Dec.31(Tue.)
■子供の頃、カマキリの卵塊を拾ってきて机の引き出しにしまっておいたら、孵化してしまって大変な目にあった人は多いと思う。引き出しを開けると、中に2〜3ミリの小さなカマキリがビッシリ。そんなに小さいにも関わらずよく見ればちゃんとカマキリの形をしており、成虫同様、鎌を振り上げて威嚇してくる。しかし、いくら威嚇しようとも何しろ、あの小ささだ。怖いどころか、「ちびっこのくせしていっちょまえに鎌振り上げやがって」と微笑ましい気にすらなってくる。言うならば、まだおむつをしている赤ちゃんに脅されるようなものだ。
「何しやがるんだバブ〜」

■今日という日。短い台本を1つ書いて大掃除に取り掛かるもあえなく挫折。まあ、新年とはいえ今日の続きだ。そんないきり立って掃除をすることもあるまい・・・と自分に言い聞かせ、テレビを見て過ごす。21時から、経堂の【からから亭】へ。今年のカウントダウンはここで迎える。ライターの須田さん、編集者の米山さん、さらにやや遅れて両氏の奥さんなど数人が集まる。最後の最後までくだらない話ばかり。↑の話もその席でしたもの。実際はもっとヤバめのネタの方が多かったですけどね。年が明けるとすぐ他の席で飲んでいる知人や実家に帰っている知人から電話やメールが入る。あれ、ドコモは発信規制してたんじゃなかったっけ?意外と繋がるんだなと思って返信しようとすると繋がらない。どういうことでしょう?しかもある知人はすでに大酔っ払いらしく何度もかかってくる。その度に返信しようとするがこちらからは繋がらない。25時半帰還。芋焼酎お湯割が効いて速攻熟睡。
 
Dec.30(Mon.)
■酔った時に面白いと思ったことは後で見ると大抵つまらない。この前「生ゲノム」の忘年会で盛り上がったネタの幾つかを須田さんが携帯にメモしていたのだが、後日見せてもらったらとんでもないことになっていた。すっかり忘れていたが、あの時「処理先」という表現が面白いという話になったのだ。まあ、この時点ですでにちょっとどうかと思うが、メモに残されたその時の爆笑ネタはさらにどうかという感じだ。
【処理先村】
何なんだよ、これは。しかも言ったのは俺だ。覚えてないけど。「処理先村」という言葉に一同爆笑し、だからメモに残したそうだが、残した当人も今となっては何が面白かったのか見当もつかない。ホント、酒はキチガイ水である。

■知人が出会い系メールのサクラのバイトを始めたという話は以前にも書いたが、また面白い話を聞いた。サクラは一人で数人のキャラを演じ分けるそうだが、彼女の場合まず前から稼動している「27歳独身・保健の先生」というキャラを引き継いだ。このキャラにはかなり嵌っている常連(仮にA)がいる。彼はSで乳好き。暇らしく日に何度もメールを送ってくる。しばらくして知人は新たなキャラを作って欲しいと頼まれた。そこで作ったのが「21歳・フリーター・Mっ気のある巨乳」というキャラ。そんなキャラになりきってメッセージを出したところ、すぐさまAが飛びついてきた。Aは保健医もM巨乳も同人物だなんて夢にも思っていない。そしてある日、保健医にこんなメールが届く。
「今までありがとう。楽しかったです。残念だけど今日でお別れです。最後に〇〇ちゃんの胸を・・(以下略)」
Aは保健医を捨て、新たな恋に走り始めたのだ。

■今日という日。目覚めたらほとんど昼。午後、残っている台本仕事をだらだらと書き継ぐ。19時半、親しいスタッフと恒例の忘年会。今年は六本木でフグ。2軒は近くのBarに寄り、ラストはカラオケ。1年に2回しかカラオケには行かないのだが、そのうち1回はこれ。元合唱部のディレクターがおり、とてもカラオケとは思えない声量で歌う。飛行機の離発着のような歌声である。25時に散会して、恵比寿でやっている別席の忘年会の二次会に合流。知り合いの役者・映画監督などが集っていたが、すでにみんなベロ酔い。さらにもう1軒流れるが、もはや限界。途中で逃亡。28時半帰還。
 
Dec.29(Sun.)
■酒を過ごした翌朝はとても喉が渇く。アルコールを分解するために水分が使われるためだと思っていたら、それだけではなく呼気に含まれるアルコール分が口内の水分を奪っていくのだという。確かに酒臭い呼気ではあるが、そんなにアルコール分を含んでいるとは思えないのだが、物の本にそう書いてあったのだ。

■今日という日。14時から目黒で打ち合わせ。本年最後の打ち合わせだが、肝心のプロデューサーが大寝坊。実は1月末に収録する1時間物の深夜ドラマの脚本を書くのだが、色々あってすべてが遅れに遅れている。いきなり今日になって1月6日に準備稿が欲しいと言われるが、休暇中、とても書いている時間はない。休暇後、カンヅメにしてもらって書くことにする。後はキャスティングだな。理想と現実の間には深くて暗い川がある。正月用の酒を買い込んで17時一時帰還。夜、三茶でライターの須田さん夫妻と飲む。楽しい酒。2軒目は【時計仕掛けのオレンジ】という名の謎の店。26時帰還。
 
Dec.28(Sat.)
■どうして洋服屋の店員はああもすぐ近づいてくるのだろうか。訊きたいことがあれば自分から話しかけるから放っておいてくれと言いたいところだが、もちろん言えず、傍らでペラペラと喋られるのをただただ聞くしかない。しかしよく聞けば、彼らはちょっとどうかと思う言葉をよく口にする。
【僕もそれの色違い持ってるんですけどね】
だから何なんだ?僕とは見た目もまったく違うお前が持っているからどうしたっていうんだ?しかも持っているのは大抵色違いだ。そんなことに引っかかっているうちに、気がつけば店を出ており、今日もまた服を買いそびれてしまうのだ。

