Oct.31(Thu.)
【お知らせ!来週、水曜日から始まります「煉獄ノクターン」では観客を幅広く募集しております。僕宛にメールを頂ければ、チケットの方、ご用意しておきます。このページをご覧の皆さんのご来場を心からお待ちしております】

■知人の3歳になる娘・ぼんちゃんの話である。ぼんちゃんはひとりっ子なのだが、ある日、突然、「お姉ちゃんとお菓子を食べた」と言い出した。最初は通っている保育園にいる年上のコの話かと思ったが、どうやらそうでもないらしい。その後もぼんちゃんは「お姉ちゃんは踊りをやっている」「お兄ちゃんが遊んでくれた」など次々と不思議なことを言う。話をまとめると、ぼんちゃんにはどこか別の場所にお姉さんとお兄さんと赤ちゃんがいるらしい。どういうことなのだろうか?3歳児の作り話にしては一貫性があり、よくできている。あるいは幼児期には夢と現実の区別がつかないというが、それもまた今回のケースでは、一貫性という点において否定される。どういうことなのだろう?まるでぼんちゃんにしか見えない世界があって、そこに母親も知らない3人の兄弟がいるようじゃないか。
「大人になったら誰と結婚するの?」
母親の質問に娘が答える。
「ママとパパと」
ここまではよくある答えだ。だがその続きはちょっと違う。
「お姉ちゃんとお兄ちゃんと赤ちゃん」
どこかにいるのだ。

■今日という日。10時から芝公園で特番会議。13時から溜池で特番会議。その後、私用でバタバタ。夜、稽古場に行き、本番に向けて気合を入れてもらうべく食事会。
みんなで焼肉。25時半帰還。
Oct.30(Wed.)
■知り合いの役者が「暴れん坊将軍」にチョイ役で出た時のこと。受け取った台本を見るとその表紙には、馬を駆る将軍のカラー写真が印刷されていたそうである。

■今日という日。案の定、胃の調子が悪くて渋谷でお粥を食べて1日が始まる。14時からお台場で打ち合わせ。夢見る打ち合わせ。16時から溜池で会議。いつもよりもおとなしく。18時半、恵比寿で打ち合わせ。粛々。21時から西麻布のいわゆる隠れ家的な和食屋で親しいプロデューサー&作家と飯会。色々黒い話を聞く。それにしても段取りの悪い飯屋である。最悪。店員の態度も悪けりゃ、料理も遅い。しかし看板も出ていないにも関わらず店は満員。どうなってるんでしょう。と平凡なグチをこぼしつつ、24時半帰還。
 
Oct.29(Tue.)
■知り合いのある女性が家に帰ると、ポストの中に見慣れぬ紙袋が入っていたそうだ。開けると中には大人のおもちゃ。しかも使った形跡のある物だった。もちろん、彼女はすぐさまアパートのゴミ捨て場に捨てた。翌日、夜に家に帰ってポストの中を見ると、またしても大人のおもちゃがあった。どうやらゴミ捨て場から拾ってきたらしい。ということは送り主は同じアパートの住人かそれともずっと彼女の行動を監視しているのか。不気味になった彼女は紙袋ごとコンビニの袋に入れると、アパートからちょっと離れた場所にあるゴミ捨て場に捨てた。翌日、家に帰ってポストを見ると、当然のように大人のおもちゃはそこにあった。コンビニの袋に入ったままで。作り話のようだが、本当の話である。

■今日という日。16時から新宿で打ち合わせ。芝居関係。転換に使う音楽というか効果音を知り合いのミュージシャンに作ってもらうのだ。喫茶店でパソコンを広げながらアウトラインを決めていく。相手のパソコンにはシンセサイザーのソフトが入っていたのだが、画面にシンセの画像が出て、本物を扱う時と同じようにその中のスイッチ類を動かして操作するのだ。さらにクリックすると画像がシンセの裏面になり、これまた本物同様に配線が変えられる。これなら今までシンセを使っていた人間がすぐにパソコンに移行できる、ということらしい。その後、事務所に籠もって企画書を地道に書く。22時から芝居に出る久野さんに誘われて、八十田さん、最近上京してきた粟根さんらと飲む。途中からライブを終えたコング桑田さんも合流。関西演劇人に囲まれて、バカ話三昧。28時帰還。
 
Oct.28(Mon.)
■芝居の告知をするためにラジオのインフォメーションコーナの録音をした。どれくらいの時間で吹き込めばよいのか訊くと、「1分ぐらいで」と言われた。しまった、原稿を書いてくればよかったと思ったが後の祭り。普通の部屋でDATのマイクに向かって喋るにも関わらず緊張する。どうにか喋り終えると、担当者が驚いた顔をしている。
「さすがですね。ぴったり1分です」
100%偶然である。たまたま1分になっただけ。担当者もとりあえず「さすが」と言っただけだと思うのだが、こういう状況で「さすが」と言われるとどう反応していいのか分からず、ただただ半笑いになるだけなのだった。

■今日という日。13時から↑のごとくクラブキングで収録。帰りしな、近所のサンドイッチ屋で飯を食い、天気もよいので世田谷公園で食休み。キャンプ用の小さなコンロを持ち出し芝生の上でプチバーベキューをしているカップルがいる。18時からお台場で会議。急展開。停滞。急転直下。22時、歌舞伎町の焼肉屋で社長+事務所の作家陣での食事会。現在のこと未来のこと話は多岐に渡る。話し込むこと6時間。店を出たのは28時だが、他の皆さんはまだ飲みに行くという。さすがに完治の身ではないので、ここは涙を飲んで先に失礼。28時半帰還。
 
Oct.27(Sun.)
■芝居の稽古場に行く途中に【こんにゃく閻魔】という神社があった。こんにゃく閻魔。
怖いんだが柔らかいんだか分からない名前である。きっとそれなりの由来があるのだろうと気になったのだが、詳しく見る時間がなかった。こんにゃく閻魔。どんな閻魔が祀られているのか?

