Jun.30(Mon.)
■今日という日。10時から渋谷で打ち合わせ。哲学の授業を受ける。色々候補が出た中、最終的に「ハイデガー」に決定。ハイデガー。名前は聞いたことがあるが、それ以上のことは何も知らない。また勉強の日々。12時から赤坂で会議。粛々。次の会議は24時から!渋谷で【CM2/CORNELIUS】やムーンライダーズの旧譜などを購入して17時帰還。本日締め切りの台本をいそいそと書き出す。どうせ朝帰りになることが分かっているので、書き仕事を片付けておいた方がいいと分かっているにも関わらず、結局すべてが中途半端。24時から赤坂で会議。さあ、これが長い。夜が更けるにつれどうしても脱線が増える。真面目な顔をして話していた総合演出が叫ぶ。「うわっ、いきなり勃起した!」 もしかすると彼はもうすぐ死ぬのかもしれません。先立つ不幸をお許し下さい。終わったのは30時。つまり朝の6時。さあラジオ体操に行く時間である。
 
Jun.29(Sun.)
■妙な夢を見た。家のベッドで眠っている夢だ。ふと、身体が浮いている感覚で目を覚ます。意識がはっきりするにつれ、ベッドから数センチ浮かんでいることが分かる。でも目は開けられない。というか開けない。自分が浮かんでいることを認めてしまってはいけない、そう思い込んでいるのだ。やがて尿意が襲ってくる。しかしトイレに行くためには目を開けなければいけない。どうしよう。困っていると、自然に身体がベッドに軟着陸し、布団の間にいい感じに納まった。布団の温もりを感じ、眠りに落ちていく。夢の中の眠りと交差するように、現実の僕は目を覚ます。

■今日という日。結局、VTRが届いたのは明け方だったらしい。早起きしてナレ書き。
ならばはじめからそう言ってくれとも思うが、今回は現場の大変さを重々承知しているので特に文句も言わず、おとなしく取り掛かる。思ったより分量が少なく、その分いつもより丁寧に書く。午後の早い時間に送信して、昼寝。最近、よく昼寝する。まるでスペインの人である。夜、実家に戻る。夕食を食べ、22時帰還。帰り道、プラムを買おうと思ってスーパーに入ったら、いい感じのプラムがなく、気がついたら生まれて初めてキウイフルーツを買っていた。あと、自分で買ったことがないものはなんだろう。果物なら柿。野菜なら蕪。
 
Jun.28(Sat.)
■あるDがまだADだった頃、夏の盛りの海辺で1日中、上半身裸でロケを行った。ロケを終え、夜、宿に帰ると背中がどうにもこうにも熱い。そこで冷たいシャワーを浴びた。すると今度は背中が重い。不思議に思って鏡で見ると、何と背中の皮の上部だけが上手いこと剥けて口を開け、そこから水が入り込み、中に溜まっていた。つまり背中に水袋を背負った状態。慌てて逆立ちすると、背中から大量の水が零れ出たそうである。

■今日という日。13時から恵比寿で会議。会議中からラーメンが食べたくて仕方なくなり、会議終わりで「香月」で辛いラーメンを食べて満足。17時帰還。今夜から明日にかけて長尺のナレ書きがあるので、それに備えて仮眠。2時間ほど眠ってVTRの到着を待つが、待てど暮せど来ない。こういう宙ぶらりな時間が一番困る。落ち着かない。仕方なく細かい仕事をしながら待つ。Dからナレーションの雛形を送ると連絡があったのは23時半。しかし肝心のVTRが来ない。その30分後、他のスタッフから電話。「直しが出たので早くても2時過ぎに送ります」 なんだ。明日の朝早起きすればよかったんじゃないか。何となく時間を無駄にした気分の土曜日。
 
Jun.27(Fri.)
■今日という日。細かい仕事が山積みとなり会議1つ欠席。夕方まで家でじたばた。19時から赤坂で会議。ここでもじたばた。20時半から同じく赤坂で打ち合わせ。気が遠くなるくらい先々の、しかも異種格闘技的な話。23時に帰還。猛烈に魚が食べたくなり、近所の安寿司屋で一人寿司を食べていると、知り合いの役者から祐天寺で飲んでいるので来ませんか?との誘い。ああ、もう30分早ければ・・・。ということで寿司を2つ3つ食べたところで移動。祐天寺にあった「LUNA」が閉店して、そこの常連たちが新しく溜まるようになった店。店名は失念。27時半再帰還。毎晩飲みすぎ。
 
Jun.26(Thu.)
■CDのジャケ買いのように本でもタイトル買いする時がある。今日、NHK内の書店で見かけた本は、そのタイトルに惹かれ、一度通り過ぎたにも関わらず、わざわざ戻って購入した。
【人はなぜ泣き、なぜ泣きやむのか?/トム・シュルツ】
「人はなぜ泣くのか?」じゃないのがいい。確かになぜ泣くのか?よりなぜ泣き止むのか?の方が不思議だ。ただその中身はかなり学術的な内容。買ったはいいが最後まで読みきれるのかどうか。