■今日という日。15時半から表参道で台本打ち。この所ずっとかかりっきりになっていたマリー・アントワネットの台本。配られた台本を見るとディレクターの手によって何箇所か修正が入っている。その多くはやけに言葉遣いに凝った部分。苦労して書いた部分ではあるが、よく考えたらこれは読み物ではなく映像がつく台本。妙に凝った言い回しは返って分かりづらくなる。ディレクターの判断は正しい。台本は8割方OK。ただし撮影できるのかよ!というシーンてんこ盛り。夜道を逃げる馬車なんてねえ。年内に直して決定稿にする。夜、知人と渋谷で鍋。この冬の初鍋である。あとおこぜの造りも食べました。調子にのって日本酒を飲む。この店には【日本唯一の日本酒プロデューサーが作ったオリジナル日本酒】なる物がある。何だ、日本酒プロデューサーって。山形の蔵から一人、金沢の蔵から一人・・・と杜氏を集めてユニットでも作るのか。などとくだらないこと話しつつ飲むうちに心地よくよって帰還。
 
Dec.27(Fri.)
■知り合いがうるさがたの親父がやっている焼肉屋でホルモンを食べた後に、ナンコツがあるのを見つけたので頼むと、
「タレ物の後に塩物、頼むんじゃねえよ!ど素人が!」
確かにタレより塩を先に食べるのが定番だから、まあ、そこは客の好き好き。それに「ど素人」って何だ。焼肉食うのに素人も玄人もあるもんか。もちろんそんなこと言えるはずもなく縮こまっていると、
「網洗うのはこっちなんだよ」
何だ、めんどくさいだけかよ。

■今日という日。13時から麹町で年内最後の定例会議。今年最後ということもあって和やかなムードで終わる。年内残る打ち合わせはあと2つ。ただしこの2つが難物。渋谷に出て資料用のCD・DVDなど探すうちに購買欲が急上昇。買い物嫌いなだけにこういう時に生活必需品を買っておかなくてはいけない。バスタオルを買い、入浴剤を買う。入浴剤は「和」シリーズの桜の香りがよい。桜餅に包まれたような気分で入浴できる。と、ここで1本打ち合わせの約束をしていたことを思い出す。実は今日はある打ち合わせが1つ流れたのだが、同じ場所でついでにもう1つ打ち合わせをするはずだったのだ。慌てて目黒に移動。【宝島の地図よっ】の人形劇の内容を詰める。18時に一時帰還して、黙々と台本。今宵もマリー・アントワネット。我が家の机は散らかり放題で思うように資料が広げられず、先日の40%減の速度で書く。どうにか終わって、25時より知人とささやかな忘年会をすべく下北沢で。先方も忘年会のハシゴにつき酒だけで済む【510'sBar】へ。飲んで飲まれて飲んで27時半帰還。
 
Dec.26(Thu.)
■浦安市民は近くに爆弾の1発ぐらい落ちても驚かないという。毎日、近所であれだけ花火が上がり火山が爆発しているのだ。ちょっとそっとの音では動揺しないそうだ。

■ある国の新聞は印刷される文字が赤・青・黒の3パターンあるそうだ。普通は一番読みやすい黒をとるが、通は赤と青の2種類とる。何故、同じ内容にもかかわらず赤・青2つもとるのか?その2つを同時に読むとニュースが立体的に見えるから、だそうである。

■恒例の新年「観光」、2003年は京都に決定。

■今日という日。案の定二日酔い。12時から恵比寿で会議。臨時会議ということで、人数も少なくのんびりとした物。何か色々な現場で大変なことが起きているという噂を聞く。一旦戻って、急遽発注されたロケ台本を1本書く。18時から近所で打ち合わせ。「笑いを目的にする」「笑いを手段にする」・・・この2つが大きく異なることを再認識。同じテーマを扱っても目的と手段では出来上がる物は違う。20時半帰還。さあ、仕事でもするか、と思ったが調子が出ない。腹も減った。というところでタイミングよく忘れかけていた忘年会の出欠確認の電話が。純粋にタダ飯を食いに渋谷で行われている忘年会の顔を出す。何が純粋かって、二次会には行かず速攻で帰った所。さすがに西麻布のオカマバーに行く元気はない。24時半再帰還。
 
Dec.25(Wed.)
■「露と消える」といえば「断頭台」である。同じように首を切り落とされても、青竜刀の露と消えるとはいわないのではないか。断頭台の露と消える。ギロチンの話が出てくるたびに、この紋切り型の表現が使われているのだが、これって元々外国(ギロチン発祥の地フランスとか)の表現を翻訳したものではないか。根拠はないが、ふとそう思った。ご存知の方がいたら教えて下さい。

■今日という日。今年は年末らしい気がしない。って周りのみんなも言っている。何が去年までと違うんだ?家だとついついサボってしまうので、大量の資料を抱えて事務所の会議室に自主カンヅメ。もちろん今日もマリー・アントワネットである。14時から酸欠しそうな勢いで台本を書くが、21時で電池切れ。こんなに根を詰めて台本書きしたのは久々。心地よい脳の痺れ。でも3分の2しか終わりませんでした。書き殴った部分も多々あるので、後で推敲の必要もある。22時過ぎ、世田谷某所の怪しい料理屋でやっている「有限会社大日本生ゲノム」の忘年会に参加。タレント、落語家、ライター、カメラマン、webデザイナー、映画の買い付け人、音効さん、CMディレクターなどなど、普段の仕事では接点があるようであまりにない人々と多数会う。何故かあのケイコ先生もいました。驚く勢いでワインが空きまくり、27時帰還。大酔っ払い。
 
Dec.24(Tue.)
■最近、知り合いが出会い系メールのサクラのバイトを始めた。この手のメールを送れば送るだけ金がかかるわけで、逆に経営側からすればその気にさせて長々引っ張って何度もメールを送ってもらった方が儲かる。ここで両者の駆け引きが始まる。男はお金を使いたくないから一刻も早く直メールできるよう女の子のアドレスを知りたがる。女の子は相手に気を持たせて引っ張りながら、アドレスを教えられない以上、最後は上手く逃げなくてはいけない。その逃げ方は色々あり、中にはこんな口実もある。
「ごめんなさい。文字化けしてよく読めなかったの」
ちなみにサクラ役は男もやっているそうです。 