■今日という日。ネットドラマ「1+1」、ようやく決定稿を出す。予定よりかなり長くなってしまった。午後から芝居の稽古場へ。ようやく役者もセリフが入り始め、まあ、絵を描く過程でいえば下書きが終わった、という感じか。ここから色を重ねていく作業。あとは時間との戦いである。本日は稽古場に初演に出てくれたエディさんが見学に来る。せっかくなので女の子の衣装を選んでもらう。その手つきは老舗の呉服屋のようであった。終了後、舞台監督と装置・小道具の打ち合わせ。予算がないので、今度は金との戦いである。戦いだらけ。終わって、近所で飲んでいる役者陣と合流。軽く飲んだところで閉店。仕方なく、ご近所の役者と目黒に出て、今宵も「ルナ」。稽古を見ていて気になったところをいくつか指摘したら「そんなこと初めて言われました」。今回の芝居だけでなく、10年以上の舞台経験の中で初めて出される種類のダメだったそうだ。そんな物か。26時半帰還。
 
Oct.26(Sat.)
■ある番組のスタッフ数人で「抱きキャバ」に行き、女の子とキスした途端に舌に痺れを感じたそうだ。そして翌日、その全員の首筋が大きく腫れ、熱が出たそうである。まるでスカートを穿いた生物兵器。どこぞの国からの回し者かもしれない。

■今日という日。12時から恵比寿で会議。混迷。17時から芝公園で特番会議。順調。19時から渋谷のシアターDで故林さんプロデュースのコントイベント【絹】を見る。ゲストに【ガバメント・オブ・ドックス】が出るため。終演後、久々にエディ・B・アッチャマンさんと会う。実はエディさんは大阪で働くサラリーマン。今回も月曜日に東京出張予定を入れ、先乗りして本日の出演。スゴい話である。そのまま、打ち上げにお邪魔。芸人の卵、というより幼虫のような方々と飲む。それにしてもセンター街の「甘太郎」なんて入るのは十数年ぶりじゃないか(その頃は違う店だったけど)。週末ということもあって店内は大変なことになっている。トイレに行けば、小便器・洗面台、半分以上が目詰まり。しかも床には寝てる奴もいるし。とんだ無政府状態。25時半帰還。
 
Oct.25(Fri.)
■今日という日。早起きして病院に。ちょっと遠方なのだ。残念ながらまだ完治せず。本日から薬が一種類増える。薬局に行くと幸薄そうな女性薬剤師に「前のお薬だけでは効きませんでしたか」と言われ、いや、別に君が悪いわけじゃないんだ、という気分になる。その後、せっかくここまで来たからと実家に寄る。驚くほど黒猫が大きくなっていた。午後から溜池で会議。次の予定まで時間が空いたのでどうしようかと思っていたら、知人からお茶でも飲まないか?という誘いの電話。素晴らしいタイミング。それだけで嬉しくなる。渋谷の「花泥棒」で小劇場関係の色々な話を聞く。色々ある。17時半からNHKでラジオドラマの収録の立会い。う〜〜〜ん。「ラジオの時間」のような人がいました。どの役のことかは書けないけれど。20時から松濤でネットドラマの最終打ち合わせ。ディレクターから登場人物の細野・高橋という名は変えてもらえないかと言われる。台本を読んでいると、あの細野・高橋の顔と声が浮かんで仕方ないのだという。確かにあの2人を想像しながら読むとホンの雰囲気はかなり変わる。かといって役者の本読みも終わった今、役名を変えるというのもかなり問題がある。しかも理由が理由だ。どうする?先日の本読みの際、名古屋・石立の両氏から出たリクエストを踏まえてほぼその場で手直し終了。23時半帰還。色々あった1日である。
 
Oct.24(Thu.)
■久々に本を読んでいて背筋に戦慄が走った。【最後の宦官秘聞 NHK出版】という本。タイトル通り1996年に亡くなった最後の宦官に取材して書かれた本である。知らなかったのだが、貧しい者の中には宦官となるため幼い頃、親の手によって性器を切り取られる者も多数いるらしい。もちろん麻酔もなしの素人手術だ。本書の主人公もそうして宦官になった者の一人。切除の描写があるのだが、男として読んでいて背筋に寒気が走る。電車の中で読んでいたのだが、眩暈を覚えた。怖いもの読みたさの男性にはオススメの一冊。もちろん、それ以外の部分は非常に興味深い内容です。 

■今日という日。17時から麹町で会議。19時から三番町で特番会議。情報が集まりつつあるにつれ問題点が見えてくる。ということで予想外に長引く。帰途、松屋で哀しい夕食。思えば昨日も松屋に行った。まるで大学生のようだが、三軒茶屋に遅くまで開いている店がないのだ。24時半帰還。宿題少々。
Oct.23(Wed.)
■街中に貼られた看板で「皮膚科」の「膚」の字が「ふ」また「フ」と書かれているのはよく見かける光景である。皮ふ科。「膚」の字が読めないと困るという配慮か、それとも画数が多くて書きにくいのか。まあ理由は分からないが、この件についてもはやとやかく言うつもりはない。しかし、今日、見つけたこれはどうだ。
【芝浦ふ頭】
ゆりかもめの駅名である。今まで何度も乗っていたのに気づかなかったとは迂闊だった。芝浦ふ頭。何ともまぬけな字面である。「埠頭」と書くと確かに読めない者もいるかもしれないが、それを言ったらそれ以上に難解な駅名は多々ある。なぜ「ふ頭」なんだ。と思ってゆりかもめの窓から外を見ると、道先を示す看板があった。
「フェリーふ頭」
どうやらここでは「埠」の字は許されないらしい。
それにしても「皮ふ科」にしろ「ふ頭」にしろ、かならずひらがなにされてしまうのは「ふ」の字だ。そんなにひらがなの「ふ」が好きか。