■今日という日。京都で色々な種類の漬物を買ってきた。それを並べて食べたくて、朝はお粥、昼も白飯という食生活。会議が1つなくなったので、ひたすら台本書き。ロケ台本を片付け、昨日締め切りのラジオドラマの台本を書き、明日締め切りの松尾さんがやっている「ラジオ・ジョークブック」用のコント台本を何本か書く。コントとはいえネットで資料を探りながら書くので時間がかかる。17時から渋谷で打ち合わせ。18時から麻布十番で打ち合わせ。本日の外仕事は以上。夜、池尻でご近所の友人と半年振りに飯を食う。2人でワイン2本+グラスで何杯かはやや飲みすぎ。帰巣本能でかろうじて帰宅。25時半帰還。
 
Jun.25(Wed.)
■そういえば関西に行った時、【カリカリ博士】という名のたこ焼きチェーン店があった。なんというマニアックなネーミング。どれだけの人が元ネタを分かるのだろうか。

■今日という日。数日間サボったので仕事山積み。朝から台本やナレ書きをしてなおも幾つか積み残す。11時半から赤坂で会議。「感謝祭」 もうそんな時期である。14時から同じく赤坂で打ち合わせ。秋に向けての種蒔き。種を播いてもすべて芽吹くとは限らないのがこの仕事の辛いところ。16時から溜池で会議。粛々。その後、「DX」の収録準備。21時から下馬のピザ屋でComedy ClubKingを終えた面々と合流。7月のタワーレコードのイベントについて少し話す。といってもほぼバカ話。「猫のホテル」の池田鉄洋君と初めて会う。23時に散会して帰ろうしていると、同席していた峯村リエさんから電話。Dの大根さんを呼び出したので祐天寺で飲もうという誘い。ということで峯村&大堀こういちさんと大根さんの4人でさらに飲む。まさかもう1軒行くとは思っていなかったので、ピザ屋の時点でかなり飲んでいたので、早々眠くなる。26時半帰還。
 
Jun.24(Tue.)【プチ三都観光最終目】
■正午にチェックアウト。京都に移動。知人たちと会うためである。
■「せっかく京都に来たのだからそれらしい物を食え」と言われてまず連れて行かれたのが八坂神社前の【鍵善】くずきりの店。氷水に入れられたくずきりは思っていたより美味い。ただ黒蜜が甘すぎるので途中で飽きてくるのが難点か。
■その後、正月には行かなかった【詩仙堂】【曼殊院】を観光。
■結論からいえばこの時期の京都観光はかなりいい。シーズンオフなので観光客がほとんどいない。そしてまだまだ涼しい。もちろん梅雨なので雨には降られるが、土砂降りでなければかえってその雨がいい。雨に音が吸収されるのか辺りは静けさを増し、雨に洗われ新緑も一層鮮やかである。今日行った二箇所は庭園が見所だったので、特によかった。縁側で少し湿った涼しい風に当たりながら、雨に濡れた庭を見る。静かな時間。ただ知人との話題はもっぱら共通の知り合いの愛憎問題。これほど状況と話題が不釣合いなことも珍しい。
■その後、【錦】で土産購入。自分用。最近、朝食お粥ブームなのでそれ用の漬物を大量購入。
■早めの夕食は鴨川沿いの【東華菜館】で。何とも古めかしいエレベーターのある中華料理屋。雨上がりのため濁流と化した鴨川の轟音を聞きながら中華料理を乱れ食う。
■20時過ぎにのぞみで帰途に。23時半帰還。
 
Jun.23(Mon.)【プチ三都観光2日目】
■チェックアウトの時間を延長し、12時過ぎにホテルを出る。
■宿を変えるので心斎橋に移動。
■チェックインできる時間まだ余裕があったので7、8年前に一度食べ、それ以来食べたい食べたいと思っていた神座ラーメンにようやくありつく。しかし・・・ん?こんな味だったか?もっと甘い、そう安手のバーベキューソースみたいな味だと思ったのだが・・・。思っていたよりかなり洗練されている。あれは思い出の中の味だったのか。
■14時にホテルにチェックイン。今日は贅沢してホテル日航大阪。
■とりあえず昼寝したり仕事したり。
■夜、三宮へ。BIG APPLEという小さなライブハウスで行われるライブを見に。出演は【KYA】。だがお目当てはゲストの【滝本晃司(fromたま)】。どうしてこんなことになったのかというと・・・。最初は昨日までナイロン100℃が大阪公演をしており、親しい出演者の中に大阪出身の人がいて、こんな機会なかなかないから大阪で飯でも食おうじゃないかという話だったのだ。そのために1泊で帰るところを2泊にしたのだが、それが色々回りまわって、ナイロンの舞台に出演していた滝本さんのライブが三宮であり、役者何人かで見に行くので、一緒についてくるか?という話になっていたのである。
■夜中、心斎橋に戻ってきてうどんを食い、25時帰還。もう少し夜半まで飲んだくれるかと思いホテルを替えたのだが、意外と早い散会でやや拍子抜け。まあ皆さんお疲れだから仕方ないか。土地勘もないし、大阪は怖いのでおとなしく部屋に戻る。
 