■今日という日。短い眠りの後、朝から台本書きの続き。昼過ぎのようやく終わり、しばし休憩。前々から気になっていた世田谷公園脇にあるフレンチにランチを食べに行く。非常に入りづらい店構えでなかなか入れなかったのだ。当たりでした。あれで1000円は安い!今度はディナーを食べに行こうかと思います。一緒に行きたい人は手を挙げて下さい。調子に乗って昼からワインを少し飲んだので眠くなる。16時半から表参道で打ち合わせ。長々まとめた構成メモを元に台本化に向けて検討。資料が膨大なせいでディレクターも混乱しているのがやや不安。果たして締め切りまでに書き上げられるのか。19時半、かなり遅れて麹町での会議に合流。イブということでケーキが用意されていた。終わって、時間も早いのでどうするかと思ったが、色々な人から「疲れてますね」と言われたのでおとなしく帰還。22時半。ナレ書き&ネタ出しなどした後、資料用の古い映画を見る。「マリー・アントワネット」。まったく王妃漬けの日々である。
  
Dec.23(Mon.)
■今日という日。午前中から引き続き構成メモ作り。書いても書いても終わりません。もはや構成というより資料のレジメを作っている状態。とりあえず莫大な資料から主要な要素を抜き出さないと構成なんて考えられない。黙々と書き進むが途中で時間切れ。マリー・アントワネットがコンシェルジュリーに移された所で一旦中断してお台場に。18時から会議。クリスマス直前とあってお台場はカップルが佃煮にするほどいる。一体お台場に何をしに来るのか?あそこには何もないぞ。会議終わって即帰還22時半。そうそうパスネットで私鉄に乗ってそのままJRに乗り入れてJRの駅で精算するとそこでは処理しきれず後で私鉄の駅に行ってくれって言われるのな。不便。まったく不便。今夜を乗り切ればひと息つける。構成メモを仕上げ、ロケ台本を書き、企画書を手直しして、あと何だっけ。とりあえず色々片付けなければ。
 
Dec.22(Sun.)
■今日という日。昨日書いて送ったナレーションはスーパーが入る前のVTRを見て書いたのだが、スーパーを入れたVTRが出来たのでそれに合わせて何箇所か直して欲しいとメールが来る。見れば添付されたナレ原にはここをこうして欲しいと注釈が書かれており、こんなに細かく指示する時間があるのならば自分で書いた方が早いのではとも思うが、まあ、そこは人それぞれ。粛々と直して再送。続いてこれまた連絡ミスで急遽書くことになったナレ書き。この時点で14時。気分転換に風呂に入って、部屋中に資料を広げて読む。そしてぼちぼち構成メモを作り始める。資料が多くてなかなか進まず。お陰で行くつもりだった芝居にも行けず。不義理してしまった。夜、中目黒で知人と飯。財布にお金がないのでコンビニで下ろそうとしたら、日曜の21時以降はUFJ以外は下ろせず。しまった。金がない。まあ、知人に借りるかと思ったら重なる時は重なるもので、知人も小銭しかないという。しかも知人の銀行のカードもこの時間には使えないものばかりで、UFJもあったのだが口座に金が入ってないという。仕方なくカードを使える店で飯。そしてUFJに口座を作るぞと堅く誓う。25時半帰還。
 
Dec.21(Sat.)
■今日という日。朝から冷たい雨。昨夜に引き続き「ベルばら」熟読。ナレ書き少し。12時から恵比寿で会議。意外にかかり16時終了。恵比寿での書店で「ベルばら」の続きを探すがなくて渋谷に移動。明日は家に籠もるのでデパ地下で食料を乱れ買い。18時帰還。ナレ書きの続き。終わってネットドラマのプロット。21時、近所のデニーズで打ち合わせ。事務所の皆さんと。終わって今日も二日酔いの鮫肌さんと2人、「寿司幸」へ。ウダウダ話しながら飲んで25時帰還。うすらぼんやりな1日。
 
Dec.20(Fri.)
■電車の中で見かけた二十代前半と思しきカップルの男の言葉。
「恵比寿に40階建てのビルあるじゃん。あそこさ、コンビニ行くのも大変だよな」
ビルの高層に住むことをまずコンビニで表現している所が新鮮だった。

■今日という日。起床してすぐさま机に向かうが、仕事する気が0%。気分転換にデニーズで朝飯。女の店員がサンタクロースの格好をしていた。戻ってどうにか宿題を2つこなし、14時から溜池で会議。15時から麹町で台本打ち。どちらも30分で終わる。時間が空いたので事務所でナレ書き。18時半、曙橋の編集所で台本打ち。またしても年内に仕上げるべき台本が増える。20時半、30分遅刻して松濤でネットドラマの打ち合わせ。1社提供なため、とりあえずどうスポンサーを丸め込むかの話に終始。なかなか内容まで話しが及ばない。まあここを乗り切れば後はかなり自由になるはずと言い聞かせ、打ち合わせを進める。次の会議に向かうべく渋谷を横断すると、街は忘年会のピーク。歩きにくいこと夥しい。30分遅刻して23時から渋谷で会議。24時に終わって駅に向かうとタクシー乗り場は長蛇の列。地下鉄も終電間際で混雑と思っているうちに気がつくと東横線に乗っている。中目黒で下車して「天竺屋台」で夕食。ビールを飲みながら【ベルサイユのバラ】を読む。仕事の資料なんだけど、ちょっとどうかという光景。25時過ぎに店を出るが空車が来ない。結局、家まで歩いて26時帰還。
 
Dec.19(Thu.)
■今日という日。11時から徒歩5分のCLUB・KINGでs21の収録。山崎一さん、峯村リエさんに加えて、今回から佐々木蔵之介さん、ナイロン100℃の村岡さんも参加。今まで役者たちが現場でアドリブで作っていたラジオドラマの続きを今回から僕が書き継ぐことになり収録に立ち会う。程よき所で抜けて、途中ファミレスで宿題をしつつ、17時から麹町で会議。20時、赤坂でナレ打ち。最近、ほとんどのナレ書きはVTRと資料及び仮ナレが届いて勝手に書くということが多かったので、こういう打ち合わせは新鮮。その後予定していたPVが延期に。22時帰還。急ぎの台本を書いて送って、近所のデニーズで資料読み。マリー・アントワネットに関する資料。遺書とも言うべき最後に義妹に宛てた手紙の文面にしみじみ心打たれる。