■今日という日。12時からお台場で会議。16時から某代理店でネットドラマ「1+1」の本読み。時間ギリギリに着くと、すでに名古屋章・石立鉄男の両氏がいる。うわあ、老けたなあ石立鉄男。しかしそこには依然ある種の凄みが漂う。本読み開始。本日は軽く読み合わせるだけだが、随所に名古屋節・石立節が顔を覗かせ静かに感動。同時に自分が書いたセリフを目の前で読まれる緊張。冷や汗。読み終えて両氏から直接質問・提案などをされて受け答える。いよいよ緊張。お2人が帰って娘役の益子梨恵さん曰く「私、本読みの間、ずっと手が震えてました」。その気持ちよく分かる。メインキャストはこの3人+みのすけさん。今日を受けて若干本を直すことに。18時から恵比寿で会議。20時半から溜池で打ち合わせ。特番企画。23時帰還。
 
Oct.22(Tue.)
■ある病気になっている時に新たな病気になってしまった時、薬はどう飲めばいいのだろうか。先日から前立腺界隈の炎症を起こしているにも関わらず今度は風邪気味。
酷くなる前に風邪薬を飲みたいのだが、すでに炎症のための抗生物質を飲んでいる。果たしてこの状態でさらに風邪薬を飲んでいいのかどうなのかが分からない。だが、ここでしかし、と思う。
「炎症の菌を殺す抗生物質がついでに風邪のウイルスも殺してくれるのではないか」
だが同時にこうも思う。
「本来は炎症の菌を殺すだけでいいのに風邪のウイルスまで任されて、結果的に両方に抗生物質の手が回らなくなってしまうのではないか」
炎症も風邪も50%だけ治る。嫌だなあ。そう考えた途端、再び背部痛くなってきた気がした。

■今日という日。早起きして台本色々。11時半から溜池で特番会議。人には色々事情がある。忘れ物したので一旦帰宅すると、緊急の要件がメールで入っている。不幸中の幸い。あれ、この言葉遣いでいいのか?夜、芝居の稽古場に行く。後楽園にある町の集会場みたいな場所。行って驚いた畳敷きの大広間なのである。何とも緊張感がない。まだ役者がセリフを入れている段階なので特に言うこともなし。予想されていたことだが、やはり集客に苦労している様子。この規模の芝居は役者の手売りが集客の要となるのだが、いかんせん全員大阪人。東京に知り合いが少ない。ということでこれをご覧の皆様ぜひご来場を。トップページのアドレスにお申し込み頂くか、もしくは僕宛にメールを下さい。この宣伝文句、本番までしつこくここに書かなければいけないような予感。稽古終わって、一部の役者と飲む。セリフの細かい解釈などを聞かれて、それはそれで新鮮な体験。ご近所の役者ともう1軒飲んで25時帰還。
 
Oct.21(Mon.)
■その人は携帯に電話番号を登録することを知らなかった。お陰で不在着信しても残っているのは番号のみで誰からかかってきたのか分からない。だから不在着信の時は必ずリダイヤルしてこう言う。
「もしもし、誰?」
そんな彼が社内で携帯を失くしてしまった。そこで皆に俺の携帯を鳴らしてくれと頼んだ。しかし幾らかけても彼の携帯が鳴る気配はない。結局、携帯は車の中にあった。
安心した彼が電話を見ると、十数件の着信があり、もちろんそのすべてが誰からかかったものか分からない。そこで彼はリダイヤルする。
「もしもし、誰?」
その中には彼が見失った携帯を探すために頼まれて電話をかけた者が多数いる。だからリダイヤルされたところで要件はない。
「何でかけて来たんだ!」
自分でかけさせたことなどすっかり忘れて怒鳴った後、彼は電話を切り、またリダイヤルする。
「もしもし、誰?」

■今日という日。14時から近所のアジトで収録している「S21〜ダバダバダの夜」の録音を見に行く。出演者は山崎一さんと峯村リエさん。今回はその場で台本を書けとは言われなかったものの、事前に送ってあった台本をリハしながら手直ししていく。どうしても机で台本を書くと色々書いてしまう。それがマイナスなこともある。同じセリフの繰り返しでも役者の演技でニュアンスは変わるし、その方が面白いこともあるのだ。しかし、机に向かって書いている時はそれだと不安なので、色々書いてしまう。だが、結局はその色々が雑味となって、面白さを損ねていく。現場だから生まれる台本。スネークマンショーというのは元々そういう物だったのだ。16時、神谷町で会議。18時、お台場で会議。迷路に入る。もっと早く終わる予定だったので慌ててタクシーで帰還。
 
Oct.20(Sun.)
■ナイキのCMに【ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT SIDE OF LIFE】が使われているとは知らなかった。いつも人生の明るい部分を見て行こう。こう書くと何とも爽やかな歌詞だが、映画「ライフ・オブ・ブライアン」で使われた時は磔に処された人々がこの歌を歌う。この曲は確かイギリスで保険のCMソングに使われたはずだ。元ネタが分かっていてのこの起用。とても太っ腹な気がする。