Jun.22(Sun.)【プチ三都観光初日】
■今日から2泊3日で関西行。
■昼過ぎの新幹線で大阪へ。
■隣の席の女性が座席につくなり、靴を脱いで素足になってウオの目の手当てを始めて驚く。
■梅田の東急インにチェックイン。すぐさまホテル裏に揚子江ラーメンを食べに行く。
■17時から芸術創造館で【ハッピー・バレー/GISELL】を観劇。
■感想は略。新婚夫婦が披露宴に向けてあれこれする話。作の吉井三奈子さんは以前一緒にテレビの仕事をしたことがあり、非常に鋭い発言をする人だったが、今回の芝居は随所にやはり女性が書いたならではと思わせる部分があった。同じテーマでも男が書けばもっと違ったものになるに違いない。
■一旦、ホテルに戻って少し仕事。
■21時過ぎ、再び劇場近くに戻って、打ち上げに参加。昨年の書いた芝居に出てくれて今回も出演していたエディ・B・アッチャマンさんや遊気舎のサム君など懐かしい面々と再会。今回の演出で劇団MONOの水沼健さんとも久々の再会。
■それにしてもいつにも増してスゴい店だった。巨大ゴキブリが壁を走り回っていた。
■真夜中、残った数人で梅田に移動。昨年足繁く通った「軍鶏三郎」で二次会。結構鶏料理が美味いのだが、いつも二軒目なのであまり食べられなくて残念な店。
■28時半ホテルに帰還。
 
Jun.21(Sat.)
【世界のために涙せよ〜新世紀へようこそ2〜/池澤夏樹】を購入。
この本の読み方は色々あると思うが、僕はある種のコメディを書くためのネタとして読む。
「大量消費にはその分だけ負の要素がついてまわります。そして、コマーシャル・メッセージは決してそのことを言わない」
例えばこんな一文からも何かが出来そうな気がする。
そして本書にはそんな刺激的な文章が溢れ返っているのだ。

■今日という日。13時から恵比寿で会議。やや弛緩した会議。夜は友人たちと淡島の「韓てら」で焼肉。この店の名物デザートの大豆白玉を初めて食べる。まるで練乳のような味わいの汁の中に白玉が入っている。かなり美味いが、焼肉を食いまくった後なので一人前だと多すぎる。ミニサイズとかあればいいのに。
 
Jun.20(Fri.)
■大塚を歩いていたら、場末な感じのラブホテルから派手な若い女が携帯で話しながら一人で出てきた。おそらくデリヘル嬢だろう。大塚はその手の風俗が盛んな場所である。その女性、電話を終えると、ホテルの前に停めてあった自転車に乗って去って行った。デリヘル嬢といったら車で送り迎えがあるか、あるいは事務所が近くにあって徒歩で移動というのが普通。それが自転車とは。さすが大塚である。

■今日という日。ガス屋がレンジに交換に来るので早起き。工事の間、ゴーンの台本を手直しして送信。13時から麹町で会議。粛々。夜、大塚萬スタジオに【BORDER/ 劇団ブルースタクシー】を見に行く。まったく知らない劇団。知人の知人が出ているということで誘われて。最近、こういう芝居の見方は珍しい。感想はいつものごとく省略、と言いたいところだが、ちょっとだけ書く。というのも見ていてあまりの内容にある意味度肝を抜かれたのだ。借り物の手垢のついたメッセージの押し付け。自分の言葉の押し付けならばまだ許せるが、今どき中学生日記でもやらないような陳腐なしかもどこからか借りてきたような言葉を何故そんなに暑苦しく押し付ける。どうして彼は戯曲を書くのか。まったく理解できない。きっとそこには宇宙人の思考が回っているのだ。終演後、誘ってくれた知人たちと劇場近くで軽く飲んで24時帰還。
 
Jun.19(Thu.)
■今日という日。早くも湿気負け。午前中は使い物にならず。15時から麹町で会議。難渋。その後、TMCスタジオへ久々に番組収録を覗きに行く。一時間ほど覗いて中座。あ、そうそう祖師谷大蔵の古本屋で【模型の時代/小松左京】【流れる女/小松左京】の単行本を購入。前者は文庫で持っており、後者も所収の作品はほぼ読んでいる(但し「おろち」のみ文庫本には未収なので未読)。にも関わらずこの辺りのSF作家の単行本を見つけると反射的に買ってしまうのは数少ない無駄遣い。一時帰還して台本書き。24時から恵比寿で会議。臨時の会議でこの時間でないと作家が集まらなかったのだ。そして27時半帰還。ちょっとぼんやりするともう空は明るい。
 
Jun.18(Wed.)
■「着メロ」という言葉からまず思いつくダジャレは「着エロ」だろう。確かどこかでマンガのネタにもなっていた。じゃあ、いっそのこと50音のエ段を全部当てはめてみるとどうなるかやってみた。
「着エロ」「着ケロ」「着セロ」「着テロ」「着ネロ」「着ヘロ」「着メロ」「着ゲロ」「着ゼロ」「着ベロ」「着ペロ」
イメージが湧きやすいのは【着テロ】【着ゲロ】か。着ゲロ。想像するだけで嫌だ。

■今日という日。7時に寝たにも関わらず9時に目が覚めもう眠れない。昨日の昼寝のせいか。朝まで打ち合わせた内容をまとめてすぐさま送信。午後、渋谷へ。FAXのインクリボン、シェーバーの刃などを購入。こうした実用品を買っていると自分がまともな社会人である気分になってくる。って今年、年男なんだけど。16時から溜池で会議。先週の放送についてちょっと怒られる。17時半、恵比寿で会議。19時半、麹町で会議。21時半に帰還して、シャワーを浴びたらもう仕事やる気ゼロ。ビールも飲みたくなったので、前々から気になっていた徒歩5分の近距離にある串焼き屋(と赤ちょうちんの中間みたいな店)に初めて単身乗り込む。お〜これはよい。三宿・下馬界隈には1人でも入りやすい飲み屋がなくて非常に困っていたのだ。ここならばカウンターに座れば放っておかれるので考え事しながら焼き鳥が食える。1時間ほど飲んで食って24時、再帰還。
 