Dec.18(Wed.)
■ようやくADSLにしたのである。途中で設定を間違えてしまい、モデムを初期化しなくてはいけなくなった。マニュアルによれば初期化のためにはイニシャルスィッチを押さなければいけない。手順は簡単。しかし問題はその押し方だ。
【イニシャルスイッチは先の尖ったつまよう枝などで押して下さい】
誤操作を防ぐためか、イニシャルスイッチは小さな穴の奥にあり、確かに爪楊枝などの先でなければ押すことはできない。しかし、いきなり爪楊枝と言われても困る。俺が外人だったらどうするんだ?外人じゃなくとも爪楊枝のないひとり暮らしの家は多い。結局、コンビニの割り箸の中に入っていた爪楊枝を使ったが、どうせならスイッチを押すための細い棒状の器具が入っていてもいいんじゃないか。そう文句を言っていたら知人に「ゼムクリップを伸ばして押せばいいじゃないか」とアドバイスされたが、じゃあクリップがない場合はどうすればいいんだ?針か?じゃあ、針がなければ?もう少しいい塩梅のスイッチにできないものなのか。

■今日という日。思い立ってADSLを繋ぎ始めたら意外と手間取り、13時からの打ち合わせにやや遅れて到着。ネットドラマ関連の打ち合わせ。詳細は未定だが、年明けからまたプロジェクトが立ち上がりそう。楽しみである。16時から溜池で会議。年内最後の会議。その後、非常に申し訳ないが会議を1つ休んで観劇。新宿シアターアプルで【東京のSF ナイロン100℃】。久々のフルメンバー出場で3時間以上の大作。感想はいつものごとく省略だが、タイトルシーンとも言えるミュージカル風のシーンがカッコいい。カーテンコールでもう1回やって欲しいほどのカッコよさ。しかしムーンライダースのあの曲を使うとは。知り合いの出演者が難しい歌があると言っていたが、あれか。確かに難しい。原曲はサンプリングの嵐。それを生で歌うのだから。終演後、一部の役者そしてお客さん方と飲みに行く。ラサール石井さんを紹介され挨拶すると「腰山さんにはお世話になりました」。亡くなってそろそろ2年経つ今でも、古舘プロジェクトの作家と名乗ると腰山さんの名前が出てくる。改めてその人脈の広さに驚く。久しぶりに会う方もいたのでついつい飲みすぎ28時帰還。

Dec.17(Tue.)
【ゲルニカ20周年記念完全盤】を購入。3枚のアルバムに加えて、デモ・ライブなどの未発表音源多数収録。中でも白眉は「蘇州夜曲」のデモ。ゲルニカは元より初期の戸川純がステージで「蘇州夜曲」を歌っていたことは有名だが、ちゃんとした音源としてリリースされたのは初めてではないか。

【おもいでエマノン 梶尾真治】を購入。梶尾真治の名はご存知ない方も多いと思うが、来年公開される草なぎ剛主演の映画「黄泉がえり」の原作者。30億年の記憶を持つ少女・エマノンが登場する「エマノンシリーズ」はそんな梶尾真治の代表作の1つ。今までに2冊短編集の形で出ていたが、最近、十数年ぶりに新刊が出たことを知った。しかもすでに新作は2冊出ている。これはぬかった。すぐさま新作を読もうと思ったが、過去2作を読んだのも十数年前。内容をすっかり忘れていたので、とりあえず1冊目から読み始めた次第。

■今日という日。スケジュール帳を見て驚いた。今年は特番の収録が早め早めなのでクリスマスを過ぎれば非常に楽、ちょっと関西にでも遊びに行くかなどと思っていたのだが・・・そんな余裕まるでなし。確かに年末年始の特番関係は片付いているのだが、新年1発目の収録&ロケの準備をしなければいけない。ロケは1月10日過ぎでも美術発注は年内。それまでに書かなければいけない台本がてんこ盛り。青ざめる。
18時半、表参道で打ち合わせ。同じ場所でPV。21時から麹町でPV。終わり次第、いそいそ帰還。23時帰還。
 
Dec.16(Mon.)
【生ガキの海水ゼリー寄せ】
ある店の期間限定メニューに、そんな名前の料理があった。海水ゼリー寄せ?本当に海水を使っているのか?それとも生ガキの汁をそう称しただけか?分からない。本当に海水だったら嫌だなあ。どんなにキレいな海水でもその中にはプランクトンがうようよだ。海水ゼリー寄せ。何とも食欲のなくなる名前。まあ、それ以前に僕は生ガキが食べられないのだけれど。

■今日という日。こんな時期に少々手がかかるしかも急ぎの仕事が飛び込んできてしまった。丸1日かかることを予想し、昨日の時点で今日の会議は申し訳ないが欠席させてもらう旨を連絡済み。朝から取り掛かる。午後の早い時間に骨組みが出来たので休憩。三茶に出て昼食。戻ってすぐさまパソコンに向かう。結局、夜の早い時間に終了。おっと本日はウチの事務所の忘年会。表参道のフレンチである。恒例のクイズ大会には中尾彬さんも参加。日頃、番組のゲストとしてしか接点のない方だけに、一瞬テレビ番組の収録を見ているような気分になる。二次会は三々五々。色々あって結局、ヨネスケ師匠と松尾さんが飲んでいる席に同席。芸人に関するディープな話を色々聞く。う〜む。28時帰還。う〜む。
 
Dec.15(Sun.)
■仕事の必要があってコンドームの取扱説明書を熟読した。どんな取説でもよく読めば1つ2つちょっとどうかと思う項目があり、それはコンドームも例外ではない。「ベビーオイル、マーガリンなどと接触すると、コンドームが劣化し、破れる危険があります」など気になる項目が並ぶが、中でも特に気になったのは、この1行。
【使用したコンドームは、各自治体の処分方法に従って下さい】

■今日という日。朝起きると、乾燥で口の中がパサパサ。慌てて水を飲んで二度寝。
喉の粘膜が乾燥するとそこから菌が体内に入りやすくなる。それを防ぐのが加湿器を使う理由の1つ。さらにインフルエンザウイルスは湿度に弱い。乾燥していると数時間宙を漂っているが、湿度があるとすぐに床に落ち死んでしまう・・・ということを最近収録した特番のお陰で知った。知れば知るほどインフルエンザは怖い。詳しくは【たけしの本当は怖い家庭の医学 12月30日21:00〜 テレビ朝日系】をご覧下さい。とちょっと宣伝。15時から渋谷で特番収録。関根勤さんがMCというのは最近では珍しい光景。面白いなあ、放送できないネタもいっぱい言ってたけど。それにしてもほぼスタジオのみの番組なので収録に時間がかかるかかる。3分2ほど終わったところで中座。手帳を買いに東急ハンズによると店内はいたずらに購買欲を刺激するムードが満載。CDラックと靴用のブラシやスプレーなど小物を細々と購入。22時帰還。突発的にトマトの缶詰と残っていた野菜を煮込む日曜深夜。
 