■今日という日。尻に火がついた。午前中から飯を食う時間を除いて、ほとんどパソコンの前に。あ、嘘。水と牛乳を買いに行きました。それ以外はほぼパソコンの前。書いても書いても終わらない。ネットドラマ「1+1」。何故、もっと前からやっておかなかったんでしょう。と後悔しても遅い。自動書記装置と化して、ひたすらキーボードを叩く。こういう時はBGMの選定が重要。間違ったBGMをかけると集中力が落ちる。今日のBGMはウッディ・アレンの映画音楽のベスト版。繰り返し聞きながら書き継ぐ。19時、ようやく目鼻がついた所で緊張の糸が切れる。他の仕事をしたり。20時半に完全に電池切れ。気分転換に散歩。しかし外出すれば外は寒空。そこで思わず滅多に行かない漫画喫茶へ。「編集王」熟読。あまりに熟読しすぎて頭痛。帰還して夕飯。もう仕事はできない。自分の担当番組のチェックをして現在24時半。
 
Oct.19(Sat.)
■浅草出身のある芸人さんから聞いた話。昔、元気がなくなるとリポビタンDを血管に注射したそうである。そうすると一瞬元気になったそうだ。
「でもすぐにもどっちゃうんだけどね」
ということであったが。多分、瞬間的に血糖値が上がるせいか。それにしても無茶な話だ。

■今日という日。12時から恵比寿で会議。途中、腹が減ったので演出&作家陣はタコ焼きを買ってきてもらって、それを突付きながらの会議。16時から目黒で特番会議。スタジオ台本を書くのみ。粛々と終わる。明日は家に籠もるので目黒で食料を買い込む。野菜とキノコ。18時に帰還すると、まだ本調子ではないせいか、身体がダルい。ちょっと仮眠。起きて、ネットドラマの脚本を書き始める。主演は石立鉄男と名古屋章という渋さ。全五話。一話、7〜8分だが書くのに4時間かかった。ということは残り4話書くのに16時間の計算。そんなに気力は持ちません。
 
Oct.18(Fri.)
■検査は13時半から。昼食は抜き、トイレも我慢して病院に行く。まずはレントゲン。廊下で待っていると隣のレントゲン室から救急隊員が出てくる。中からは「痛い」の声。事故で運び込まれたのだろうか。レントゲン室に入る。忘れられた倉庫のように殺風景な部屋。こんな場所で1日中働いていたら憂鬱になるのではないか。レントゲン技師も大変である。腹部のレントゲンなので仰向けで撮る。臓器に位置を確認するために身体に触れるごとに「ちょっと触りますからね」と言われる。これは後で受けるCTスキャンの時もそうだったし、壁の注意書きにも似たようなことが書いてあった。技師に身体に触れられることで文句を言った人がいるのか、それとももしもの時の予防措置か。これもある種のインフォームド・コンセントか。続いてCTスキャン。CTスキャンというとよく頭から入る物を思い浮かべるが、今回は腹部なので、仰向けになってリング状の装置の中を移動して撮影するスタイル。最初は普通に1回撮影。続いて造影剤を入れての撮影。造影剤を注射しながら看護婦が言う。
「気分が悪くなったり、何か異常があったら言って下さいね」
そう言われるだけで早くも動揺してくる。と、お腹の辺りが暖かくなってくる。熱いぐらいだ。
「どうですか?」
このお腹の熱さは異常なのか?この程度のことは誰でも起ることなのか?言うべきか、言わざるべきか。
「お腹の辺りが暖かくなってきたんですけど」
「そうなる方、よくいるみたいですね」
どうやら異常ではないらしい。苦しくもないし。こうして造影剤を入れて、さらに2回撮影。これでCTスキャンは終わり。レントゲン室に戻って、もう一度撮影。そのまま写真が出来上がるのを待って、泌尿器科に戻る。レントゲン写真とこれまたすぐ出来上がってきたCTスキャンの写真を見ながら、医師から説明を受ける。まずはレントゲンから。
「石はないようですね」
結石の疑いは晴れた。しかしまだCTの断面写真がある。
「これを見る限り、私の印象では」
印象?印象って言い方は何だ?もうちょっと科学的な言い方はないのか?
「腎臓に異常はありませんね」
え?
「尿管の方も大丈夫ですね」
じゃあ、この微熱と背中の痛みの原因は?
「この膀胱の下あたりがもやもやしているでしょ。前立腺が炎症を起こしている可能性が高いですね」
前立腺。昨日とは打って変わって男らしい響きじゃないか。などとのん気なことを言っている場合じゃない。前立腺が炎症。何かいかにもヘンなことしましたって誤解されそうじゃないか。腎臓がヤバいかもしれない、ということで色々な方に心配してもらったのに、よりによって前立腺って。
「とりあえず抗生物質を飲んで、一週間ほど様子を見ましょう」
もしホントに腎う炎になっていたら入院の可能性もあったらしい。そういう意味ではよかったわけだけど・・・何やら拍子抜けな感じがしたのも事実。ということで今回の騒ぎはとりあえず終了。

