参加者の前で話す。体調不良の余波で頭がまったく回らず、大した話が出来なかった。申し訳ない。来月もあるので、その時はもう少し心積もりをしていこう。

16時から赤坂で会議。18時から同じく赤坂で打ち合わせ。19時半からまたしても赤坂で打ち合わせ。同じ赤坂だが、すべて場所は異なる。さらに21時から昨日に引き続き赤坂の編集所で打ち合わせ。今日は明日の収録に備えて、ゲストネタの整理およびスタジオ台本の修正作業。この特番、そもそも他の作家たちがやっており、僕はあくまで途中参加。彼らの仕事ぶりに不安を覚えた演出氏が、SOSを出してきたのだ。お陰で非常に微妙でやりにくい立場だった。だが、演出氏の不安は的中。親しい演出氏の力になれたことはよかったと思うが、やはり釈然としない思いは残る。

予想外に打ち合わせが延び、行くはずだった某番組の食事会に行けず。先に行っていた鮫肌さんから怒りの電話。実は僕が誘ったのだ。そんな「怒りの文殊」と渋谷の韓国料理屋『吾照里』へ。さらにその後、同じく渋谷で打ち上げをしていた『宝島の地図』のスタッフたちと合流。28時帰還。
 
Apr.9(Fri.) 
■知り合いのある女性は、先日、昼から脱毛に行き、夕方からエクステを着けに行ったそうである。減らしたいのか、増やしたいのか。

■今日という日。気を失うように床で寝てしまい、そのまま起き出して、ナレ書き。体調が悪い。お腹が痛い。また風邪の菌が腹に入ったか。午後、赤坂の編集所へ行く。明後日収録の特番のナレーションを藤岡宏、さんに読んでもらうのだが、複数の作家が書くためどうしてもトーンが異なってしまう。そこで行きがかり上、僕が出来上がった原稿のトーン合わせをすることになったのである。編集所に監禁されること6時間。VTRを見ながら、ナレーションを修正していく。書いている余裕はない。口立てで直していく。当然、口調は藤岡宏、になる。6時間、藤岡宏、だ。お陰で喉が痛い。相変わらず腹も痛い。微熱。不具合のあるVTRが気になって仕方ない。本編で直すしかない。そして腹痛。

夜、テレビでイラクの邦人人質関連のニュースを見まくる。「ニュース23」には3邦人の家族が出ていた。このタイミングで生放送に家族を出すのもすごい話である。危うくて仕方ない。いきなり取り乱し、放送上不適切な発言を叫び出すのではないかとハラハラする。実はそのハラハラ感を狙ったに違いない。それなのに意外と普通に終わってしまってガッカリしたのではないか。それにしても緋田康人似の今井さんとその兄、そして父親の顔はそっくりだ。父親が発言をしている際、その横に今井さんの顔写真がワイプで入った時には、思わず笑いそうになった。そして高遠さんの妹の髪型はどうなんでしょう?某番組の女性ADが、ミスを償うため、頭を坊主にして来て、みんなが海老のように引いたという話を思い出した。他にも色々と思うこともあったが、それは事件の行方次第で、後日、書くことにしよう。
   
Apr.8(Thu.) 
■我が家の近所に「TOT管理」という会社名の看板がある。顔文字の刷り込みとはすごいもので、「TOT」という看板を見ると、どうしても口を開けて涙を流している顔に見えてしまうのだ。

■今日という日。13時から汐留で会議。その後、事務所で台本書き。夕方、渋谷で人と会う。20時半、赤坂で会議。4時間に及ぶ長丁場。限りなく疲弊。帰還後、台本直し。これで第4稿。今度は、某出演者への気遣いで、ちょっとセリフをいじる。色々な理由があるもんだ。夜中、ようやくイラクの事件のニュースを見る。拘束されたうちの一人であるフリーカメラマンは、タクシーでイラク入りしたという話を聞いて驚く。タクシーって。そんな物なのか。
  
Apr.7(Wed.) 
■今日という日。13時から汐留で会議。16時から溜池で会議。18時半、恵比寿で会議。20時半、お台場で会議。22時半、溜池で会議。久々の会議漬け。週末にかけての宿題の山に気が遠くなる。帰還して、台本を再直しで決定稿を作る。ちなみに今回は#3と思って書いた台本が、出演者の都合で#4となったためである。色々な理由がある。
 