Dec.14(Sat.)
■昨日昼飯を食べに入った表参道の和食屋とBarを足したような、まああの界隈によくありそうな店には【RICE BAR】なるものがあった。大きなお釜が3つ並べられ、どうやらそこから自由に好きなだけご飯を持っていっていいらしい。ドリンクバーのご飯版だが、要は単なるご飯食べ放題。RICE BARなんて言い方しなくてもいいじゃないか。食べ放題じゃ店の雰囲気を壊すと思ったのか。しかしどう言おうと食べ放題は食べ放題。しかもご飯だ。どうせなら漬物も食べ放題にしてもらいたい。ピクルスバー。今度腹ペコの日体大生10人引き連れて行ってやると言いたいところだが、残念ながらそんな知り合いはいない。だから行かない。

■知人のフォークデュオ「羊」の影響で【伊勢正三・風 ベストヒット16】なんてCDを購入。羊がやっていた「ささやかなこの人生」「君と歩いた青春」の他、「22才の別れ」「なごり雪」など有名なてんこ盛りだが、ハマったのは「海岸通」。イルカの曲と知っていたが、元々は伊勢正三の曲だったのか。さあ、次はN.S.Pだ。

■今日という日。14時から恵比寿で会議。2時間で終わって一旦帰還。仕事をしようと思ったが調子が出ないので散髪。夜、経堂でライターの須田さん、編集者の米山さんと情報交換を兼ねて飲む。建設的な話半分、愚痴めいた話半分。経堂は須田さんのホームグランド。1軒目はたこ焼きが美味しい焼き鳥屋、2軒目は「からから亭」。飲んではいけないと思いつつも、この店の来るとマッコリを飲みすぎてしまう。いやいや、色々話した。半分くらい忘れたけど。
 
Dec.13(Fri.)
■近頃ネットでテレビの台本がよく売り買いされている。ドラマやコントの台本ならいざ知らずほとんどの番組が台本なんて進行の段取りしか書いてないので、読んでも面白い物とは思えないが、いずれにしろ台本が売り買いされるのはよろしくないようで、その旨が以前よりしつこく書かれている台本を増えてきた。例えば先日収録した特番の台本には、
【他の人に販売したり、貸したりするのはもちろんのこと、あげるのも禁止です】
何だこの注意書きは。まるで小学生の文章じゃないか。「あげる」って。妙に子供っぽい言い方じゃないか。そもそも禁止事項の優先順位が違う。普通、販売⇒譲渡⇒貸すの順で罪が重いんじゃないか。さらに注意書きはこう続く。
「不要になった場合は返却して下さい」
しまった。持って帰ってきてしまった。

■今日という日。早起きして資料本を読む。マリーアントワネットに関する本。でもって11時半から表参道で打ち合わせ・・・のはずがチーフD、風邪で休み。もう一人のDと軽く話して大量の資料を受け取る。うわ〜全部読めるのか?13時から麹町で会議。好調な番組の会議は雰囲気がいい。楽しい時間だが押さえる所は押さえていて年末は27日まで会議をすることが判明。年末関西に遊びに行こうと思っていたのがこれで吹き飛ぶ。夕方、一時帰還。日曜日収録のためのMCメモを作る。メモといってもほとんど裏台本。資料と格闘しながらたっぷり3時間かかる。終わり次第、慌てて渋谷に急行。BSフジでやっている「宝島の地図シリーズ」から出した「新しい単位」がそこそこ売れたので、そのお祝い&忘年会を韓国料理屋で。本来は今年の春にはやってもいい宴席だったが、諸般の事情で今日に。それにしても「宝島の地図」は途切れ途切れながらもしぶとく続いている。その間に一体何人のスタッフがこの番組を去って行っただろうか。飲みながら演出の片岡Kさんと指折り数えたが思い出せないほどだ。そんな数々の屍を踏み越えて行われた今夜の宴会。ちなみに1月からは【宝島に地図よっ!】というタイトルで再スタート。二次会は何かうるさい店。疲れたので途中で中座、外に出るとさすが12月の金曜日、26時過ぎだというのに街には人がいっぱい。タクシーが捕まりにくい。26時半帰還。
 
Dec.12(Thu.)
■全線開通したばかりのりんかい線に乗り国際展示場駅で降りた。地上に出ると目の前には近未来的な建物が点在する空間が広がり、風景は午後3時にして早くも傾きかけた冬の陽射しに黄色味を帯びている。傍を通る幹線道路を往く車の音が辺りを包んでいた。ビルの壁に設置された巨大モニターには雪降る街角の映像が映し出され、クリスマスソングが流れていた。整然と並んだ街路樹も今はその葉をほとんど落としている。そして中途半端な時間のせいか駅前に人の姿はほとんどなかった。それは穏やかな終末の風景のようだった。「渚にて」のような静かな終末。破壊もなくただ人間だけが死に絶えた世界。文明の痕跡を夕映えが照らし、夜が降りてくる。それは哀しくも魅力的なイメージだったのだ。

■今日という日。12時から渋谷で会議。途中抜けで有明にあるスタジオへ。りんかい線のお陰であっという間。もう少し本数が増えればよいのだが。特番の収録立会い。新しく出来たそのスタジオは無駄なスペースが贅沢に取られており気持ちよい。1時間ほど見て、17時から麹町で会議。19時から目黒で日曜日収録の特番の詰め。トーク部分の担当として、あがってきた莫大な取材資料からネタを選び出し、構成する作業。途中何度か頭がショートするので気分転換しながら結局25時過ぎまで。ずっとホワイトボードに向かって立ったり座ったりしながらの作業だったので腰が痛い。しかもこのメモを元にMC台本を書かなくてはいけない。26時帰還。ふ〜。
 