■今日という日。病院に行くという大義名分で会議を2つ休む。19時から松濤で打ち合わせが1つ。何か妙に疲れた1日。22時帰還。
 
Oct.17(Thu.)
■初めは風邪だと思ったのだ。10日くらい前から夕方になると微熱が出る。しかし先週末ぐらいから、今度は腰の上の辺りに鈍痛を感じるようになってきた。元々運動不足で腰の具合はあまりよくない。単なる腰痛かと思っていたのだが、それにしては痛む部分がいつもと違う。身体の中が腫れている、そんな感覚があるのだ。内臓かもしれない。そう思い、今日、総合病院に行った。受付で症状を言うと、泌尿器科に行けと言われる。薄々そうではないかと思っていたが、やはり泌尿器系らしい。その病院では廊下が待ち合い室になっていた。泌尿器科のせいなのか、老人が多い。待っているだけで腰の痛みが強くなる気がする。診察を前に検尿。トイレでは気づかないが、紙コップに摂ると、尿が濁っている。どこかが炎症を起こしているに違いない。それからさらに待つこと1時間。ようやく診察室に通される。簡単な問診の後、腎臓のエコーを撮られる。
「尿路が炎症を起こしていますね」
診断の結果を簡単にまとめると、どこからか細菌が入り、腎臓と膀胱を繋ぐ尿路が炎症を起こしているらしい。もしかすると菌が腎臓まで入っていて腎う炎になっているかもしれないということだった。しかし、何故そうなったかは不明。疲れや冷え、極度に排尿を我慢したなどの理由が考えられるそうだ。間違っても無理なセックスによるものとかじゃないから念のため。
「男性では珍しいですよ」
とも言われる。膀胱炎から尿路が炎症を起こすというケースが多いらしい。膀胱炎といえば女性に多い病気。そういえば知り合いにも腎う炎で苦しんだという女性がいた。
「血液検査で炎症の具合を診て、あともしかすると石ができているかもしれないので、念のためにCTを撮りましょう」
おお、出たCTスキャン。ついに俺にもその日が来たのか。こういう物は早いに限る。ということで無理言って明日の午後の予約を取る。果たして、この腹の中で何が起こっているのか?明日に続く。

■今日という日。午前中から会議があったが↑の事情で休む。休んだのは医学特番。何とも皮肉な話である。一旦、戻って仮眠。とにかくすぐ疲れてしまうのだ。17時から麹町で会議。トキワ荘の人が来ていました。微熱が出る前に急いで帰還。長時間座っているにも辛いのであまり宿題も出来ません。すいません。
 
Oct.16(Wed.)
■定年後、海外で暮す人が増えている。そこでJETROが出している国ごとの暮しやすさの比較というリストを見た。物価や住まいなどの条件並ぶ中に「医療」という項目があった。老年であれば医療の充実度は暮しやすさに欠かすことはできない。レベルは一流・二流・三流の三段階に分けられている。それにしてもスゴい段階名だ。三流って随分な言い方じゃないか。気になる三流と呼ばれる医療の内容は。
【簡単な治療は受けられるが、手術となると遠慮したい】
遠慮したい、という書き方にその国に対する微妙な配慮があるようにも見えるが、それ以前に「三流」って言ってしまっているからなあ。ちなみに「三流」と書かれている国は・・・フィジー、コスタリカなどである。

■今日という日。14時半から新橋で打ち合わせ。ネットドラマの出演者、益子梨恵さんと会う。16時からお台場で特番会議。色々あってこちらに来てしまったので会議を1つ休む。すまん。20時から目黒で特番会議。さあ、今日もこのあたりから発熱。座っているのも辛い状態。ヘロヘロになって22時半帰還。動けないので眠る。
 
Oct.15(Tue.)
■芝居稽古の初日、本読みということで稽古場となるオリンピックセンターに行く。よく横をタクシーで通るが、入るのは初めて。不思議な空間である。無駄なスペースが沢山あって、建物のデザインも独特。まるで人気の少ない博覧会会場のような感じ。いつもこんなに人気がないのか。ならばぼんやりしに来るにはよさそうな所ではある。カルチャー棟という建物があり、その中で本読み。ここには小さな稽古場がズラリと並ぶ。お陰で廊下を歩いているとバレリーナ姿の男と出会ったりする。隣の部屋を使っていた団体は【ひょっと乱舞】だ。何ともふざけた名前である。何をやる集団なんだ、ひょっとこ乱舞?かと思えば、「ボーイスカウト〇〇支部」という名前も見受けられる。しかしこうなると本当にボーイスカウトなのか、それともそういう名前の劇団なのか分からなくなってくる。劇団ボーイスカウト練馬支部。ありそうである。途中、棟内の食堂に行く。本当はレストランなんだろうが、食堂と言った方がふさわしい感じ。懐かしい匂いがした。学生時代行った合宿所の食堂の匂い。窓の外には秋の夕暮れ。何だかとてもしみじみとしか感じになったのだった。

■今日という日。12時から渋谷で会議。14時から↑のごとく本読み。21時に終わって、初日ということで飲みに行く。だが、この辺りから急激に体調悪化。非常に申し訳ないが中座して帰宅。23時帰還。
 
Oct.14(Mon.)
■たまたま教育テレビでやっていた高校生の合唱コンクールを見た。面白い。何であんな顔して歌うんだ合唱部。ある者は大きく目を見開き、ある者は口を大きく突き出し、またある者は目を細め陶酔の顔で歌う。歌に表情をつけるためなのかもしれないが、何もあそこまで面白い顔することはないじゃないか。アップになると爆笑物である。特に埼玉の某高校は生徒のインパクトも強く最高だった。

■今日という日。18時からお台場で会議。その場で台本を書いていく羽目になる。23時から三宿のラ・ボエムで打ち合わせ。NHKでやるイッセー尾形さんの特番。24時半帰還。
 
Oct.13(Sun.)
■耳占いをやってもらった。それによると僕は「発信者」の相であるらしい。また別のある人は「受信者」の相だった。どう判断するのか?大まかに説明すると、耳たぶが大きい、つまり福耳がちな人は「受信者」、逆に耳たぶが小さく上に鋭く上がっている人が「発信者」なんだそうである。何とも分かりやすい占いである。実際はさらに細部の形によって色々あり、ちょっと離れた席にいたある人の耳は「とても本人には言えない」相だと言っていた。一体、どんな相なんだ?