Jun.17(Tue.)
■妻子ある男性とつきあって3年目ぐらいまでは「奥さんと出会う前に私と出会えていたらよかったのに」と思うが、さらに時間が経つと「結婚してから出会ってよかった」と思うようになるという話を聞いた。経験者ならではの貴重な言葉である。

■今日という日。昨夜の泡盛のせいで、早朝に喉が渇いて目覚め、それからなかなか寝付けなかった。そこで思い切って起床。朝食はお粥。唐沢俊一さんの日記に影響され、最近真似ているのだ。お粥とペリエという妙な取り合わせの朝食を摂るうちに眠気がぶり返してきて二度寝。10時くらいに起きて台本を1つ書いて送信。ここでガス屋が来た。数日前から急にレンジが点かなくなったのだ。結局、新しい物に取り替えることに。また面倒な用事が増えた。午後はナレ書き。そして再び睡魔に襲われ昼寝。起きてまたもや台本書き。20時から渋谷で打ち合わせ。すでに決まった出演者を見たら知り合いの役者ばかり。現場に遊びに行こうと思う。時間が空いたので、「セピアの庭で」で読書。【溺レる/川上弘美】。彼女の作品は今までに何冊も買い、何回も挫折してきたが、今日は気持ちよく読めた。小説には読むタイミングがある。店を出ると階段の途中で濃厚なキスをしているカップルがいた。ここなら人が来ないと思ったのか。横着せず円山町に行けばよいのに。徒歩1分の距離だ。23時から赤坂で会議。長かった。29時帰還。
 
Jun.16(Mon.)
■知り合いの役者の声が携帯の着ボイスになった。それを一緒に聞いていて、もしこれが流行ったら、街中の思わぬ所で自分の声を聞くことになる、という話になった。と、誰かが言った。
「もし、その電話が親の危篤を知らせる電話だったら嫌だよね」
確かにそうだ。電話が常に喜ばしい内容とは限らない。人生のどん底に突き落とされるような内容の電話の着信音が自分の声だったら。これはやりきれないに違いない。

■ 今日という日。12時から赤坂で会議。粛々。一旦帰還。17時から自宅から徒歩5分のCLUBKINGで打ち合わせ。7月に渋谷のタワーレコードでやるイベントの打ち合わせである。あ、そうそう、一応告知しておこう。
【Live!Comedy ClubKing〜実録!コメディ番組収録現場】
   出演・池田鉄洋・大堀こういち・小林顕作・湯澤幸一郎・澤田由起子
       峯村リエ・バナナマン
【7月18日(金)START19:00 入場無料】
(7月1日からタワーレコード渋谷で入場券配布)
打ち合わせ後、茂一さんと下北沢の沖縄料理屋へ。ディープで刺激的な話多数。24時帰還。

 

Jun.15(Sun.)
■気の利いた物言いが相手に伝わらなかった時は悲惨だ。ある男が女に言った。
「君にとって僕は彼氏かもしれないけど、僕にとって君は彼女じゃない」
酷いことを言っているが、まあ、それはさておき、問題はこの言い回しだ。きっと男にしてみれば気の利いた言葉と思って言ったに違いない。だが、言われた女は、
「はい?」
明らかに何を言われたかわかってない顔をしている。伝わっていないのだ。仕方なく男は繰り返す。
「だから、君にとって僕は彼氏かもしれないけど」
せっかくの気の利いた言い回しも「だから」がついたら台無しである。

■今日という日。朝からダメダメな1日。やることは山のようにあるにも関わらず何もする気が起きない。仕方なく掃除をしたり髪を切ったりするうちに夕方。これではいかんと思い、学芸大学まで散歩し、喫茶店で仕事のためのメモ作り。でもやっぱり集中できず。食料品を買い込み帰還。とりあえず手軽に片付けられる台本から着手。しかしそれですら予定の倍の時間かかる。続いてカルロス・ゴーンの台本。打ち合わせの詰めが甘いので書き始めて難渋。ちゃんと打ち合わせはしないといけないなあと改めて痛感。何というか本当にダメな日曜日。
 
Jun.14(Sat.)
■かつて北朝鮮がミサイルの発射実験を行った時、緊張すべき事件であったにも関わらず、どこか脱力感が漂っていた。ミサイルの名前がいけなかった。テポドン。なんて緊張感のない響きなんだ。「テポ」からしてすでに可愛らしい響きであるが、やはりポイントは「ドン」だろう。「〇〇ドン」という響きから思い出す言葉といえば、「おいどん」「ハゼドン」いずれも緊張感とは無縁な存在である。
疑惑の船と言われた「万景峰」号も緊張感のない名前だ。マンギョンボン。この場合は「ボン」がポイントだ。「ぼんぼん」「バカボン」最後に「ボン」のつく名前はどれもみなダメな感じである。
しかし今朝の新聞で「マンギョンボン」のさらに上を行く名前を見つけた。
【クサボン】
北朝鮮の小型貨物船の名前である。なんだ、クサボンって。「クサ」という響きが何とも安っぽい感じだし、「臭い」という言葉も連想させ、かなりダメな感じである。
ちなみに昨日、「クサボン」と同じく舞鶴港からもう1隻、北朝鮮の小型貨物船が出向している。その名は、
【ナムサン】
この言葉を見れば誰もが「南無三」という文字を思い出すに違いない。南無三。確かにあの国の船には相応しい名前かもしれない。