Apr.6(Tue.) 
■アマゾンにマニオク芋という芋がある。この芋、なんと毒がある。しかも青酸を含む猛毒である。何故、芋が毒を持つ?芋といえばなんとなく平和な感じがするじゃないか。ジャングルで食料が尽いたその時、芋と果実を見つけたら、まず人は芋を食うだろう。芋の方が腹に溜まりそうだし、安全そうだ。しかし、食べたその芋は猛毒なのだ。毒芋。恐ろしい。だが、驚いたことに現地では、この毒芋、主食の1つとなっている。芋を摩り下ろしてから水で洗い、毒を絞り出してから食べるのである。素晴らしい知恵である。この知恵に辿り着くまで何人の人が命を落としたのだろうか。フグの毒の発見よりは犠牲者が多いと思うのだが。

■今日という日。夕方までひたすら台本直し。17時、新橋の某広告代理店で打ち合わせ。19時、汐留で会議。夜中、赤坂見附の飲み屋で、尾崎豊のように悩む友人の話を聞く。そしてそんな悩みの言葉の一部を、ある台本に流用しようと思う。
 
Apr.5(Mon.) 
■今日という日。早起きして宿題。二度寝して悪夢を見る。自室で寝ていると、何者かの手が肩に食い込む。その指の感触まで覚えている。反射的に手の主を見てはいけないと思う。しかし、手が離れた時、つい見てしまう。赤ん坊の背中が見える。あの手は赤ん坊の手だったのか。振り返った赤ん坊の顔は醜いケロイドに覆われていた・・・。
そんな悪夢を、わずか1時間ほどのニ度寝の中で、数回見る。かえって疲れた。

13時から表参道で会議および分科会。

渋谷のHMVで衝動的に【金田一耕介BOX】を購入。先日見た、TV版の「犬神家の一族」に不満足だった反動。といってもこのBOXに「犬神家」は入っていない。まあ、石坂金田一で一番好きな「悪魔の手毬歌」が入っているのでいいか。

20時から赤坂で打ち合わせ。台本直し。ゲストの都合で、ほぼ全面改稿。ゲストが「あること」を出来ないと言ったため。そもそもその「あること」を軸に構成した物語なので、「あること」なしでは成立しない。さらにいえば「あること」をやりたいばかりにその物語を作ったので、「あること」が出来ないならばまったく別の話でもよいという気にもなったが、さすがにイチから考え直す気力はなく、言われるがまま修正案を受け入れる。

22時から赤坂で会議・・・の予定が前の会議が押しているとかでなかなか始まらない。同じ会議に出席するはずのDたちと別室で、まとまりのない話をするうちに時間切れ。
宙ぶらりな気分になる。
  
Apr.4(Sun.) 
■今日という日。冷たい雨。今日が最後の花見のチャンスと意気込む人々を嘲笑うかのような雨である。朝から、ナレ書き。視聴者に恐怖感を与えるのを目的としたVTRなのだが、非常によく出来ており、ナレーションを書きながら、背筋に寒気が走る。17時、渋谷で打ち合わせ。初めて打ち合わせるDなので、相手のツボが分からず少々苦労。19時から築地で打ち合わせ。ひょっとして流れるのではないかと思い、渋谷から電話したのだが、どうしても来て欲しいと言われたので、雨の中、行ってみると、やはり到着直後に打ち合わせが流れることが決定する。詳しい事情は省くが、あまりの徒労感に哀しくなる。さすがに悪いと思ったのか、夕食用にとっていたらしい出前の焼きそばを食べていくように勧められる。それがまた哀しみを誘う。帰り道、久々に本屋でゆっくり本を選ぶ。買いそびれていた雑誌「en−taxi」をようやく購入。【これが墓だ。そしてこれが墓を塞ぐ石/宮沢章夫】を読むため。短い作品なので、すぐに読了。あのくだらない会話、小説だと読んでいて思わず笑ってしまうが、同じ内容のセリフを舞台で役者に言わせたら、客は笑うのかそれとも引いてしまうのだろうかなどと思いながら読む。21時帰還。
  
Apr.3(Sat.) 
■今日という日。午後から四ツ谷の某事務所の花見に誘われて参加。

久々に会う方ばかり。伊武雅刀さんはすでにほどよく酔っており、濱田マリさんはお子さん連れ。丁度、その子供がお腹にいた頃、一緒に仕事でご一緒していたので、こんなに大きくなったのかと奇妙な感慨。

さらに、数時間後「オールスター感謝祭」を控えた松尾さんが美味そうに升酒を飲んでいたり、どう見ても美容師にしか見えない渋谷区議氏から表参道からイルミネーションが消えたカラクリについて教えてもらったりと、楽しいひと時。