■今日という日。16時から六本木で台本打ち合わせ。19時から中野ザ・ポケットで【ペンギンプルペイルパイルズ公演『握手したら指を数えろ』】を見る。昔、「大人計画」にいた山本密君が名前を変えて出ていた。以前「箱庭とピクニック計画」の演出助手をやった折に面識はあるのだが、かなり前のことなので忘れられているだろうと思ったら向こうから声をかけられて驚く。その他、知り合い数人に会う。終演後、関係者と中野の居酒屋へ。さらに親しい制作さんと下北沢で飲む。26時半帰還。
 
Oct.12(Sat.)
■あるディレクターがギックリ腰のせいで痔になったそうである。どういうことか?ギックリ腰になる。トイレに行けない。ウンコを我慢する。4日我慢した。ウンコが固くなった。お陰で痔になった・・・そうだ。

■インフルエンザのウイルスは1年間に人間でいうと400万年分の進化(変化)を遂げるそうである。400万年前の人類といったら、ようやく二足歩行を始めた頃ではないだろうか。あの頃から今に至るまでの進化をわずか1年で果たすインフルエンザウイルス。しかし何年経っても所詮はウイルス。自分だけで増えることはできない。スゴいんだかスゴくないんだか。でもその急速な変化のお陰で特効薬ができないのも事実である。

【テレビの黄金時代・小林信彦】【筒井版・悪魔の辞典】を購入。

■今日という日。相変わらず妙な体調。14時から恵比寿で会議。編集が押しに押して演出現れず。17時から芝公園で特番会議。そろそろ本格始動の予感。早めに終わったが体調もすぐれないのでデパ地下で食料を買い込んで20時半には帰還。本当は夜中に取材をしにBarに行こうと思っていたが、熱が上がり始めたので断念。早々就寝。
 
Oct.11(Fri.)
■今朝の読売新聞。ノーベル化学賞をとった田中さんに関する記事でこんな見出しが。
【ソニー落ちた田中さん】
就職の際、第一志望のソニーに落ちて、島津製作所に入ったという内容なのだが・・・ソニーにしてみればちょっと気分悪くないか?わざわざそんなこと書かなくてもいいのにと思うはずだ。別に具体的に会社名を書かなくたって・・・。この記事を書いた記者はソニーに何かあるに違いない。vaioの調子が悪いとかね。

■今日という日。13時から麹町で会議。15時半から神谷町で特番会議。本日は古舘さんも参加。会議の本筋とは関係ないが、古舘さんから聞いた「あの人」の話に爆笑。残念ながら書けないけど。20時過ぎに、渋谷で芝居の打ち合わせ。夜から体調が悪くなる。微熱。風邪か?それにしても妙な熱の感じ。24時半帰還。すぐさま眠る。
 
Oct.10(Thu.)
■商店街の入り口の道端に花は供えられていた。こんな所で事故があったのか?と思う場所である。花は随分前に供えられた物らしくすでに枯れている。枯れた供花とうのは何とも気分悪い。自縛霊がいるようじゃないか。供えるのはいいが、供えた人は時期がきたら回収してもらいたいものである。それともここは事故が起り易い場所ですよ、という警告のメッセージか。そういえば、ある知人はバイクの運転中、何かの拍子で道端に花を供えるために置いてあった瓶が目の前に転がってきて、危うく事故を起こしそうになったそうである。知人は苦笑して言う。「今度は俺が花を供えられるところだったよ」

■今日という日。突然、秋が来た。この空気。温度と湿度、陽射しまですべてが秋だ。そんな心地よさも手伝って、予定よりも早く芝居の台本を直し終わる。当初は3分の1程度書き直すつもりだったが、色々考えるうちに細部の手直しに留まった。一度組み立てた物を大幅に書き直すには体力がいると痛感。村上春樹は「海辺のカフカ」を2回だか3回だか全面改稿したということだが、それもまたスゴい話である。体力のなせる技。俺も真似て走るか。1日100メートル。細部の手直しで一番苦労するのは、大阪版にも出演した2人だろう。一見同じように見えてセリフの順番がやや変わっている、語尾が変わっている。混乱するに違いない。15時半、17時、18時半とすべて麹町界隈で会議&打ち合わせ。最後の1つは年末特番。白紙の状態だったが、2時間も話すうちに幾つか企画の目鼻が立つ。人間やればできるものである。その勢いを駆って、松濤でネットドラマの打ち合わせ。21時から始まって終わったのは25時半。デニーズで飯食って、26時半帰還。
 
Oct.9(Wed.)
■今日という日。13時から某代理店でネット絡みの打ち合わせ。打ち合わせに使った部屋はモニターを集めてグループインタビューをする時、こっそりとモニタリングできる仕掛けのある部屋。と書くと何やらすごそうだが、マジックミラーもカメラもバレバレ。もう少し巧妙に作った方がいいんじゃないか。17時から溜池で会議。相変わらずバカ暴走。19時半から恵比寿でラジオの会議。粛々。20時半、目黒で特番会議。特記することもなく静かに終わる。そのままデスクを借りて、締め切りは半日過ぎている台本書き。どうにか終わって、プロデューサーと目黒の「ルナ」で飯。何となく内臓の調子がよくないのでしばし禁酒。ということで飲み屋に行ったにも関わらずペリエだウーロン茶だ飲んですごす。27時帰還。
 