■今日という日。夕方からこの時期恒例の某専門学校で鮫肌さんと一緒に特別講師。主に放送作家を目指す学生たちの前で1時間ほど喋る。毎年、アンケート形式で質問を貰い、それに答えるという講義をやっているのだが、どうしても毎回同じような質問ばかりとなってしまい、正直、答えるのに飽きてきた。もし来年も声をかけてもらったら、少し形式を変えねばと思う。その後、招いてくれた先生も含めて3人で明大前の居酒屋へ。何故かディープな恋愛話。まだまだ飲み足りない我々のみ、下北沢へ。久々の「トラブルピーチ」。途中から鮫肌さんの知り合いのライターの女の子とかも合流して夜更けまで飲む。26時半帰還。
 
Jun.13(Fri.)
■時々、街中で不思議な行動をしている人に出くわす。
昨日、渋谷を歩いていたら、飲食店や風俗店が並ぶ裏通りの入り口で写真を撮られている中年夫婦がいた。カメラを構えているのは、近くの路上で露店を出していた若者。どうやら頼んで撮ってもらっているらしい。つまり記念写真だ。なんであんな何でもない場所で記念写真を撮るんだ?まったく分からない。
今日は、近所の住宅街で、向かい合って立ったままタバコを吸っている女性たちを見た。しかもタバコを一服してはジャンプ!という動きを2人が交互に繰りかえしているのだ。あれはなんだ?新しいパフォーマンスの練習か?

■今日という日。早起きして宿題各種。その中には締め切りが10日以上過ぎているものもある。しかもわずか2〜3行の書き物。なにやってたんだか。13時から麹町で会議。遅めの昼食は渋谷でタイ風ラーメン。脳天から汗が噴出す。16時から渋谷で会議。週明けまでの細かい台本仕事を大量に担当することに。19時から赤坂で会議。作業が予想以上に遅れており困惑。今日ぐらいはおとなしく帰還することに。22時半帰還。そして宿題。夜中、コンビニまで散歩。まだまだ夜の風は心地よい。
 
Jun.12(Thu.)
■今日という日。15時から麹町で会議。粛々。本日の会議はこれのみ。特に急ぎの仕事もないので、映画でも見ようと思い、ウチのデスクに薦められた【TAXI3】を見る。明日で終わりということもあって場内はガラガラ。話題に乗りたいというのでなければ、映画は終わり間際に見るに限る。空いていて心地よい。それにしても思っていた内容と全然違った。コメディだったのか。映画はさておき、東急文化会館に行けたのがよかった。今月いっぱいで閉鎖する東急文化会館。子供の頃は映画にプラネタリウムに何度となく足を運んだ場所である。映画館を出て、さあ夕飯でも食おうと思っていると、知り合いのPから電話。今週どこかで時間がとれないか?と言われたので、そのまま目黒へ急行。ちょっと打ち合わせ。終わりで韓国料理屋で夕食をご馳走になる。牛テール焼きがあって感動。以前、渋谷の焼肉屋で牛テール焼きを食べてハマったのだが、狂牛病騒ぎで取り扱いを止めてしまったのだ。それ以来、ずっと探していた。骨の周りについている肉を噛み切るようにして食べるので、上品に食べることは不可能だが、それさえ気にしなければかなりウマい。23時帰還。
 
Jun.11(Wed.)
■地下鉄のホームにびしっとスーツを着こなした、明らかにエリート風の黒人男性がいた。しかし彼の胸にはスーツに不似合いな丸いバッジが付けられている。近寄った時、横目で見ると、
【ダイエットのことは私におまかせ下さい】  
バッジにはそう書かれていた。なんだったんだ、あの黒人は?

■今日という日。飲みすぎた翌日によくある浅い眠りの後、今日も午前中からヘーゲルと格闘。ようやく昼過ぎに書き終え送信。16時から溜池で会議。某局の某番組で消費者金融のCMパロディをやったところ、某局は今後消費者金融のCMの全面カットを打ち出していくためパロディもまかりならんと言われる。決まったことは仕方ないが、そう言いながらワイドショーで例のチワワを取り上げているのはどうなんだ?整合性がない。20時から田町で打ち合わせ。夜中、経堂でライターの須田さんと飲む。「リューゲ」〜「からから亭」というお決まりのコース。今夜はなんか妙にグチめいた話が多くなってしまいやや反省。26時半帰還。帰りのタクシーが乗るなり運転手が突然「1000円でいいよ」と言い出し、本当に1000円しか受け取らなかった。普通なら2500円ぐらいの距離。なんだったんだ?
                 