Dec.11(Wed.)
■随分前に一度書いたが、中学時代の友人で現在マンガ家&イラストレーターになっている奴がいる。1年ほど前に偶然そいつのHPを見つけたのだが、何しろ十数年音信普通、今さらメールを送っても困惑するだけだろうと思い、時折ページを覗くだけにしていた。今日、久々に彼のページを見て驚いた。僕の話が出ていた。何故マンガを描くようになったか?という話について綴った一文で、中学時代の話を書いておりその中に僕のことが仮名で出てくる。でもまあこれだけなら単なる思い出話。驚くほどではない。だが、文中にはこんな一節が出てきたのだ。「今では放送作家をしているらしく時々テレビで名前を見かける」。不思議な感じがした。彼がある本の表紙を描いていてそれを見つけて僕が「ああ、あいつだ」と思ったように、彼もまたスタッフロールに僕の名前を見つけて「ああ、あいつだ」と思っていたようだ。ちなみに中学1年生の時、彼が読んでいた「将軍が目醒めた時」を借りて読んだのが僕の筒井康隆ファーストコンタクトであり、現在の職業についている遠因はこの1冊にある。十数年そして今なお音信普通。しかしお互い原点である以上、ずっと繋がり続ける何かがある気がしてならない。

■今日という日。寝過ごす。慌てて本日13時締め切りの企画書を書く。色々事情があっていつもとは趣の異なる企画書だけに書くのに難渋。間一髪というところで間に合う。台本を1つ積み残して六本木で台本打ち。その場でスタジオ台本を書く。
16時から溜池で会議。会議の席で例のアイドルの流出写真のことが話題になり、ADに問題の雑誌を買いに行ってもらう。みんなで鑑賞。それにしてもああいう写真が出た時、マネージャーはどうするんだろうか。やはり本人に写真を見せて「これはお前か」と問いただすのだろうか。その光景を想像すると凄まじい物がある。タレントの方はどう受け答えるのか。あの写真が本人かどうかは藪の中だが、流出ネタの中では最もエグい1枚。今やデジカメだからどんな写真でも撮り放題。今後もっと色々なネタが流出するに違いない。そのまま会議室を借りて台本など2つ仕事を片付ける。お陰である予定をギリギリでキャンセル。すいません。粛々と電車で帰還。21時半着。宿題山積み。気力体力ともにゼロ。
 
Dec.10(Tue.)
■青山円形劇場プロデュース【ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン】を見に行く。山崎一さんが客演していたからである。こんな機会でもなければ絶対に見ることがなかったであろう舞台。前々から山崎さんと一度ゆっくり話をしようという話があり、じゃあ舞台を見に行ってそれ終わりで、ということになって行ったのだ。この季節の円形劇場の定番となっている舞台だけ、客席には毎年来ていると思しき客も多く独特な雰囲気。それが新鮮。感想は省略。山崎さんの貴重な姿を観る。終演後、舞台制作の知人も交えて和食屋で飯。話というのは、近い将来一緒に何かできないだろうかという話。素晴らしい。と制作さんが冷静に言う。「今からだと主だった劇場は押さえられて2004年の秋以降ですね」。何だって。2004年。ってことは再来年か。そんな先の劇場をみんな押さえているのか。テレビ業界は来春4月の改編だってまだ不明なのに。恐るべき小劇場界。よくみんな2年も先の予定が立てられるもんだ。そんな頃には死んでるかもしれないのに。住んでいる時間の流れが違うのでは?そんな気さえしてしまう。

■今日という日。6時半に寝て10時に起きる。というか起きてしまう。昼までは眠るだろうと思っていたので時間が空いてしまった。明日締め切りのラジオドラマの台本を完成させてしまう。17時半、麹町で会議。19時から↑のごとく。制作さんと2人下北沢に流れて、軽く飲む。しかし睡魔が。25時半帰還。気絶。
 
Dec.9(Mon.)
■永田町の長いエスカレーターで男と女が口喧嘩をしていた。ちゃんと2人左側により、女は男より二段上に立って叫んでいた。「もう出ていく」。男も言い返す。「お前なんかいらん!」。真昼の永田町とは思えない喧嘩である。しかも2人はどう見ても四十代。しかし何よりおかしかったのは激しく口論しながらも、エスカレーターによって上へ上へと移動していくその姿。あの2人、一番上に着いた時どうしたんだろうか?残念ながら僕は下りのエスカレーターだったのでその決着を見ることができなかったのだ。

■今日という日。静かだと思って目覚めれば雪。ああ今日が昨日だったらよかったのに。15時から麹町で打ち合わせ。難渋。18時からお台場で会議。混迷。21時から目黒で会議。粛々。本日は月例の社長とのお食事会。1時間遅れて西麻布へ。いや〜話す話す。ディープな話から馬鹿話まで。27時散会して飲み足りない面々でもう1軒。とても三十代半ばの男たちとは思えないようなしょうもない会話で盛り上がる。最高のストレス解消。29時半帰還。12月の忙しい時期に何やってるんでしょうか?
 
Dec.8(Sun.)
■ある報道番組で記者が林真寿美に接見した弁護士に彼女の様子についてインタビューしていた。
「体調は?」
確かに長い拘留生活。体調は気になるところである。だが次の質問はどうだ。
「体重は?」
すごい質問である。知りたいか林真寿美の体重が。だが、
「72キロです」
とすんなり答える弁護士もどうだ。ちなみに林真寿美の逮捕前の体重は自称90キロだったそうである。

■今日という日。寒い1日を事細かに書いてみよう。10時起床。起きぬけから資料本の【東大落城 佐々淳行】を読む。同時代に生きていなかった身にすれば、これは喜劇の記録。「林健太郎はまちがっている。しかし首尾一貫まちがっていることは評価される」という東大全共闘の総括などは、まるでグラウチョ・マルクスのセリフのようである。そうこうするうちにバイク便でVTR第一弾が到着。今日中に3本分の長い長いナレ書きをしなくてはいけない。VTRは現在編集中で1本づつ随時届く。しかしすぐには取り掛からず食料調達。途中三茶の定食屋でショウガ焼き定食を食べる。スーパーで食料を買い込み帰宅。2本目のVTR到着。スタッフから進行状況を確かめる電話も入る。仕方ないやるか。14時から16時半で1本目終了。お茶を飲んで休憩。マンガ読みネットで戯れる。2本目は17時スタート。これが長い。20分以上ある。結局終わったのは21時。タイミングよく自分が担当する番組が始まったので、それを見ながら夕食の支度。今日はキノコ鍋である。22時から3本目のVTRに取り掛かる。これは短いので1時間で終了。ここで知人から近所で飲んでると電話。しかし外を見れば冷たい雨。しかも今日は口がキノコ鍋だ。丁寧にお断りする。キノコ鍋を食べながらビールを飲み、そして必要あって数年ぶりにビデオで【男と女】を見る。こんな映画だっけ。記憶はいい加減な物である。ダバダバダ。
 