Oct.8(Tue.)
■旅客機のパイロットは自動操縦中、何をしているのだろうか?国際線ともなればかなりの時間。特にすることがあるとも思えず退屈なはずだ。しかし、確か操縦室内の会話はすべてボイスレコーダーに録音されているわけだから、あまりバカな話もできないだろう。万が一事故があった時、すべて聞かれてしまう。しかも事故対策本部とかの堅苦しい席で。「ブサイクなおっさんのおカマ掘るのと、巨根の美少年におカマ掘られるのとどっちがいい?」とか。さすがにそんな話はマズいだろ。だからといって誰に聞かれてもマズくない会話をずっとしていても面白くあるまい。操縦席でパイロットたちはどうやって時間をつぶしているのか。ご存知の方がいたら教えて下さい。

■今日という日。明け方、目が覚めて眠れなくなってしまい七転八倒。仕方なく、明るくなるまで仕事して二度寝。疲れる。12時から溜池で特番会議。収録まだ1ヶ月半しかないが、2回目の特番なので目鼻がついいる分、気が楽。時間が空いたので指圧に行く。首が凝っていると言うと、まず腰から揉まれる。筋肉が繋がっているのだ。17時から麹町で担当回会議。あとはロケに出るだけ。20時に帰還して、尻に火のついた芝居の台本直し。大幅な筋は変えないが、前回転換も何にも考えず書いて役者が苦労したところ、その他、語頭・語尾など気になるところを細かく修正。と、知人からSOSの電話。ひと段落ついたところだったので、下北沢まで出て行って、軽く飲む。空腹だったせいか、いつもより酔いが早い。26時半帰還。
 
Oct.7(Mon.)
■我が家の近くにバイキングがウリのケーキ屋がある。今日、初めてその店に入った。テーブルに着くなり、その上に敷かれた注意書きを見て驚いた。
「ケーキを持ち帰るのは万引きです。見つけた場合は警察に通報します」
「残した方は店員にお知らせ下さい。あまり多い場合は別料金を頂きます」
いきなり食欲を失くさせる注意書きである。注意書きというのは実際にそういうことが頻繁に起きたからこそ生まれる。この店でも、かつて多くの人がケーキを持ち帰り、あるいは大量に食べ残したのだろう。だが、3つめのこの注意はどうだ。
【このようなことをしている人を見かけたら、こっそり店員に教えて下さい】
告げ口しろというのだ。こう書かれているからといって、実際に告げ口する奴がいるとも思えないが、そもそもそんなことを客に頼む店の姿勢が理解できない。そんなに手前のケーキが大事なら監視カメラでもつけとけ。というかバイキング自体止めたらどうだ?

■今日という日。起きると激しい雨。しかし台本書きをしているうちに雨はあがり、蒸し暑くなる。どういう天気だ。知人と近所の蕎麦屋で昼食を取る頃には、半袖半ズボンでも暑いくらいの気温。ついついビールを飲む。前から気になっていた「そばビール」。そばビールと言いながら実はアメリカ製。しかも単なる発泡酒でした。つまらん。18時からお台場で会議。長い。24時半帰還。宿題山積み。
 
Oct.6(Sun.)
■今日という日。梨食う日々。豊水が美味しい。午前中から台本書き。午後は年末特番のプレゼン用想定台本書き。医学特番。数百枚もある資料と格闘。お陰で脱毛のメカニズムについてかなり詳しくなる。抜け毛のことは俺に訊け。リアップの原材料はミノキシジルという物質。ミノキシジル。ジルって響きが日本語っぽい。漢字で書くと蓑喜志汁か。何だ、そりゃ。18時から下北沢・本多スタジオで【リボルブ式公演『非国民爆弾or遁走』】を見る。知人が出ていたので。終演後、楽日ということもあって出演者飲みに行くこともなく、一人カレーを食って早々21時には帰還。先延ばしてにしていた宿題が山積み。今夜中に片付けないと大変なことになる。
 
Oct.5(Sat.)
■今日という日。吐き気がするほど首筋がこっている。枕のせいか。12時から恵比寿で会議。その途中に次の打ち合わせを延期してほしいとの連絡が入る。夕方一時帰還。どうにもこうにも身体がだるくて仮眠。2時間眠って、MLで脚本を書こうという新たな試みのための第1回目を書く。僕が言い出しなので。しかもこの脚本、セリフはすべて既存の本・映画からの引用の言葉というのがルール。2つイイ言葉を見つけても間を繋ぐ1つが見つからず難渋。21時から五本木のカフェでネットドラマの打ち合わせ。話すうちに相手が僕の中では半ば伝説となっている深夜番組「ギグギャグゲリラ」内の「オルタネイティブ・ブルー」を作っていた人だということが分かる。ケラ氏とは学生時代から知人で・・・ということらしい。どうりでその辺りの人脈に強いはずである。さて問題のネットドラマ、どんな人に脇役を頼もうかと小劇場系の役者の名前を挙げていると「オーケンは嫌いだったけど、みのすけは結構好きだった」の声。見るとちょっと小太りの女が2人声高に初期の筋肉少女帯の話をしている。立場は違えど、話の内容は微妙に被っている。こういう状況はとても居心地が悪い。さらに2人の口からは「劇団健康」「有頂天」「宮沢章夫」・・・と思ったらいきなり「仁鶴」。どういう趣味の女たちなんだ?24時帰還。
 
Oct.4(Fri.)
■タクシーに乗って1300円の料金のところで1万円札を出した。お釣りをくれる時、運転手に
「5000円が入ってもよろしいですか」
と言われた。しかし、「全部1000円札ですいません」と謝るのならともかく、8700円のお釣りなら5000円札が入るのは普通である。何が「よろしいですか」なのか分からない。