Jun.10(Tue.)
■数ヶ月前、三軒茶屋にもさぬきうどんの店「花まるうどん」ができた。そして一週間ほど前、その真向かいに同じくさぬきうどんの店「さぬき職人」がオープンした。車一台ようやく通れるような狭い通りを挟んでほんと真向かい。なぜこんな場所に作ったのか「さぬき職人」?「花まるうどん」は2階で「さぬき職人」は路面店。そういう意味では「さぬき職人」が有利だが、知名度では「花まるうどん」が勝る。
実はこの地では以前にも外食戦争が繰り広げられていた。
今回、「さぬき職人」ができた場所は、その前は「横綱屋」という定食屋だった。そしてその真向かい、「花まるうどん」と同じフロアには「大戸屋」がある。路面だけどマイナーな「横綱屋」と2階だけどメジャーな「大戸屋」の戦い。軍配は「大戸屋」にあがった。
そして今回のさぬき対決である。状況は定食対決の時とよく似ている。果たして生き残るのは「花まるうどん」か「さぬき職人」か。
それにしても三軒茶屋はこの種の戦いが多い。さぬきの戦場からほど近い商店街にはオムライス専門店が2軒向かいあってある。オムライス専門店なんて珍しい店が小さな商店街に2つあるのも驚きだが、なぜわざわざ向かいに作るのか。ちなみにこちらは2階にある個人経営の店と路面のチェーン店。今のところ共栄とはいえないが、共存はしているようだ。

■今日という日。11時から溜池で会議。夏にやるはずのシリーズ特番が諸般の事情で秋に延期。しかもちょっと面倒な問題発生。単なる会議かと思って行ったら意外にも問題対策会議。難渋。会議終わって一時帰還。原稿を書くつもりが、床に転がるうちに睡眠。保育園のお昼寝のようである。17時、渋谷で打ち合わせ。正月にやった「爆笑オンエアバトル」特番の夏バージョン。来週までに短いコント台本を数本書かねばならない。17時半、同じ局内で会議。名前を聞けば誰でもご存知の某大企業社長をゲストに迎えたトーク番組。その中にコントというかスケッチというかスキットというかとにかくそんな物が入るのでその部分を担当する。これも締め切りは週明け。これでテレビ・ラジオ合わせて週明けまでにコントおよびそれに類した台本を20本ぐらい書かなければいけない。書けるんでしょうか。枚数的には大したことないが、本数がなあ。その後、麻布十番で作家の村上さんと飲む。前々から約束していてようやく今宵実現。天下一品本店のようなTVトーク。25時半帰還。
 
Jun.9(Mon.)
■飲み屋で相席になった。特別聞き耳を立てていたわけではないが、時折、向かいに座る客の会話が耳に入ってくる。向かいに座っていたのは二十代半ばと思しき二人連れの女性客。
「月2回はこうやって飲みに行きたいって言ってるんだけど」
どうやら2人とも人妻で、今日は家事を休んで息抜きに来ているらしい。
「最近、ウチの旦那、仕事がウマくいっているみたいで、昨日の夜も熱く語られたんだけど、なんか旦那の仕事がウマくいってるって話聞くとムカつく」
どういう夫婦なのだろうか?
さらに話を断片的に聞くうちに、1人はベジタリアンであることが分かった。
「この前ね、カレーパン貰って、大丈夫かなあと思って中見たら、やっぱり挽肉が入ってって、とりあえずお肉はこうやって全部とったんだけど、食べてみるとツブツブってのが分かるじゃない。だから、ちょっと汚いんだけど、プップッって出しちゃった」
そんなに嫌なら食うな。

■今日という日。10時半から渋谷で打ち合わせ。再びヘーゲルについて先生に教えてもらう。12時、赤坂で会議。和やか。15時、渋谷で会議。粛々。流れで台本打ち。地方のホールで収録する番組のため技術的なNGがいくつか出る。また数箇所直し。時間が空いたので、買い物とマッサージ。ヤバいなあ、マッサージ中毒気味。19時から恵比寿でラジオの収録。知人の役者にお願いしたので、久々に顔を出す。終わりで飲みに。終わったばかりの公演の裏話など多数聞く。珍しく2軒目へ。「松下」。結構飲んだけど、飲み始めた時間が早かったので24時半には帰還。
 
Jun.8(Sun.)
■最近、写真屋の店先に「今の時刻」「仕上がりの時刻」と2つの時計が掛けられていることがある。今日、閉店後の写真屋の前を通りかかった。そこにも2つの時計があり、もちろんちゃんと動いていた。「今の時刻」の時計が指す時刻は、まさに「今」だ。では「仕上がりの時刻」の時計が指す時刻はなんだ?店は閉まっているためその時刻に写真が仕上がることはない。そこに指し示されているのは、何の意味もない、宙ぶらりの「時刻」である。

■今日という日。日曜日は昼過ぎまで体は重い。体も休日モードになっているのだろうか。午後、ヘーゲルと格闘。あえなく敗れる。明日、もう一度、先生にご教授頂くことに。夜、実家に戻って夕食。とりあえず様子を見に行っただけなので、夕食後、すぐさま帰還。サンダルで歩いたせいか足が熱い。もうそんな季節になってしまったのか。暑さに弱い身としては苦難の数ヶ月が始まる。
 
