2000年9月19日
「今週は短いのを2本立て♪」
 前回の私の酔ったうえでの失敗話コラムを読んで親身になって心配するメールをくれたすべての方々、どうもありがとう。この血も涙もない「人生まるごとボッタクリ」された不幸なヒトだらけの東京砂漠で海より深く感謝!
中には「記憶なくなってるうちに、もし人を殺してしまったらどうするの!?」とマジ心配してくれた、直美さん。そこは大丈夫。私、ヒトの血を見るのが死ぬ程キライ(2時間ドラマのちゃちな殺人シーンでも、できれば見ないようにするくらい)なので、刀傷沙汰にだけは巻き込まれないようにしているので。

 でも、知り合いのベテラン作家さんが、下北沢のド真ん中(「トラブルピーチ」って名のBAR知ってる?アソコの裏手の人気のない駐車場)で、バタフライナイフ、バリバリのオヤジ狩りに遭遇。5万円とられたりしてるので、飲む時は気をつけないとね♪

 体調ワルワル&持って生まれたサボリ体質で、今週もスケジュールがグダグダの私。今週は、ショートショートを2本立て。皆様にお聞きしたかったことを書く。

『陰毛論』
(下品度120%。下品キライな人は読まないほうが・・・)

 ある夏の昼下がり、その陰毛は軽やかに、そしてさりげなくその体を横たえていた。
「会議室の机の上に陰毛が・・・・・」
重要な番組の構成会議、ADが会議前に配った真白いコピー用紙の上に1本の陰毛が抜け落ちて、白と黒のコントラストも鮮やかに佇む。
「いったい誰の・・・?」
 その紙の置かれた席にはベテラン作家にありがちなジャージ姿のT先生が座っていた。(彼に言わせればジャージはジャージでも上下で5万円する特注の逸品らしい)
 どう見てもそのチリチリしたξなフォルムは下の毛である。整然とした会議室の中、たった1本のアンダーヘア。しかも男性のである。
 私の心の中に浮かびあがるひとつの感情。
「キチャナイ・・・・・・・。」
 何故、愛する女のあんな汚いところをベロベロとなめまわしたうえ、口の中から歯にはさまった1本のアンダーヘアが出てきてもヘッチャラなのに、男の、しかも他人のチン毛は汚く感じてしまうのか。
 甘辛く煮たおいしそうなヒジキを口いっぱいにほおばった瞬間、それがすべて男のチン毛だったとしたら・・・。嗚呼、考えただけで背中に悪寒が走る(だったら考えるなよ!)
 私のことを言えば、どんなにソウジしても、私の部屋には必ず1本、陰毛が落ちている。コロコロクリーナーであんなにコロコロしたのに・・・・。別に裸で歩き回ってるわけではない。そりゃ私のは剛毛であるが、それにしても不可解だ。私は1本の陰毛を指先でつまみあげたあと、ゴミ箱を探して見つからなかったため、元のパンツの中にそっと戻したコトがあるんですが、皆さんはどうですか?

 泉谷しげるの名曲「ヘアスタイルは思想である」────この一面の真理を的確につくコトバをかりるならば、「アンダーヘアはモラルである」 by サメハダ
 人は陰毛を考える時、自らの持つ社会的モラルと対面するのだ(バリバリ!)あっ、股間をかきむしっちゃった♪そうか、このクセがオレの陰毛ぬけおちてる原因か(笑)

↓お題エッセイ(sakuyamaさんからいただきました) 

『持病』

私の持病。それは「ジキルとハイドな人づきあい」とでも言いましょうか。私、酔っぱらってバンドのライヴや、劇団の打ち上げに勢いで乱入。そこのメンバーや劇団員の人と思いっきり飲み、唄い、騒ぎしたうえで、翌日、「会ったコトしか覚えてない」事がよくあるのだ。そう、酒がしこたま脳内に流入した結果、「とっても人なつっこくて強気のハイド氏」が、昼間の「いい年して初対面の方には未だに人見知りしてしまうダメダメなジキル博士」である自分と入れ替わってしまうらしい。
 そのため、次にシラフの状態で、その人と再会した時に、
「アレッ、この前一緒に飲んだような気が・・・?でも具体的な記憶がゼロ。何を喋ったのかまったく覚えていない、どうしよう?どうしよう?挨拶だけでも返さなきゃ」
と心の中でグルングルン考えているうちに、なぜか機会を逸してその人のことを無視してしまうことがままあるのだ。
 当然、相手は「スッゲー感じ悪い!」よな。で、ビミョーに2人の間が悪い空気になり、そのとてつもなくイヤな関係がもう何年も続いている人が何人もいる。
「あいつ、酒の席であんなにもう10年も友達みたいにしゃべってたクセに昼間会うと無視かよ!?」
────下北沢の街角とかでバッタリ会ってそういう顔されると、とてもツライ。でも今さら「ゴメンね」も言えずにいるダメな自分・・・・・。
 例えばタレントの吹越満さん。日テレのお天気予報士の木原さん。ラッパーのECDさん。ロッカーのロリータ18号のメンバーの皆さん。もしこのページをのぞいてたら(多分そんなことないだろうけど)長年の無礼をお詫びします。すいませんでした。

 そんな私の人づきあいの持病。ある日のこと、自宅に一通の手紙が。そこにはこう書いてあった───「キミみたいな友人想いの奴はいない。あの夜、キミと飲んで言われたアドバイスは一生忘れない!ありがとう!!」───私、その人と飲んだコトはおろか、会ったコトさえキレイさっぱり忘れてしまっていたのだ。今さら、こんなに感激してくれてる相手に「えーアタシ、何話しましたっけ?」などマヌケすぎて聞けるハズもなく・・・・。もう1人のオレがそいつに何をどうアドバイスしたのか?
 鮫肌文殊、真夏の夜のミステリーなのでありました・・・・(ちょっと怖い♪)


さて、2本立てどうでした?投票&お題、大ボ集中!
個人的に考えるところのあったテーマで書いたので、皆さん自身の意見もおしえてほしいものだが・・・・。
じゃ、また来週!アディオ〜ス!! 

それじゃ、また来週!今回は缶ビール1本で書きました。今からムチャ飲みします♪皆さんからのリアクションお待ちしてます!!