■今日という日。11時半から麹町でスタジオ台本打ち。今週は担当回がかぶりまくり。尻に火がついて会議1つ行けず。すまぬ。それにしても今日は蒸し暑い。静かにバテる。17時、某代理店で打ち合わせ。19時半、芝公園で特番会議。話は進んだが、山のような資料を渡され、月曜日までにプレゼン用の構成案を書かねばならない。作家陣の中で僕が一番年少なので仕方ない。夜になっても蒸し暑い。22時半一旦帰還。難問会のMLに流すための原稿を書く。言い出しっぺだから仕方ない。24時から三宿で芝居のスケジュール打ち合わせ。まあ、飲み屋でだけど。「Nuts Bar」。さすが週末、とても混雑。
 
Oct.3(Thu.)
■海外の兵器コレクターの中にはとんでもない金持ちがいるそうだ。あるコレクターは地対空ミサイルを購入。手元に置くだけでは満足できずに実際に飛ばしてみたそうである。しかし飛んでいく先も自分の私有地内なので全然大丈夫だった・・・という話なのだが改めて見るとちょっと眉唾な話だ。どういうルートでミサイルを入手したのか?ネット上に出回っている話ということなので本当ならばあまりヤバいルートではないはずだ。そもそもそんなルートがあるのか?ちなみにこの話には続きがある。地対空ミサイルを飛ばした話をまた別のコレクターに話したが相手は全然羨ましがらない。どうして?と訊くと、そのコレクターは平然として答えた。
「俺はお前が飛ばしたミサイルを迎撃するミサイルを持ってるんだ」

■今日という日。体調不良。15時から麹町でスタジオ台本打ち。17時から会議。終わって渋谷の西武の地下で京風うどんを食う。味がない。20時からCLUB KINGで打ち合わせ。ダイヤモンド流通のカラクリから暴走族ばかり撮り続けるカメラマンの話までその内容は多岐に渡る。22時から目黒で特番会議。24時に終わって、すぐ近くで知人たちが飲んでいるので顔を出す。30分で帰るつもりが2時間もいてしまって反省。
 
Oct.2(Wed.)
■このままいけば破局になるのではと思うほどのカップルの激しい口論が、ひょんなことから急に終わることがある。あるカップルの場合、喋っている途中、どういうわけか彼女の鼻から鼻ちょうちんが出た。マンガのような鼻ちょうちんだ。それを見た彼氏が思わず笑い出してしまって口論は終了。また別のカップルの場合、追い詰められた彼氏は傍らにあった一升瓶を掴むと自分のコップに酒を注ぎ、そしていつもよりちょっと強めの力で床に置いた。その途端、一升瓶が割れた。あまりのことに思わず吹き出す彼女。これで喧嘩を終了。ちなみにこの2人は後に結婚し、今は2人の子供の親である。

■今日という日。台風一過。7時に目が覚めてしまって、とりあえずナレ書き。終わって二度寝。13時から某家電メーカーへ。今度やるネットがらみの仕事はこの会社のページなのだ。それにしてもデカい会社だ。1階には驚くほど無駄な空間があり、そこが企業の余裕を感じさせる。フロアに行くと、まるでテレビドラマに出てくる会社のようにみんな机を並べて仕事をしている。ちなみに書いていった2案のプロットのうちにGOになったのはやはり押さえで作っておいた無難な方。個人的に面白いなあと思っていた方はボツになりました。いつかどこかに転用しよう。さらに今日の打ち合わせで先方から1回のOA時間に関する要望が出、全体的に最初思っていたテイストと変える必要が出てきた。15時から神谷町で会議。明日のための特番会議。予定よりちょっと押してしまったので1つ会議行けず。すまん。19時からスペースゼロでAGAPE Store公演【Big Biz】を見る。終演後、出演者の皆さんと居酒屋へ。ここではAGAPE恒例のクイズ大会!ってよく毎回飽きずにやってるなあこの人たちも。まずはキッチュさん出題の動物クイズ。携帯の辞書機能(I-modeか)を使い、ある動物に関する説明を読む。で、それが何の動物か当てるという単純なクイズだがここを読んだら分かってしまう、という所を伏字にする匙加減が上手くてかなり盛り上がる。もう1つ、これは出演者の一人粟根さんが考え出したシステムが面白いクイズ。深夜ならこれで番組できるなあって思えるほどよくできた遊び。やっていても楽しいし、多分見ていても楽しいと思う。だから内緒だ。知りたい人は粟根さんの日記を自力で探し出して読んで下さい。詳しく書いてありました。
 
Oct.1(Tue.)
■「ヒロポン」というのは「ケロリン」のような商品名だと思っていた。疲労がポンと回復するからヒロポン、とか何とか。でも違った。ヒロポンがギリシャ語で「仕事好き」を意味するそうだ。ヒロポン=仕事好き。響きと意味が大きく乖離している。

■今日という日。8時に起きてネット用ドラマのプロットを書く。やはりいざという時のためにもう一案欲しいと言われたので。う〜む。12時から溜池で特番会議。16時半からお台場で収録立会い。災害物だが、サブにいるとVTRの横で台風のニュース中継が映っていて奇妙な光景。ゆりかもめで移動。台風がヒドくなるとお台場は大変なことなる。それを避けるために皆早々帰宅したと見えて、車内は空いている。20時から麹町で会議。終わって外に出ると激しい風。移動中に雨が降ってきたら嫌なのでタクシーで帰宅するが、結局、大して雨は降らなかった。損した気分。22時半帰還。昨日締め切りの台本をいそいそと書く。