Jun.7(Sat.)
■珍しくテレビを見ていてちょっとどうかという気持ちになったのでそのことを書く。
【世界がもし100人の村だったら】
半分しか見ていないが、これがスゴい番組だった。菅野美穂がハバロフスクのストリーチルドレンの取材に行っていた。真冬のハバロフスクでは氷点下十数度まで気温が下がる。極寒の中、拾った服を着て街を歩くストリートチルドレンの女の子を見て菅野美穂が呟く。
「女の子なのにあのコが一番寒そう」
菅野美穂はとても温かそうなダウンコートを着ていた。
家のない子供たちは夜の寝床を捜すのもひと苦労だ。その夜、彼らが見つけたのは共同住宅のゴミ置き場だった。ゴミの横に身を横たえた子供たちに向かって菅野美穂が笑顔で言う。
「また明日ね」
この後、彼女には温かな部屋と快適なベッドが待っているに違いない。
いつから、この種のドキュメンタリーにタレントが映りこむようになったのだろうか。まあ起用される理由は想像に難くない。だが、見ていてちょっとなんだかという気持ちにならないか。これが大自然のドキュメンタリーならそんな気持ちにはならない。だが、今回はサバンナに住むライオンではなくロシアのストリートチルドレンだ。
もちろん、対象者しか映っていないドキュメンタリーでも、そのカメラを構えているスタッフは画面に映っている対象者に比べれば恵まれた状況にあるに違いない。そのことがたまたま見えないだけだ。でも頭に虱を湧かせた幼いストリートチルドレンと完璧なナチュラルメイクで微笑む女優のツーショットを見せられるよりはマシだ。この光景を見て人は泣けるのか?どう見ても、これはコメディじゃないか。
ハバロフスクのパートの終わり間近にまたとんでもないシーンが待ち受けていた。
共同生活を送っていた友達がいなくなってしまって悲しむ8歳の少年を元気づけるため、一緒に雪で遊ぶ菅野美穂。その後、カメラに向かって今回のレポートの感想を述べる。と、その少年が、背後から足音を忍ばせて近づいてきて、彼女に雪の玉をぶつけた。
「あ〜っ!」
声を挙げて驚き、少年を追いかける菅野美穂。
おいおい、出来すぎじゃないか。もう少し上手に騙してくれ。

■今日という日。朝からヘーゲルと格闘。高校時代の倫社の気分。16時から恵比寿で会議。散漫。夜、故あってしばらく東京を離れる知人と名残を惜しんで渋谷の「麗郷」で飯。早い帰還だったが、吸い込まれるように眠りの底へ。
 
Jun.6(Fri.)
■某番組のADは男であるにも関わらず、気がつくと乳首が立っている。だからそれを隠すため、夏場でも必ずTシャツを2枚重ねて着るという。だが、彼曰く「昔はもっと立った」そうである。中学時代はジャージの上からでも乳首が立っているのが分かったらしい。しかし今では当時ほどの勢いはなくなり、「つい油断すると立ってしまう」そうである。なんだ、つい油断って。

■先日見た「ドント・トラスト・オーバー30」のサントラを購入していた。出演者でもある「たま」も劇中歌を提供しているのだが、その中の1曲、上演時間の都合でカットされた曲をサントラで聞き、とてもよかったので、そのオリジナルを聞こうと今さらながら「たま」のアルバムを買いに行った。しかしお目当ての曲の入ったアルバムが見つからない。しかし代わり、その曲を作った【滝本晃司】のソロアルバムが出ていることを発見。何軒が探して【空の下】【カタチ】という2枚のアルバムを見つけて購入。

■今日という日。明るくなってから寝たにしては快調な目覚め。13時から麹町で会議。16時から渋谷で会議。7月から始まる 【宝島の地図】の新シリーズ。この番組、3ケ月放送して3ケ月休み、再び新シリーズとして3ケ月放送するという変則的なスタイルになっている。BSということもあり、毎回かなり好き勝手やらせてもらっている。あ、そういえば「新しい単位」の続篇【新しい新しい単位】も7月上旬ぐらいに出るらしい。売れたからといって金が入るわけではないが、その節はよろしくお願いします。早々20時帰還。週明けに向け山のように宿題があるが、どうにもこうにもやる気が出ない。蒸し暑いのでビールでも飲みに出たいが、誘う相手誘う相手にフラれる。仕方なく自宅で冷蔵庫にあった食材を使って肴を作り、録りためた担当番組のOAチェックをしながら飲む金曜日。
Jun.5(Thu.)
■「ザ・テレビジョン」に「恋するふたり/大滝詠一」の紹介記事が載っていたのだが、その書き出しがスゴい。
【元はっぴいえんどの大滝が】
そう来たか。大滝詠一の説明をするのに、はっぴいえんどから来るとは。書き手は大滝ファンかそれともはっぴいえんどマニアか。一体、何人の読者に有効だったのだろうか、この説明は。

■今日という日。当然、二日酔い。15時から麹町で会議。ひたすら水分補給をしてアルコールを抜く。18時、麻布十番で会議。相変わらず着地点の見えない打ち合わせである。終わりで速攻帰還。おとなしく家で夕飯を食ううちに、どうにもこうにも眠くて仮眠。夜中に起きだして昨日締め切りの台本を書いて送信。
 
Jun.4(Wed.)
■青山劇場でナイロン100℃公演【Don’t trust over 30】を見る。感想はいつものごとく省略。このタイトル、ムーンライダーズの曲のタイトルだが、劇中で歌われているのを聞いて、改めて名曲と痛感。(ただし劇中ではミュージカル仕様に歌詞もオケもアレンジ。奥菜恵が歌っている)。それにしても休憩ありとはいえ、3時間40分は長い。