中でも一番嬉しい再会は、江口洋介さん。彼のラジオの構成をやっていたのは、もう5年以上前。さすが覚えていないかとも思ったが、一応挨拶すると「覚えているに決まってるじゃないですか」との返事。さらに「俺がヤマナさんも海とか行くんですか?って訊いたら、海とか行かないからこの仕事をしてるんだって答えたのが驚きだった」と言われる。そんなこと言ったか、俺。それにしても、江口さんと一緒にやっていたラジオは、今から思えばかなり楽しかった。いわゆるタレントフリートーク物だったが、いかにも彼が喋ったら女性リスナーが喜びそうなテーマばかり提案してくる女性ディレクターに対し、2人してあえてその逆目を行く内容ばかり考えていた。2月冒頭のテーマなんて「たかが豆、されど前」。節分をテーマにするのもどうかと思うが、豆って。しかもずっと「血豆」の話とか、「豆知識という言葉は貧乏くさい」とかそんなどうでもいい話ばかり放送した。人間としてのタイプはまったく違うが、同じ年齢の「男子」感覚でやっていた番組だったように思う。

それにしても今日、四ツ谷の土手に来た花見客は驚いたのではないだろう。普通にみんなが歩く土手に緋毛氈を敷いて、江口洋介がいる、伊武雅刀がいる、片岡孝太郎がいる・・・「白い巨塔」の花見か。いやいやいや、もっと面白い表現があるだろうが、見ていないので思いつかない。しかし、いくら近くに公衆便所がないとはいえ、「トイレをどこですか」と尋ねたら、目の前のホテルニューオータニを指差されたのには驚いた。この辺りもどこか「白い巨塔」風。

まったく飲み足りないが、仕事がある。2時間ほど花見を楽しんで、急いで帰還。半日以上遅れてようやく届いたVTRのナレ書き。

夜、知人と夕食を食べるべく、世田谷区内・某所の焼肉屋に行くと、偶然、俳優の白井晃さんと遭遇。こちらは丁度店を出る所であり、こういう時、どういう会話をしていいのか非常に困る。「先日は芝居に来て頂いてありがとうございます」「楽しかったです。またうかがいます」「今度は半年先なんですよね」「あの、制作のBさんとも顔が繋がりましたので、あの、またうかがわせて頂きます」・・・もう少し、気の利いた会話が出来ないのか、俺。こういう偶然の遭遇での短い会話はどうすればいいのか。

半年分ぐらいまとめて華やかな人々と出会った1日。
 
Apr.2(Fri.) 
■ある番組で、アフリカで血液型の調査をしようと思ったら、現地のコーディネーターにかなり難しいと言われたそうだ。そもそも血液型を調べるという習慣がないせいもあるが、他にも大きな理由が2つある。1つはエイズが蔓延しているため、血液を調べたというだけで周囲からエイズの疑いを持たれてしまうこと。もう1つは親子の血液型を調べて、実は父親が違うことがばれてしまうのを恐れるためである。

■今日という日。13時から汐留で会議。15時半から21時半まで赤坂で会議が2つ。その後、下北沢でコメディライターの須田さんと今や月例となった酒宴。といっても今夜は2人だが。雑談の合間に先々に企画の芽について話す。途中から身重なはずの奥さんも合流。26時半帰還。
 
Apr.1(Thu.) 
■今日行った中目黒の飲み屋のトイレにこんな貼り紙が。ちょっと長いが全文引用してみよう。
『御協力をお願いします。

この度、オーナーが他の仕事に手を出し、
大失敗してしまい、多額の負債をかかえ込んでしまいました。
私達、スタッフは、然々(ママ)関係ないのですが、日曜日、祭日も働かされることになりました。
どうか御理解いただいた上、御来店をお待ちしております。

かわいそうなスタッフ一同』

これが実は単なる日曜祝日も営業するようになったお知らせであったら、手が込んでいるが、果たして真相やいかに。

■今日という日。13時から汐留で会議。昼食には珍しくとんかつ。やはり肉に敗れる。本日の会議はこれのみ。帰り道、渋谷で【EACH TIME(リマスタリング)/大滝詠一】【はっぴんえんどBOX】を購入。「EACH TIME」は「Bachelor Girl」と「フィヨルドの少女」が収録されているのが買いですね。この流れで聞く「Cider‘83」もよい感じ。さらに三宿の交差点近くのカフェでひと休みして18時帰還。ここから台本書き。夜更け、夕食がてら知人と中目黒の町工場のような店で飲む。