Dec.7(Sat.)
■銀座博品館劇場でヨネスケ師匠のライブ【単なる野球好き】を見る。細かい感想はいつものごとく省略。色々野球のことに詳しくなりました。現在はまったく野球は見ないが古い野球の話は意外と詳しくそして好き。高橋ユニオンズとかね。最近、高橋ユニオンズがビール業界の大物・高橋さんが作ったチームだということを知って驚いた。「高橋」なんて妙なチーム名だと思っていたのだ。まさかホントに個人の苗字とは。それにしても「単なる野球好き」というのはいいタイトルである。

■今日という日。13時から目黒で来年3月にやる単発深夜ドラマのプロット会議。年内に準備稿をという話だが、出来るのか俺よ。みっちり5時間。でもまだ骨組みのみ。19時から↑のごとく観劇。終演後、何となく速攻で帰る。そして自宅近くで途方に暮れる。しまった夕飯を食わなくては。しかし週末の三宿はどこも混んでいる。かといってデニーズは悲しい。ということで単身「ピザホ」に。サラダとレバーペースト&ホッカチオとビール。23時半帰還。
 
Dec.6(Fri.)
【水も人間の言葉が分かるの】
お茶を飲んでいたら、突然後ろの席からそんな言葉が聞こえた。残念ながら、それ以外の言葉は聞き取れなかった。水も人間の言葉が分かるの。何をどう信じればそんな言葉を真顔で言えるのか。謎だ。

■今日という日。午前中、ゴム人間。14時、溜池で会議。15時、麻布で会議。北海道の資料を見て猛然と北海道に行きたくなる。18時からプレビューのはずが急遽20時からに変更になり、中途半端に体が空く。渋谷で指圧に行き、その後知人と表参道で夕飯。オーガニックな和食屋。従業員の女の子も全員オーガニックな感じ。烏龍茶のCMにでも出てきそうな感じである。20時からプレビュー。長いVTR。しかもナレ書きは僕。日曜日に地獄が待っている。23時から2時間遅れで渋谷での会議に行くも終わってました。あたり前か。そろそろ忘年会シーズン。タクシー乗り場は長蛇の列。24時帰還。
 
Dec.5(Thu.)
■明大前キッドアイラックホールで【羊】のライブを見る。羊は大堀こういちと小林顕作(宇宙レコード)の2人が始めたフォークデュオ。なつかしのフォークをカヴァーしたり、合間にコントをやったりとか、まあそういうあれである。「N.S.P」「風」やなどはリアルタイムに聞いた音楽ではないが、何故か懐かしい気がし、今度70年代フォークでもまとめ買いしてみるかという気になる。でも一番驚いたのは1曲目キャンディーズの「あなたに夢中」。フォークばかりかと思っていたらいきなりキャンディーズ。しかもデビュー曲という渋い選択。ちなみにキャンディーズで一番好きだったのは「哀愁のシンフォニー」。ふと今口ずさんでみたらちゃんと歌えたのでビックリ。

■今日という日。短い台本を送り、何日かけてるんだという企画書を書き継ぐ。仕方ない。ちょっと書いては資料を読みちょっと書いては資料を読みなのだ。しかも資料不足。今我が家のリビングはパレスチナ。16時麹町で打ち合わせ、17時同じく麹町で会議。終わって、↑のごとくライブへ。2時間半。長いですよ、大堀さん。実は今日来たのは桑原茂一さんに誘われたため。ライブを見てそれ終わりで打ち合わせをしようという算段だったのだが最早22時。慌てて近所の寿司屋へ。住宅街の真ん中に忽然と現れる上品な寿司屋。よく考えたら今日はブドウパンしか食べていないので、ありがたくご馳走になりながら打ち合わせ。生まれて初めてナマコを食う。出されてしまったのだ。テレビ以外の場所でちょっと色々面白そうなことが始まる予感。まあどれもこれも書かないと始まらないが。電車で帰還途中。飲み足りないことに気づき事務所の林を呼び出して下北沢で軽く飲む。2年ぶりくらいに行く店。ちょっとダメな感じになっている。しまった。26時帰還。
 
Dec.4(Wed.)
■子供はウンコの話が大好きだが、大人もまたウンコの話が大好きである。いつもと違い重苦しい空気が漂う会議中、何の話の流れか大人になってからウンコを漏らしたことはあるかという話になった。何人かが自分の体験談を披露した後で、その席では一番年上であろう演出が言った。
「子供と風呂で屁こき合戦をしてた時にさ」
いきなり冒頭から呆れさせる。屁こき合戦って。尋常な大人のやることではない。
「ここは大人として負けるわけにはいかないと思って」
思うな思うな。
「力んだら、漏らしちゃったんだよね」
馬鹿丸出しである。面白かったのは一緒に入っていた子供たちの反応である。お兄ちゃんは爆笑したが弟君は泣き出した。
「いや〜ウンコのお風呂〜」
そして湯船から飛び出した。
「早く洗って〜」
笑ったこの話には。朝から鬱々として気分が一気に晴れた。まったくウンコは偉大だ。汚くて臭いウンコだが、そんな取り得もあるのだ。あれ、何か中途半端な童話のようなまとめ方。

■今日という日。激しい雨。何だ何だ。これが12月の天気か。ひたすらパソコンに向かう。細かい仕事が多く、そして企画書は資料が足りずどうにもこうにも進まない。困った。といううちに会議に行く時間。16時、溜池で会議。18時半恵比寿で会議。イタリア帰りのディレクター、空港に着いて15分で鞄を盗まれ35万円の損害。20時目黒で会議。来週収録なのでキャスティングが決まっていない。え〜。そのまま別の打ち合わせ。年末に撮るはずだった深夜ドラマがホンを作り始める直前に原作者NGに出て、またイチからやり直し。3月まで延期。しかも今回はオリジナルでなければいけない。唸る。24時に終わって帰還途中、三軒茶屋で飲んでるという役者連中から電話。夕食代わりに上馬の蕎麦屋に行く。すでにみんなベロベロ。ちょっとだけ飲んで26時帰還。
 