■今日という日。気がつけばテレビの前で気絶してました。昼過ぎから実家の用事。三週間、親が入院していたのだ。でもって本日が退院日。家のリフォームと親のリフォームが重なってしまった。お陰で色々な方にご迷惑をかけてしまいました。とりあえずもう大丈夫です。またしても右肩が痺れるので指圧に行く。肩よりも肩甲骨の下の辺りのコリがヒドいと言われる。猫背で仕事をするせいだろう。19時から↑のごとく観劇。休憩中のロビーや終演後の楽屋で知り合いと多数会う。そして出演者の皆さんと飲み屋へ。知り合いの役者から小沢真珠さんを紹介される。「はじめまして」と挨拶して、数秒後、そういえば数年前、彼女の初舞台となった「こどもの一生」の脚色を僕がしており、稽古場や劇場で顔を合わせていたことを2人ほぼ同時に思い出す。我ながら呆れるほど記憶の容量が少ない。何とかメモリーを増設する方法はないのか。さらに親しい出演者と2軒目へ。今回の舞台の苦労話を聞くうちに、気がつけば28時。店の外に出ると、空は薄っすらと明るい。28時半帰還。
 
Jun.3(Tue.)
■資料で【ルネッサンス/カルロス・ゴーン】を読んでいる。その口絵に気になる写真があった。大学時代のゴーンが友人たちとサッカーをしている写真である。そのキャプションには
【宙に飛んでいるのが著者】
写真には3人写っており、確かにジャンプしているのがゴーンだ。でも宙に飛んでるってことはないんじゃないか。右端でも十分わかる。あ、でもよく見るとゴーンの右に体半分写っている人物がいるので、それと間違われるのを避けたか。だったら「髭が著者」はどうだ?全然ダメだが。

■今日という日。昨夜送られてきたVTRのナレ書き、10分程度かと思って見たら、40分以上のベタナレ。とても夕方までには終わりません。ということで明日の朝まで待ってもらう。仕方なく作業を始めようとすると、肩こりか寝違えたか右の肩から手に掛けて痺れるような感じでパソコンが打ちにくいことこの上ない。あっさり挫折。午後は家庭の事情で色々動かねばならない。意外と手間取り、会議を1つ欠席。でも明日でとりあえず落ち着く。20時過ぎに帰還するも、昼間の暑さで疲労。仮眠。22時過ぎに起きだしてナレ書き。気がつけば朝の5時。こんなにかかってしまったか

Jun.2(Mon.)
■ある女性Pが今つきあっている人はいるのか?と訊かれて「いる」と答えた。そこまではいい。だが、話が進むに連れ、
「でも、相手が私のことを彼女と思っているかどうかはわからない」
と妙なことを言い出した。ん?どういうことだ?都合のいい女ってことか?それならばそれをつきあっている人がいると言う彼女はあまりに哀しい。それは本当に君の彼氏なのか?そう指摘されると、
「私は彼だと思ってる」
私は?ますますわからない。一方通行ってことか?
「だって、こういう歳になると、今、つきあってるかどうかなんていちいち確認しないじゃない」
確か直接そう訊くことはないかもしれないが、何となくそれっぽい話はするだろ。
「いいじゃない、私、その人のことが大好きなんだから」
いつの間か、話が変わっていた。つきあっている人はいるかという話だったのに、好きな人はいるのかという話になっている。だが、さらに妙なことを言い出す。
「普通、つきあっている人はいるのって訊かれて、好きな人がいたら、つきあっている人はいるって言うよね」
これって一歩間違えると電波系の人の意見である。
ワタシツキアッテルヒトガイルノ。ダレカッテ?タッキー!ダッテワタシタッキーノコトダイスキナンダモン!
さらに驚いたことは、この女性Pの意見に大きく頷く女性がいたことだ。
三十過ぎた女性の恋愛感は複雑怪奇である。


■ 今日という日。締め切りは12時だが、不確定部分が決まるのが12時という無茶なこと言い出されたスタジオ台本をどうにかごまかしごまかし書いて送信。12時から赤坂で会議。その後、所用で実家へ。19時から渋谷で打ち合わせ。NHKなんだけど、時々、この局はいい意味でムチャな企画にGOが出る。面白いとは思うが、作り方を1つ間違えるととんでもないことになるなあ。またしても資料を山のように渡される。夜中、目黒で飲んでいる知人たちに合流。早い時間が飲んでいる皆さんはすでに煮え煮え。25時半帰還。

Jun.1(Sun.)
■浜松町へ【本間しげるライブ】を見に行く。親しいDが演出をやっていたので。初演の折にも誘われたのだが、行く行くと言っていたにも関わらず都合がつかず、楽日の真夜中に酔ったDから「来てくれなかったじゃないですか!」と留守電が入っており、心苦しく思っていたのだが、幸いすぐに再演となり、万難を排して見に行った。感想はいつものごとく略。ただ今回のライブは桐島ローランド氏のスタジオを会場にしており、その空間と内容の一見ミスマッチな塩梅が、逆に化学反応を起こしていて非常に刺激的。これがかつての渋谷ジャンジャンや下北沢などの劇場ではあの空気は出なかったと思う。空間、つまり会場も作品の一部であると痛感。それにしても生の苺を沈めたシャンパンなんてものを飲みながら、やんごとなき姫君のネタを見るとは思いませんでした。

■今日という日。寝たり起きたりしながら長い長いナレーションを書き継ぐ。午後にようやく終わり力尽きる。またしても微熱。寝込む。夕方から↑のごとく浜松町へ。雨上がりの空気が心地よい。飲みながらの観劇なのでほろ酔い。夕飯がてら1人渋谷でビール。23時半帰還。よく働きよく遊んだ日曜日。そして微熱。