Dec.3(Tue.)
■新しいFAXのインクリボンが切れた。初めての交換である。これがどうかと思うほど面倒。本体価格を3000円高くしてくれてもいいからもっと簡単にしてくれと言いたくなるほどの面倒さなのである。それでもどうにかこうにかインクリボンを収めカバーを閉めた。「リボンは交換しましたか?」ディスプレイにそう文字が出た。すぐさま「はい」というボタンを押した。すると再びディスプレイに文字が出た。【再度確認します。リボンは交換しましたか?】しつこい。今、「はい」と言っただろ。何度も何度も訊きやがって。馬鹿にしてるのかと言いたくなるようなしつこさである。だがわざわざ「再度確認」の表示で出るということは再度確認させないと駄目な奴がいるということだろう。リボンを交換していないにも関わらず「はい」と押してしまう馬鹿者がいるのだ。そんな奴のために「再度確認」と表示される機能が搭載された。そんな機能を付ける暇があったら、もっとリボンの交換を簡単にできるようにしてほしい、心からそう思う。

■今日という日。立て続けに会議が流れ驚いたことに休日となる。といっても書き物は色々あるけど。だが窓の外はいい天気。とても仕事する気にはなれない。じゃあ、どうする?こういう時は家事だ。洗濯をする。掃除をする。午前中からスーパーへ買い物に行く。何を食おうか。普段食べない物がいい。鯖だ。今は鯖が旬。パックに入った小ぶりな鯖の切り身は200円。しかし捌く前の鯖を丸々買えば、切り身の倍はあるような大きさで同じく200円。しかもこっちの方が美味そうだ。自分で捌かなくちゃいけないが。鯖くらい頑張れば捌ける。水産大学出身だ。頭も内臓もなんのその。だが問題は包丁だ。我が家の包丁は哀しいほど切れない。あれでは鯖は捌けない。微妙に洒落になっているところも物悲しい。スーパーで己の無力さを嘆く冬の始まり。などと言いながらゆるりゆるりと陽のある時間を過ごす。夜からおもむろに仕事。プロットを書き台本を書きナレーションを書き企画書を書く。そんな1日である。
Dec.2(Mon.)
■激辛マニアのための激辛ソースという物がある。料理に使うというより、純粋に辛い物を求める人たちのためのソースで、特にアメリカでよく作られている。ある会議で激辛ソースの辛さランキングという資料を見た。1位は有名な「ブレア氏の午前5時」。以前、「買い物ブギ」でもやったが、この「ブレア氏」のシリーズはカップ一杯のスープに1滴の半分落としただけで辛くて飲めない激辛ぶりだった。しかし、今、書きたいのは辛さの話ではなし。ソースの名前についてだ。「ブレア氏の午前5時」というのも妙な名前だが、ランキングを見るとその他にも不思議な名前が並ぶ。
【怒った犬の復讐】【悪徳な毒蛇】
というのは、まあ分かるが、じゃあ、これはどうだ。
【ケツを叩いて几帳面だと呼んでくれ】
誰に向かって頼んでるんだ?しかも頼んでる内容も内容だ。こんな風な慣用表現でもあるのだろうか。あるいはこれはどうだ。
【チェツ君の怒りが消えた】
チェツ君って誰だ。

■今日という日。仕事たまりまくり。早起きしてスタジオ台本ロケ台本再現VTR台本を書きまくり、13時からの会議に1時間半遅刻して到着。会議は15時半に終わり、次の会議は18時。何とも効率の悪い話である。しかもいるのはお台場だし。18時から会議。終わって渋谷で開かれる「トーキング」の打ち上げに参加。年明けに地方公演があるが、とりあえずお疲れ様でした。二次会もあったが、ちょっと仕事も残っていたのでこっそり逃亡する。26時帰還。
 
Dec.1(Sun.)
■原宿クエストホールで【都市生活者カタログ・イッセー尾形】を見る。先日、イッセーさんの特番を一緒にやったディレクターに誘われて。場内は一種独特な雰囲気。いつも見に行く芝居とはどこか客層が違う。ロビーでは開演前からアイスや飲み物が配られ、フロアに車座になって談笑している人々もいる。いつもこんな雰囲気なのだろうか。公演の感想は省略。終演後、ロビーにイッセーさんが出てきてサイン会めいた物をするのも普段は見慣れぬ光景。その後、皆さん乾杯がてら飲みの行くというので厚かましくお邪魔。その席でイッセーさんのネタ帳を見せてもらう。芸人にとってもっとも見られたくない物がネタ帳だと思うのだが、こんなに気軽にみんなに見せてくれるとは。しかも解説付きで。貴重な体験である。話を聞いて驚いたのは、日々ダメ出しの後、演出家から宿題を出され、毎日色々と細かく変えているという話。しかも楽屋に入ってから考えるらしい。今日もあるネタのオチを昨日とは変更したそうだ。もっと色々話をお聞きしたかったが、残念ながら次の予定があり、わずか30分で失礼する。

■次の予定というのはシアターサンモールでハロホロシャグリラ公演【ロマンチック】の観劇。ハラホロは放送作家の中野俊成さんが主催する劇団。中野さんといえば今や芝居をする放送作家の代名詞。先日、「煉獄」をやる際に会議など休むと、「中野さんもそうだけど芝居は大変だね」とよく言われたものである。だが僕の場合はあくまで脚本提供。しかし中野さんの場合、演出をし、しかも劇団を維持していかなくてはいけない。大変さの度合いが違う。それにしても初日の朝5時まで稽古ってのはどんな芝居なんでしょう、とやや不安を感じつつ劇場に向かう。感想は例によって略すが、よくデキたシチュエーションコメディ。普段、この種の芝居を見る機会はなかなかないのだが、こういう風に書けばいいのかと学ぶこと多し。もちろん笑った。終演後、楽屋に行こうとすると、楽屋前には役者を訪ねる客が長蛇の列。制作の人が「〇〇にご面会の方」といちいち呼ぶのが何とも面白いが、「ご面会の方」と呼んでも誰も面会者がいないとちょっと淋しい感じがしてしまう。まあ、それはそれでおかしいが。楽日なので手短に挨拶して失礼する。

■今日という日。仕事が溜まりすぎ。早起きして企画書を書き、12時から五反田の編集所で打ち合わせ。移動中、目黒で和食屋で昼食を食べると、煮魚がゴムのようで頭にくる。何の魚だ?ゴムカレイか。以下、14時、18時半と↑のごとく観劇。その後、一緒に観に行った役者と渋谷で鉄板焼きを食い23時帰還。宿題の嵐が待っているが眠くて仕方ない。